会社員の楽しみのひとつ、ボーナス。

しかし、正社員なのにボーナスなしという人もいますよね。ボーナスというのは「嬉しい」という気持ちの問題以外にも、年収に直結するし、ある程度まとまった金額が入るため貯金しやすくなるというメリットもあります。

正社員なのにボーナスなしの会社には、デメリットばかりという話をしたいんだ!

そもそもの話をしよう:ボーナスなしは法的にどうなの?

正社員=ボーナスが支払われて当然というのは、少し違います。イメージ的にはそうなんですが、法律的には別にボーナスを支給してもしなくてもどちらでもいいんです。本来ボーナスなんていうものは、「業績いいから社員に還元しまーす!」というご祝儀みたいなものですからねえ。

法律的に会社がアウトということは、ありません。

しかし、一部例外があります。

契約書などの書面に「ボーナス支給あり」と明記されていてボーナスなしなのは、契約違反となるんです。要は「明記されていないならボーナスなしでも問題ないが、明記したなら払え」というのが法律的な話ということ。

一度、自分と会社との契約内容を見直してみることをオススメします。

契約違反するような会社には、勤めないほうがいいと僕は思いますよ。

一般に語られるボーナスなしのメリットに切り込みたい

「正社員 ボーナスなし」と調べると、ボーナスなしの会社のメリットが語られているのを見かけることがあります。そのメリットに、僕は切り込みたい! あるわけがない、そんなもの…まがい物、似非なんだ…!

「ボーナスなしの会社は基本給が高め」

いや、その理屈はおかしい。名探偵がいたら「あれれー? おかしいぞ」とあざとく警察に助言をしているくらい、この理屈は成り立ちません。まあ、中にはそういう会社もあるかもしれませんが、稀でしょうねえ。

賞与の基本的な考え方というのは「給料の一部」というよりも、「業績がいいから還元しまーす」というご祝儀だと僕は述べました。逆に言うと、ボーナスの額が大きい会社ほど業績がいいということになります。

ボーナスが継続的に支払われるということは、業績が基本上向きか横向きということです。金額が大きいのは安定して利益が大きい企業ということ。

じゃあボーナスが支払われない会社は?

普通に考えれば、業績がそれほど良くはないと言えるでしょう。

特に、契約書類にボーナス有と書いてあるのに払わないような会社は「近年業績が悪化している」と考えられるわけです。こういう会社が意図的に「ボーナスなしにして基本給上げてやろう」と、考えるでしょうか?

それだけの余裕は、無いんですよ。

もちろん、ボーナスほどの余裕はないけど基本給を少し上げるくらいはできるという会社もあるかもしれません。

ただ、その基本給が上がった場合と、しっかりボーナスが支払われた場合とを比べるとどうだと思います? 僕としては、ボーナスが支払われるほうが年収は大きくなると思います。それに、ボーナスというのは基本給と別に支払われるからこそ、「車の購入に充てる」とか「貯金する」とか色々な用途に使えるんです。

基本給アップというメリットは、そもそもあり得ないに等しいし、あったとしてもボーナスのメリットには勝てない。

ボーナスなしの会社は、ありの会社に比べて損!

たとえば、中小企業だとボーナスが月給に少し色を付けたくらいというところが多いため、大体30~35蔓延程度としましょう。夏と冬は金額が異なる会社が多いものの、計算を単純化するため同様のボーナスを年2回支給されるとします。

そうなると、年間60万円から70万円程度上乗せされることになるわけです。

これが月給25万円の人だと、ボーナス含めた額面の年収は430万円となります。

今すぐ転職しろ、というほどの緊急性はないものの、転職を考え始めてもいいのではないでしょうか。

転職のときに「賞与ありの会社」を見抜く方法

賞与ありの会社を見抜く方法は、単純にして明快です。

近年の業績を調べること。

業績が悪い会社はボーナスを支給しないため、業績を調べることで「ここはボーナスなし」「ここはボーナスあり」ということが大体わかります。近年の業績を調べて上向きならボーナスはしっかり支給される可能性が高いため、調べられる範囲で調べてみましょう。

上場している会社だと有価証券報告書などのIR書類を調べればわかりますし、上場していなくても公開されている会社もあるので、会社の規模にかかわらず一度調べてみてください。

それでわからなければ、転職エージェントに登録して「ボーナスがある会社」を条件に転職活動をすることをオススメします。

もちろんボーナスの有無なんていうのは、そこまで血眼になるような条件でもないため、他の条件を優先させながらでも実現可能ですよ。

その場合、他の条件を優先してオススメされた求人に対し、「この求人先企業はボーナスをしっかり払ってくれますか?」と転職エージェントに質問してみましょう。

それだけで、「残業時間」とか「基本給の高さ」とか他の条件を優先させながらボーナスを得て年収アップできます!

ボーナスは無いよりあったほうが、何倍もいい! 金額の大小は会社によってあるものの、無い会社よりは年収が高くなりますよ。