倉庫事務・物流事務を辞めたい… 辛さを解消するための転職活動のポイントを解説

物流は、事務も現場もてんてこ舞い。

事務の仕事も大変だけど、倉庫内での仕事も大変。それら二つが合体したら大変さも倍増します。

物流事務を辞めたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

この記事では物流事務の悩みを分析しながら転職先選びについて掘り下げていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

倉庫事務・物流事務を辞めたくなる理由を分析

古い社風や理不尽なルールに嫌気がさした
物流とか運送とか、そういう長い歴史のある業界は未だに時代に取り残されたかのような風習や慣習が残っていることが多いです。

物流の場合、たとえば「人間関係のアレやコレやが原因で配置が突然変わることがある」というのを知り合いに聞いたことがあります。知り合いに元物流事務の人がいるんですが、彼女は仕事と職場に馴染むことができず、配置換えといういやがらせを受けたそうです。しかも、キツイ部署に。

また、理不尽なルールがある会社も少なくないようです。とか。創業者の人生を書いたエッセイを入社時に読まされたり、その読書感想文を要求されたり、創業者のお墓参りに一泊二日もかけて出かけたり。

ボーナスをもらったら、全員で社長室に向かって「ありがとうございました!」と頭を下げるというルールもあるそうです。

有給=給料泥棒という考え方、社長には右ならえの社風、会社独自のわけわからない体操など。

知り合いが言うには、ドライバーや作業員の男性よりも事務の女性のほうがそういう洗脳教育に気づきやすいそうです。だからか、現場の人間よりも事務員のほうが退職率が高かったとか。

事務と工場作業の兼任が大変
物流倉庫を職場とする事務員は、事務なのに何故かピッキングや点検などの作業をさせられることがあるんですよね。女性でもやりやすい作業というのは倉庫内にはたくさんあるから、そういう作業を優先的に回されてしまうわけです。

だからと言って事務仕事が少ないわけでは決して無いから、残業をすることになります。

現場作業と事務作業の両立は、単に仕事量が増えるだけじゃありません。作業効率も悪くなるから、残業時間も伸びやすいです。

その分給料は高くなりやすいけど、事務を仕事に選ぶ人は「金より時間」という考えをしている人も多いはずです。

思ったように生活できないストレスと、現場仕事の体力的しんどさ…。

事務仕事がしたいのに! 辞めたい! と思う人は、辞めたほうが絶対に幸せだと僕は思います。「やりたい仕事じゃなかった」とか、「理想の生活ができない」とかいうストレスは、最終的にあなたの命も狩りとってしまうことがありますからね。

物流事務から転職!向いてる仕事は?

データ入力の経験を活かせる転職先

物流事務の仕事は伝票入力がメインだと思います。

伝票の入力は専用のソフトを使って数字やデータを打ち込んでいくというものだから、その業務と近い仕事を転職先に選ぶのが個人的にはオススメです。事務関係で言うなら、こういう仕事だとやりやすいと思いますよ。

データ入力、経理。

データ入力は専用ソフトというよりExcelが基本ですが、数字をひたすら入力していくという伝票入力の経験を活かせます。物流事務の経験者は、そういう仕事に強いんですよ。

ただ、Excelよりも専用ソフトを使うような仕事のほうが向いていると僕は思います。

そういう意味だと会計ソフトを使う経理の仕事が、一番合うのかもしれませんね。

Q.経理には資格が要るんじゃないの?

A.あったほうがいいけど、無くても大丈夫です。

経理に求められるのは「経験や資格」と「勉強する意欲・姿勢」なんですよ。面接のときに、これから簿記を勉強するという姿勢を見せ、更にコツコツと数字を入力することに慣れているとアピールすることで転職しやすくなります。

会計ソフトが充実してきたことにより、入力自体はかなり楽になりました。あとは「経費に対する理解」が得られればいいんですが、職場によっては「こういうのはこう入力する」というマニュアルが用意されている場合もあります

だから、無資格でも勤まるんです。

ただ、経理をするなら仕事をしながら資格を取ったほうがいいですよ。

勉強する姿勢の証明にもなりますし、給料も無資格より上がります。

品物管理の経験を活かせる転職先
物流事務の仕事に求められるのは、コツコツと数字を入力することだけではありませんよね。

会社で扱うものを「どのようにするべきかを見極める力」も必要とされます。事前に入手した品物の情報から、それらをどのように振り分けるべきかがわかる。そういう能力を身につけている人にオススメの仕事が――。

自動車部品メーカーの入出庫管理、搬入管理の仕事です。

特に、自動車メーカーに対する部品の搬入管理がオススメ。自動車メーカーはオンラインからバーコードの部品票を送ってきます。現在の物流の現場もバーコード管理が基本なので、出荷準備とか実績の管理とかが物流経験者にはやりやすいんです。

現場仕事と兼任されてきたからこその、転職先というわけです。

今の仕事だと悪い要素も、転職のときには役に立つことがあるから面白い。

転職エージェントを使えば、こういう一見考えにくいような転職先の求人もたくさん見つかります。もしも自分が本当に向いているかわからないと思ったら、適性を診断してもらうのも良いでしょう。

物流事務は、事務能力を使う転職もできるし、現場仕事経験を使う転職もできる。

転職は結構有利なんです! 自信を持って転職活動に臨みましょう!

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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