生保事務あるある! 自爆させられる。
生命保険の事務の仕事、営業との距離が近くてかなり大変ですよね。事務が事務だけで独立して存在しているわけではなくて、営業と同じ空気を吸っているわけで、上司は営業の上司と同じなわけで…。
生保事務を辞めたい! と思うのも無理は無いかなという実態が結構あります。
知り合いに生保事務から転職した人がいるので、まずはその人の体験談から紹介しましょう。
生保事務の厳しさと転職について経験者に聞いてみた
生保事務をしていた知り合いOさんに電話インタビューをしてみました。
インタビューの中で語ってくれたことを紹介します。
まず、電話対応が嫌だったと。
保険に加入してくれたお客さんから問い合わせがあると、問い合わせ内容は事務が調べないといけません。だから問い合わせよ来るな…! と念じ続ける毎日だったようです。
もっと厄介なのが、クレーム対応…。
生保という難しい商品のため、契約時に客が把握できていない部分も結構あるんですよねえ。そんなの営業の説明不足だったり、契約した客の責任だったりするのに、そのクレームを全部事務が聞かないといけないというのは理不尽すぎます。
中には口汚く罵ってくる人もいる…。
「心が締め付けられる思いだったと同時に、ムカついた」とOさんの語気も荒くなります。
「何よりも辛かったのがね、家族を強制的に自社生保に入れさせられたこと」
旦那さん・息子さん・娘さんなどなど、生命保険に加入していないなら自社生命保険に加入することを命じられたという。これからしばらくして、Oさんは「辞めたい」から「辞めよう」と決意しました。
営業職でもないのに自爆させられるというのは、おかしな話ですよねえ。
転職先を探し始めて、最初は営業事務か一般事務かで探していたんです。だけど、一般事務だと給料が結構下がってしまうのを気に病みました。夫婦共働きとはいえ、二人の子供がいるから給料をあまり下げるわけにはいかなかったんです。
そうなると営業事務かと思ったものの、営業事務だと「クレーム対応」からも逃れられないんじゃないかと思い、躊躇しました。
結果、IT企業の人事に転職!
完全内勤となり、クレーム処理も自爆も無縁となりました。
めでたし、めでたし。
辞めさせてくれないトラブルも生保は多いらしい
Oさんから聞いた話:番外編なんですが、生保事務は「辞めたい」からの「ダメです」という辞めさせてくれないトラブルも多いみたいです。Oさんの職場だと、毎回そのやり取りがあったらしく、実際Oさんの前に退職を願い出た人が却下されてまだ働いている様子。
でも、Oさんは強行手段に出たので、問題なく辞めることができたそうです。
「内容証明郵便」という形で、退職届を郵送。
退職願じゃなくて退職届なのは、退職届には「受理されなくても退職可能」という特殊効果があるからです。
ドラマみたいに「ふざけるな!」と言われながらビリリと破られたとしても、「退職届が相手に提出された」時点で体色は可能になります。ただ、破られてしまうと退職届が提出された事実自体証拠が残らなくなるから結局辞めづらいんですけどね。
だから、内容証明郵便!
間違いなく「退職届が相手に届いた」という証拠が残りますからね。
退職届を提出した2週間後には、辞められます。
普通は内容証明が届いた時点で、上司も諦めてくれるため、辞めたいけど辞めさせてくれないと悩んでいる人は内容証明郵便で退職届を送り付けましょう。これは「卑怯」とか「邪道」とかじゃなくて、ちゃんと正攻法ですよ。
生命保険事務から転職。おすすめの転職先は?
生命保険というものすごく忙しい業界を生き抜いた事務の人は、事務職の中でも特に「強い」と僕は感じています。
ITの営業事務は見積作成など書類作成がほとんどで、電話対応などはあまりしない傾向があります。対応したとしてもクレーム処理じゃなくて、取次くらいのものです。たまに顧客からの伝言がありますけどね。
IT企業というのは徹底的に合理性と効率を重視する傾向があるため、業務内容がハッキリしていて越境することがありません。
生保事務のように自爆させられることもなく、営業から仕事を押し付けられることも少なく、クレーム処理も滅多に無いんです。クレームは営業に直接言われること、多いですからねえ。
経験を活かしながら悩みを解消するという意味だと、IT営業事務はオススメ。
人事をオススメに入れているのは身の回りにいるという理由もありますが、IT企業はこれから「人事」が重宝されるという理由もあります。
特に中小IT企業は年間数名から数十名くらい新卒を入れたいと意気込んでいるところが多く、そのために人事も増員しようという動きが出てくるはずです。経験者・未経験者問わず採用がある可能性が高いため、人事にキャリアチェンジしてみるのもアリだと思います。
生保の事務のように、「よくわからない立場」「ないがしろにされている感」はありませんよ。
ただ、営業事務も人事も決して求人は多くありません。
転職エージェントなどを使って、出来るだけ多くの求人を集めましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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