人の心に寄り添う前に、自分の心の声を聞け!

臨床心理士を辞めたいと考えている人の中には、この仕事が辛いと感じている人も多いと思います。

臨床心理士の仕事を続けられるなら働き方を帰る道もあるけど、続けられないならどうしたらいいか? 臨床心理士から転職するための考え方を、僕から伝授したいと思います。早めに辞める決意を!

転職先も、考え始めましょう。

精神的なキャパオーバー!? 心も仕事も不安定

臨床心理士の中には、精神的にキャパシティオーバーになってしまう人も多いです。今、この仕事を辞めたいと思っている人の中にも思い当たる人は多いと思います。臨床心理士というのは、心理学の専門家として多くの人の悩みや不安を引き出す仕事です。

相談者には精神的にかなり不安定な人が多く、本当に深刻な環境に身を置いている人も多いため、聞いているだけで辛い思いをする臨床心理士は多いですよね。やさしく思いやりがある人ほど、相談者に感情移入してしまって、しんどいことになってしまうんだと思います。

相談者のストレスを、まるで自分のストレスのようにしてしまうから。

人と人との付き合いで、しかも心の深い部分に迫るから、仕事と割り切るのが難しいんですよ。サービス業全般が仕事と割り切るのが難しくて、常連さんとの人間関係が仕事を超えることもありますが、それとは比べ物にならないくらい割り切るのが難しい。

そうやって、最近キャパオーバー気味という人は、自分が精神的に不安定な状態になる前に辞めたほうがいいと思います。少なくとも、一度この仕事と距離を置いたほうがいい。

あなたが、うつになる。

それに、この仕事は結構不安定だと思うんですよ。

医療機関だと常勤が基本だけど、スクールカウンセラーとか企業カウンセラーとかは非常勤が基本です。だから、安定しないんですよね。

しかも、臨床心理士の給料は決して高くはありません。非常勤だと300万円未満、常勤でも300万円から500万円程度というもの。大学院を卒業して資格試験に合格し、仕事をしているにも関わらずこの待遇…。

下手に臨床心理士をするより、一般企業に勤めたほうが稼げるような気がしてきますよね。平均年収は一般企業も似たり寄ったりですが、勤続年数を重ねたり営業成績をあげたりすれば、普通に臨床心理士より年収が高くなります。

また、臨床心理士は民間資格という意味でも、不安定です。

心も仕事も不安定! メリットも大きい仕事だと思いますが、デメリットもそれなりに大きい仕事ですね。

常勤から非常勤、非常勤から常勤、の転職はアリなのか?

常勤と非常勤、それぞれの働き方にはメリットもデメリットもあります。

常勤のメリットは安定することと給料が非常勤より高いことですが、デメリットは忙しさと人間関係、スケジュールの不自由さなどではないでしょうか。

非常勤のメリットはスケジュールがある程度自由に決められることと、かけもちで色々な現場を知ることができること。デメリットは、給料が安く雇用が不安定なことです。

もし、今と異なる働き方のメリットに大きな魅力を感じるのなら、一度違う働き方をしてみるのもいいと思います。

臨床心理士の向き不向き

臨床心理士を辞めたいと思ったとき、向き不向きを考えて決断の材料とするのもいいと思うんです。臨床心理士に向いていないなら、職場を変えたり働き方を変えたりするだけではダメですからねえ。そうしたらもう、違う仕事に転職しないと何も解決しません。

ネットで見た意見と個人的な意見を交えて、紹介したいと思います。

「臨床心理士、向いてないんじゃないの? という特徴大全」

  • ストレス耐性が低い人
  • 仕事と割り切るのが苦手な人
  • 心根が優しい人
  • 仕事にやりがいより給料を求める人

上から二番目まではこれまで語ってきた内容から、「わかるー!」と言えると思うんです。ただ、「心根が優しい」というのは「ん?」と感じる人も多いかもしれませんね。

僕は「臨床心理士は優しい人ほど向いていない」と思っているんです。

臨床心理士は人の悩みを聞いて解決策を見出すのが仕事だから、優しくないといけないのではないか? それが一般的なイメージじゃないでしょうか。だけど、それは別に「根っこから優しくなくてもできるよね?」ということなんです。

優しさなんていうものは、仕事上だといくらでも演出できます。

たとえば優しく接客してくれる飲食店のお姉ちゃん、水商売のお嬢さんたちは、全員が心根が優しいとは限らない。そんなことは、誰だってわかっていることです。彼女らは心の中で「クソが」と思っていたとしても、表面上はニコニコやさしい笑みで気遣いをしてくれます。

それが仕事だから。

割り切っているからこそ出来る芸当、とも言えます。

仕事と割り切らないと辛いとか、ストレス耐性が、とかそういうのは全部ここに収束するんだ。

心根が優しい人は仕事と割り切るのが難しくなり、ストレス耐性が低くなってしまう。だから仕事が辛いと感じるようになり、臨床心理士を続けることが困難なんです。優しい人ほど、この仕事は辛すぎるから向いていません。

この仕事が一番向いているのは、「仕事にやりがいを感じるけど、どこか冷めていて仕事と割り切り表面上の優しさを演出できる人」だと思います。

向いていないなら、臨床心理士から完全にさようならしてしまいましょう。

臨床心理士を辞めたいなら、こんな転職先がオススメ

臨床心理士に向いていない人にもオススメできる、臨床心理士から完全にさようならできる仕事…。

ズバリ、営業職・カウンター販売です。

営業職やカウンター販売にとって大切なのは、相手が何を考えているのか、相手が何を感じているのかを汲み取り聞き出すことなんですよ。特に営業職は、「自社商品の需要を植えつける」必要があるため、相手が今感じていることを引き出して、そこから自社商品の需要発掘につなげることが大切になる。

そのために、相手の意図や感情を汲み取ることが重要。

ただ、臨床心理士のように深刻な悩みを聞くこともないし、心の深いところに突っ込むことがないから顧客との関わりによる精神的負担は低いです。

臨床心理士に向いてない人だとしても、こういう販売促進的な活動なら活き活きと働けると僕は思います。臨床心理士の業務経験も活かせて、ストレスも低くなり、さらに給料の高さも求めることができる!

臨床心理士を辞めたい人には、本当にぴったりな仕事と言えるのではないでしょうか。

転職先を考えるときには、「どの程度人とかかわりたいのか」ということと、「どの程度の給料がほしいのか」を基準にすると自分に合う仕事を見つけやすいですよ!