「仕事が楽しくないんです…」「職場が全然楽しくなくて…」と言うと、「甘えるな!」と言われることがあります。
仕事は楽しくないものだ、職場はつまらないものだから当然のことをわざわざ口に出すなということなんでしょう。
でも、本当にそうでしょうか?
それなら「仕事楽しい!」と思いながら働いている人は、どうなるのだろうか。彼らは皆好きなことをしているとは限らないのではないだろうか。好きなことでなくとも、仕事や職場が楽しいと思えることはあるはずです。
今、「仕事がつまらないなあ」「職場が楽しくないなあ」と思っている人! 転職を前向きに考えてみませんか?
今回は、仕事をつまらなくさせる要因などを考察しながら、転職先選びで注意するべきことや転職活動の方法を考えていきたいと思います。
楽しい仕事なんてないかもしれない。でも、仕事を楽しんでいる人は多い
「楽しい仕事なんかないんだよ」というのは、間違いではありません。どんなに楽しいことでも「仕事」として考えると、楽しくなんかないものです。納期に追われたり、失敗して怒られたり面倒なことも嫌なこともたくさんあります。
「好きなことで生きていく」と言っているYoutuberの仕事だって、仕事自体はそれほど楽しいものではないでしょう。毎日動画をアップロードしている大物Youtuberは連日徹夜をして、時にはテレビ出演も果たし、時には動画の企画で一日に沖縄と北海道両方に旅行に行き…。
体を壊しかけているのではないかと、見ていて不安になります。
それでも、「仕事が楽しい」と語るんです。
「それは、彼らが好きなことで生きているからだ」と思うかもしれません。ただ、好きなことでも嫌いなことでも仕事であることに変わりはなく、その苦労というのは好き嫌いに全く関係のないことですよね。
世の中に、楽しい仕事は無いのかもしれません。
それでも、仕事が楽しいと感じている人は多いです。楽しい仕事でなくても、仕事が楽しいと感じている人と、仕事がつまらないと感じている人との違いはどこにあるのでしょうか。どうして、楽しいと思えるのだろう?
その理由を、紹介しましょう。
何が仕事を楽しくさせ、つまらなくさせるのか?
仕事が楽しいと思う理由、仕事がつまらないと思う原因は僕が思うに次の通りです。
- 自分の能力
- 待遇に納得しているかどうか
- 仕事内容が自分に合うかどうか
- 職場環境が合うかどうか
仕事が楽しいと思っている人に共通しているのは、自分の能力が仕事で十分に発揮されているということです。人気Youtuberは自分自身の動画で人を楽しませられるから仕事が楽しいと感じるし、売れっ子営業マンは売れるから楽しいと感じるという当たり前のことですね。
自分の能力不足だったり、仕事に活かされていなかったりする状況で仕事が楽しいわけがありません。
怒られたり、待遇が良くならなかったり仕事の辛い部分ばかりを身に受けることになりますからね。
また、待遇に納得しているかどうかというのも大事です。好きな仕事だとしても、待遇が仕事量や会社への貢献度などに合わないと感じてしまえば、一気に仕事は楽しくなくなります。
そして、仕事内容が自分に合っているかどうかも非常に重要。これは自分の能力が十分発揮できているかどうかということにも、繋がってきますからね。今、自分が仕事でたくさんのヘマをやらかしていて、成長していないと感じるのなら、仕事内容が合っていない可能性が高い。
合う仕事を探すことで、「自分はこんなに仕事ができたのか」と驚くこともあるかもしれませんよ。
また、職場環境が合わないと職場にいること自体が「楽しくない」「つまらない」と感じてしまいます。他のどの要素が満たされていたとしても、職場に「つまらない」と感じていたら全部台無しです。仕事はどこでするものか? 職場ですよね。
以上四つの中で「職場環境」「仕事内容」が合うかどうかを前提条件とし、待遇を追求することによって仕事も職場も楽しいと思えるようになるのではないでしょうか。
楽しくない仕事から抜け出すための転職戦略
仕事や職場を楽しいと感じ、「辞めたい」という気持ちが起こらないようにするための前提条件。
自分に合う仕事と職場を見つけることだけど、これが案外難しいと思います。自分で考えようとしても、自分に合う仕事なんてすぐにはわかりませんよね。
すぐわかるくらいなら、とっくに転職しているでしょう。
そこで、自分に合う仕事と職場の見つけ方を紹介します。
まずは、どんな仕事が自分に合っているか考えます。
最初にやるべきなのは自己分析。
今の仕事が合わないと感じる原因は何か、自分はどんなことに魅力を感じるのか、自分はどんなことに嫌気がさすのか…。好き嫌いや不満と希望を、たくさんメモしてください。
自分だけでは分析がイマイチ難しいという人は、友人や恋人などに聞いてみるのも良いでしょう。
自己分析が出来たらそれはいったん置いて、自分が少しでも興味がある仕事を書き出してください。
そして、興味ある仕事の仕事内容をネットで調べましょう。具体的にどんな仕事をしていて、どんな仕事の悩みがあって、どんな楽しみがあるのか…はたまた待遇の平均値はどれくらいか。
それらの情報と、自己分析結果を照らし合わせましょう。
自己分析した結果と、興味ある仕事の情報とが見事に合致する仕事が自分に合う仕事です。
次は、どんな職場が自分に合っているのか考えます。
職場に関しては、薄々気が付いているはずです。自分がどんな性格をしている人間なのか。明るい人間か暗い人間か、体育会系の人間か文科系の人間か…。それを自覚して、相反する職場は避けるようにするというだけの単純な話です。
でも、職場の雰囲気を見分けることなんて可能なのか?と疑問に感じる方も多いと思います。
その点は心配ありません。転職エージェントを使って見分けることができます。
転職エージェントを使うことによって、キャリアアドバイザーが行った職場実体調査の結果を知ることができます。アドバイザーは付き合いのある会社に出向いて、実地調査を行うことがあるんです。
その結果をデータ化して残しているので、そのデータの中から該当するものを持ってきてくれるというわけです。
だから、職場の雰囲気が「体育会系か大人しい感じか」「険悪か明るいか」くらいはわかります。
また、アドバイザーの仕事は自己分析を手伝って利用者の希望を叶えること。待遇面もカバー出来るし、自分に合う仕事も見つけやすくなるから一石二鳥どころではありません。一つの石を投げるだけで、鳥がバッサバッサ落ちてきます。
ここまで、ナチュラルに「転職する」という方向で話を進めてきました。
「何も転職しなくても」と思うかもしれませんが、あなたは今心の底では辞めたいと思っているはずです。
そして何より、仕事がつまらない・職場が楽しくないという悩みは転職することでしか解決できないと僕は思います。つまらない仕事が突然楽しくなるということは、ありませんからね。
自分にとって楽しい仕事・職場への転職を目指して動き出してみてはいかがでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
アンケート調査の詳細やその他のおすすめ転職エージェントはコチラの記事をご覧ください↓
上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!