病気はしたことがないけど怪我をしたことがあるという人は多いと思うし、理学療法士にお世話になったことがあるという人は結構多いと思います。

僕の友達も大きな怪我をした際のリハビリでお世話になったんだけど、そのリハビリの様子を見ているだけでも大変そうでした。

誰が? 友達もだけど、理学療法士の人もね。

そんな大変な仕事ぶりを見て、「辞めたいと思っている人も実は多そう」と感じたんです。

実際、ネットを見るとそういう人が大勢いて…。そういう人の話を調べながら、僕が感じた「理学療法士から転職するときの対処法と転職先」を紹介したいと思います!

最初に:「患者さんにイライラしてしまう」=「向いてない」ではない

理学療法士の悩みを調べていると、「患者さんにイライラする自分に悩んでいる」と語っているのをよく見ます。特に認知症の患者さんは、PTの言うことをしっかり聞いてくれません。

認知症という病気の都合上仕方がないんだけど、どうしても「どうして言うことを聞いてくれないんだよ!」とイライラしちゃうのもまた仕方がない人情ですよねえ。

ただ、そこで自分は向いてないと思う必要はありません。

それを一番大きな理由にして「向いてないのかな、辞めたいな」と思う人も多いでしょうが、そういう人は自信を持ちましょう。

そのイライラが精神的に辛いから辞めたいというなら、話は別ですけどね。辛いなら辞めてもいいと思います。

だけど、イライラするというのは患者さんにしっかり向き合っている証拠です。

本当にダメな理学療法士は、患者さんに対してイライラすることはあまりないと思います。仕事だからと割り切り患者さんのためというよりも、自分の仕事のためという思いが強いと患者さんに対して特別感情はわかないでしょう。

だから、イライラする時点で「患者さんのためを思う、いい理学療法士なんだな」という印象を僕なら受けます。

患者さんに対するイライラから「向いてない」と感じる人は、一旦辞める・辞めないは置いておきましょう。

ほかに理学療法士を辞める理由が特に見当たらないなら続けてもいいと思うし、理学療法士は辞めなくても違う職場で心機一転してもいいと思います。

理学療法士として、いろいろな転職先候補がある

  • デイサービス
  • 介護老人保健施設
  • 病院

理学療法士の活躍する場所は、さまざまです。病院勤務が一番メジャーな印象がありますが、実際には老健やデイサービスに勤める人も多いですよね。そんなさまざまな職場がある中、病院からの転職先としてオススメされることが多いのが、デイサービスです。

比較的、体と心の負担が小さくなるというのがオススメ理由となっています。

ただ、「経験として」デイサービスや介護老人保健施設を経験するのはいいけど、楽とは言いきれないというのが僕の意見です。

病院と比べると楽かもしれませんが、たとえば介護度が高めの利用者さんが多いところだと大変ですよね。体重が重い利用者差を担当したら、体の負担はとてもとても大きくなります。それに、デイサービスや老健は案外ワンマン経営が多く、労働環境が悪いところもあるんですよ。

ただ、病院と比べるとデイサービスは「労働時間がハッキリしている」「残業が少ない」という特徴があってオススメです。

老健は「機能改善」より「機能維持」を命題にしていて、仕事がルーティン化しやすくなります。同じようなリハビリプログラムが多くなりますからね。だから、「仕事が大変で辛い」という人にはいいのかもしれません。

逆にデイサービスや老健から転職を考えているのなら、給料が高くなる病院がオススメです。介護報酬はどんどん下がっているという話もありますしねえ。

理学療法士としての仕事は続けたいけど、転職はしたいという人は参考にしてみてくださいね。

理学療法士から異業種転職! こんな転職先が良いのでは?

  • 一般事務
  • 法人ルート営業
  • スポーツトレーナー

理学療法士から転職する人が選びがちなのが、一般事務または営業職です。これまでは医療や介護の現場として一般企業以外に勤めてきたから、一般企業に転職するならその典型を経験しておきたいということなんでしょうね。自分はそもそも営利目的の一般企業に向いているのか? それを試すためとも言えると思います。

そこで自分の適性から「営業」か「事務」かを選んでいるという感じですねえ。

僕が個人的にオススメしたいのは、法人向けのルート営業です。残業時間が比較的少なく、新規獲得の営業よりも働きやすいんですよ。自分が一般的な会社員に向いているのかどうか見極めたり、慣れない仕事をじっくりと覚えたりするには良い環境が整っているところが多いんです。

また、理学療法士としての知識を活かすならスポーツトレーナーなどの「スポーツ業界」に殴りこみをかけるのも面白いかもしれませんよ。

もちろんスポーツ関係の知識は必要になりますが、今の仕事の知識分野を潰すのはもったいないと感じるのならオススメです。経験があれば専属トレーナーという道もありますが、まずはスポーツジムなどで経験を積んでからどこかの専属になるというキャリアプランも立てられます。

転職先のキャリアだけで終わらない可能性が見えるというのも、この転職先の魅力でしょう。

営業や事務を選んだとしても、一般企業が向いているとわかればその後「営業以外の総合職(企画など)」という道もあり、一般事務から経理などのキャリアはたくさん開かれています。理学療法士に比べ、キャリアの幅が広いのが一般企業の魅力ですよ。

転職目的を明らかにして、自分に合った転職先を見つけよう

何のために転職しますか?

  • 「理学療法士として心機一転するため」
  • 「職場の人間関係が悪く、円満な職場に転職したい」
  • 「一般企業で働いてみたい」
  • 「残業が少ないところがいい」

転職の目的は人それぞれだと思いますが、突然聞かれるとわからなくなるものです。「なんだっけ?」と目的を見落としたまま転職先を選んだとしても、成功しません。転職する目的によっては、理学療法士自体を辞めず「医療から介護、介護から医療」と現場を変えるだけでいいということもありますし、理学療法士自体を辞めないといけないこともあります。

まずは転職目的を明らかにしましょう。

その目的を達成するため、自分に合う転職先を見つけることができれば、転職は勝ちです!

転職エージェントを使うと、目的に応じた良い転職先を紹介してくれます。理学療法士から転職するときの不安を相談したり、理学療法士の経験を活かす道をスポーツトレーナー以外にも示してくれたりするはずです。PTを辞めたいのなら、目的を明らかにし、理学療法士からどの道に進むかを決め、自分に合う職場を見つける努力をしましょう!

今一度、自分を見つめなおそうぜ。