映画はいいぞー!

面白いし、楽しいし、泣けるし、仕事のモチベーションも上がるんだ。なんだか最近仕事のやる気が出ないとか、理由はわからないけど辞めたいとか鬱屈している人に見て欲しい! 僕が見て個人的に気に入った、仕事のモチベーションが上がるおすすめ映画を6本紹介したいと思います。

おまけもあるよ。

海外版・倍返し? 『モンスター上司』

8年もの間、早朝から深夜まで働きづめだったニック。

彼は上司&取締役のハーケンにイジメを受け続けていた。長時間労働を続けたことへの我慢、ハーケンに対する我慢は限界を迎え…。仕事で多大なストレスを抱えているデールやカートという仲良し2人と共に、上司への復讐を誓ったんです!

「3人それぞれの上司を、交換殺人しよう!」

日本だと「倍返しだ!」が流行りましたよね。それをもっとエキセントリックに、過激にした感じの映画なんです。

見どころは「3人がどんな仕打ちを受けているか」を語る前半と、弱みを握り「さあこれから殺すぞ!」というところからどう転がっていくのか。上司に不満を抱いているすべての人に、見て欲しい映画です。

トチ狂った男のヤベエ生き様『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

「狂っている」という言葉が、これほど当てはまる映画を僕は知りません。

これは、実在した株式ブローカーであるジョーダン・ベルフォードの人生を描いた3時間にも及ぶ超大作です。作品の内容を端的に表す言葉は、「MONEY・SEX・DRAG」という非常に下品なもの。

「一攫千金! とにかく稼ぎたい」と考えていたジョーダンは、ウォール街のある証券会社に就職します。

しかし、就職してトレーダーデビューを飾る予定だった日、ブラック・マンデーが起こる。失業し、レストランで出会った人材を雇い株式会社を設立し、クズ株を巧みに売りつける商法を確立させました。

巨万の富を得たジョーダンが会社をいかにして大きくしていくのか? というビジネスマンの成功物語のようでもあり、ハチャメチャなジョーダンの人生を楽しむ「お下劣エンターテインメント」でもある映画です。

…とまあ語ったけど、初見のときの僕の感想は――。

「こいつヤベエ…すげえ」だけでした。

心からやりたいことは躊躇うな『イエスマン”YES”は人生のパスワード』

「やりたい」と思ってもリスクを考えて「NO」と言い、友人の誘いにすら「NO」と言い続けた主人公カール。このままでは孤独死だと旧友に連れられて行ったセミナーで、「すべてのことにYESと言わなければ災いが起こる」と言われてしまいます。

「バカな」と思いながらも、偶然にも災いが重なったことから彼は完全に「YES」に洗脳されてしまうように…。

自分が働いている銀行の融資はどれだけ小口でも「YES!」、心底嫌なことにも「YES!」と答える。

人生は明るくポジティブになり、恋人も出来て出世もしました。

しかし、この映画が本当に伝えたいことは「なんでもYESと言うこと」ではなくて、「自分が心からやりたいと思うことは躊躇うな」ということ。「YES」で成功してからどう堕ちていくのかが、見どころです!

「ほかにやりたい仕事があるけどどうする?」という問いに、思わずYES! と答えたくなる作品ですねえ。

辞書編纂に命をかけた仕事人生『舟を編む』

ここにきての邦画!

これは、新しい辞書を編纂することに命をかけた人たちの、物語です。

辞書作りには十数年という年月を要します。途方もなく地味だけど、そこにかけた人たちの想いはマグマのように熱いんですよね。向いてない営業に配属されたマジメという主人公が、辞書編集という天職と出会い、辞書を完成させるまでのお話を熱くもしっとりと描いてくれています。

辞書編集部たちの熱さに感化されて仕事がしたくなるし、向いている仕事をすることの楽しさを教えてくれるし…。

今の仕事が自分にとってどういうものか、悩んでいる人に見せたい映画と言えます。

テレビアニメも放送されましたが、個人的には実写映画版の方がオススメです!

今を幸せに生きる『サマータイムマシンブルース』

過去を変えようとする、タイムトラベルもののSFコメディ映画。

「昨日SF研究会のクーラーのリモコンが、壊れた! 今は真夏なのに…」

嘆いているSF研究会の部室に、何故かタイムマシンが現れます。研究会の面々はタイムマシンに乗って壊れる前のリモコンを取ってくるという、なんともまあしょうもない行動に出る!

しかし、そのせいで全部消滅してしまうかもしれないという大ごとになってしまいます。

何度も何度も呆れるほどタイムトラベルを繰り返し、世界を元に戻そうとするという映画です。

この映画の凄いところは「本格的なSF理論」を用いて、「因果律」「自由意志」などの難しい問題までしっかり描いているところ。そういう真面目さを全部ドタバタなコメディに昇華し、筋道のあるストーリーに仕上げているところです。

「タイムマシンだ! リモコン取りに行こう」というところから、バカ映画だと感じる本作…。

しかし、「過去は決して変えられない」という深いメッセージ性もあるんです。

「今を幸せに全力で生きるため、どうしたらいいのか」ということを、僕たちに考えさせてくれます。

番外編:生きがいとは? 博多・明太子の祖の物語『めんたいぴりり』

最後に、番外編!

映画じゃないけどオススメな『めんたいぴりり』の話をしようじゃないか。

主演・博多華丸というだけでなんだか面白いこの作品。明太子を初めて日本で作り上げた「ふくや」の創始者の人生を、面白おかしくも涙ありな構成で仕上げています。

戦争が終わった後、博多の中州で「ふくや」という商店を営んでいた主人公たち。従業員全員家族という温かい職場を築いた大将だが、日常に満足できずにいました。

「自分の生きがいとはなんぞや?」

問いかけた挙句の結論、子どもの頃住んでいた釜山の市場で売られていた、妻と自分の蛇行物だった「めんたい」を作ろう!

明太子にかけた男の熱い情熱と、それに感化される従業員たちとの「仕事」を軸にした人生ドラマなんです。

これが超絶面白くて、僕は最近Amazonプライムビデオで一日で一気に見てしまいました。

仕事のモチベーションが上がる映画・作品というのは、「ぶっとんだ人生」だったり「あたたかい家族」だったり「熱い情熱」だったりが、描かれているんですよね。

そういう作品を、どんどん見てください。