出勤のとき、帽子被れたらなあと思うサラリーマンは多いのではないでしょうか。夏は日差しがきつく、冬は頭が寒いですからね。

ただ、出勤時の街を歩いていると、帽子を被るサラリーマンは夏も冬も少数派です。僕の会社の周囲だとほとんど見ませんね。高齢の方がスーツに帽子を合わせる恰好をしているのはよく見るけど、20代・30代は少ないです。

だからこそ出勤のとき、スーツに合う帽子を使おうじゃないか!

最初にこれだけは言わせて!

「使おうじゃないか!」と語ったそばから、ネガティブなことを言わせてもらいます。

スーツに帽子を合わせるのは、実は結構難易度が高いんです。スーツに帽子のスタイルで通勤している人をあまり見ないのは、別にそれが恰好悪いからというわけではないと思います。単純に「難しい」と感じている人が多いからではないでしょうか。

そもそも、メンズの帽子スタイルというもの自体がファッションの中だと難易度高めなんです。

帽子を被る女性の数に比べて、帽子を被る男性の数が少ないと常々感じています。これは男性が帽子嫌いなわけではなく、ただ単に「女性受けが悪い」とか「合わせるのが難しい」とかそういうことを気にしているだけなんですよ。

人目…ということを言えば、スーツに帽子スタイルは特に毛嫌いする人もいます。

出勤時・退勤時には良いんですが、外回りに使うようなことは無いように気を付けましょう。日本だと「帽子は無礼」みたいな商習慣がありますからねえ…。

その前提を守れる人は、スーツに合う帽子を選ぼうぜ!

スーツに合う帽子とは?

帽子選びに、あなたは何をチョイスしますか?

スーツということを考えないなら「キャップ」と答える人は、多いと思います。ただ、帽子大好き人間の僕が思うには「キャップは男性が使うのに、最も難易度が高い帽子」だということなんです。

どうしても外見に「やんちゃな印象」「幼い印象」とかが、表れます。

特にスーツには、合いません。

スーツに合う帽子の典型例は、中折れ帽です。

頭頂部中央が折り込まれた、「ハット」という言葉で真っ先に思い浮かべるタイプの帽子が中折れ帽になります。スーツ+中折れというと、一昔前の洋画によく出てくる感じですよね。

映画の中から飛び出してきたような印象を、人によっては受けます。

しかし、デザイン的に最も調和が取れているんです。

中折れ以外だと、ハンチングもスーツに合いますね。

僕は顔の輪郭的にハットが絶望的に似合わないため、ハンチングを使っています。ハンチングはどんな顔の形の人にも、合うんです。

正確には、どんな顔の形の人にも合うほどの形状・素材などの種類が豊富ということ。

ハンチングに似たキャスケットも合わないことはないんですが、微妙なところですねえ。

個人的に「スーツに合わせるならツバが広いものはNG」だと考えているので、キャスケットはあまりオススメしません。

中折れを選ぶときにも、ツバ広タイプのものは選ばないようにしましょう。ツバが大きいとカジュアルな印象になるし、何よりもスーツに比べて「若すぎる」んです。

個人的にオススメなブランドは?

スーツに合う帽子がどんなものかが分かったところで、実際のブランドを「ハット」「ハンチング」それぞれ一ブランドずつ紹介します。

選び方がわかれば自分好みの「スーツに合う帽子」を選べると思うので、僕からの紹介はあくまでも「帽子好きが沼に引きずり込むための自分語り」として参考程度にしてくださいね。

TONAK(トナック)

トナックはチェコ製のフェルトハットをたくさん売り出しているブランドで、個人的に結構好きなブランドのひとつです。冬にはフェルトハットがとても暖かく、質感も冬の寂しげな雰囲気によく合います。

個性的なデザインのものも多いですが、スーツに合わせるならオススメなのは「JAZZ」という商品です。

兎毛100%と上質な素材のもので、クラシカルな雰囲気がスーツによく合います。サイドにリボンじゃなくてシンプルなベルトがあしらわれているというのも、僕としては高ポイントをあげたいところです。

決して安くはありませんが、こういう上質な帽子をひとつ持っておくと長い間使えますよ。

ボルサリーノ

個人的にオススメなのが、ボルサリーノのハンチングです。イタリアの帽子メーカーということで非常にさまざまな種類の商品を売り出しており、ハンチングと言っても素材ごとにたくさんの種類があります。

個人的にボルサリーノはレザー系のものが、好きですね。

高級感があり、個性もある上にスーツに合うものとなると、個人的には「レザーハンチング-モナコハンチング-B3231」という商品がオススメ。レザーなのでそれなりの値段はするものの、シンプル&エレガントなのがものすごくカッコイイんです。

長年愛用するごとに魅力が増すのが、レザーハンチングの良いところ!

帽子とともに、サラリーマンのあなた自身も成長できるのではないでしょうか。相棒ならぬ愛帽となれる帽子です!

あと、ボルサリーノだと「ハンチングB3259」という秋冬ハンチングもオススメですよ。

光沢感&高級感に、適度な抜け感があります。

スーツスタイルに適度な抜けを演出することで、親しみやすい雰囲気になるのではないでしょうか。スーツに帽子は珍しいためか威圧感を与えることもあるので、こういう帽子を持っておくと多くの人から好印象を得られると思います。

価格もレザーに比べると安く、オススメです。

出来るサラリーマンは、手入れもしっかりとね

帽子が好きなのでオススメに熱が入りましたが、帽子は買って終わりではありません。

特にスーツに合う帽子として僕が語った「中折れハット」「ハンチング」というのは、しっかり手入れしておかないとすぐにダメになります。特にハット! ハットの保管方法は間違っている人が多いんだ。

中折れハットを保管するとき、壁にかけたり、帽子スタンドにかけたりする人が多いと思います。

基本的にそれはNGです。

ハットの保管方法というのは、頭頂部を下にして置いておくというのが正解。この方が型崩れしません。

帽子スタンドは「頭と同じくらいの大きさのあるスタンド」なら、型崩れせずに保管することができます。ただ、たいていのものは小さな球体があり、そこに引っ掛けるだけですよね。それがダメ。

ハンチングはそこまで厳しくはないんですが、新聞などを詰めて保管しておくのが良いと思います。

レザーの場合は、脱いだら必ずブラシをかけて、たまにクリームを塗りましょう。

サラリーマンが通勤で帽子を被りたいなら、スーツに合う帽子の判断基準をしっかり守ろう。

そして、スーツスタイルの印象を崩さないように、手入れを欠かさないこと! これが大事ですよ。