ニートから農業に就職する前に知っておきたいすべてのこと

ニートから農業に就職する前に知らないといけないことがたくさんあります。

就職する方法、ニートが農家に就職するメリットとデメリット、農家に就職するための最初のステップなどなど…。

今、あなたが知っておくべきことの全てをこれから紹介しましょう。

農業に就職するにはどうしたらいい?

知り合いの農家に仕事を紹介してもらうという方法が広く知られているけれど、これは開業になるためニートにとっては非現実的過ぎます。

土地を借りなければならないという高いハードルがありますし、他にもたくさんの設備投資が必要です。

それに、知り合いの農家に仕事の面倒をみてもらうことには、「その知り合いとの人間関係と仕事が相互作用する」というデメリットがあります。人間関係が悪化すれば仕事を取り上げられるかもしれないし、仕事がうまくいかなければ人間関係が悪化するかもしれないんです。

ニートが農業に就職するためには、農業法人や大規模農場に就職するのが最も現実的です。

彼らは人手が足りないとき、一般企業と同じように求人を出します。求人数は決して多くないものの、農業に就職するためにすることは一般企業の就職活動と同じです。

ニートから農業に就職したいなら、まずは普通に求人を探しながら、求人先企業が何を求めているのかを分析することから始めましょう。

ニートが農業に就職する良さと大変さ

良さ1.規則正しい生活ができる

農家の朝は早い…。

農家の生活スタイルは作物により異なりますが、大体はこんな感じなんです。

7時前後に起きます。起きてすぐに仕事の準備をするため、朝食をゆっくり食べている時間はありません。起きたら1時間後にはほ場の管理を行い、季節に応じて「種まき」「追肥」「収穫」という作業を行います。

ここまでで12時くらいですね。

お昼休憩を1時間くらい取り、朝にやり残した作業を夕方までやるんです。

夜になるとなかなか作業ができないので、18時くらいには終わります。残業はほとんどありません。

以上のように、生活が凄く規則正しいんです。

昼夜逆転している人は強制的に生活を正せるし、不健康な人は健康になります。

良さ2.手に職が付く

農業は、しっかりと学べば一生モノの知識と技術になります。

農業が必要とされなくなることは、作物が育たない土地にならない限りは考えられませんからね。学ぶべきことはとても多いものの、社会に求められる強力な武器としてあなたの身に定着してくれるんです。

農業に就職した後、何かを理由に離農することもあると思います。そして、その後、転職先から離れたとしても農業の知識と技術があればいつでも農業に戻ることができるんです。

ニートに戻ることは、なくなりますよ。

大変さ1.体力

農業は力作業が多いです。

たとえば、収穫した作物を入れたカゴは10kgくらいになるんですよ。これを何個も同時に運ぶことになるため、かなりの体力を消耗します。ニート生活でパソコンばかり見ていて足腰が弱い人は、持ち方を間違えると一発で腰をヤってしまう可能性があるでしょう。

そして、農作業をする上で出た不要なものも運ぶんですが、これは30㎏くらいはあります。

しかも、就職先によってはこういう作業に加えて販売や営業もしないといけないんです。作業で体力が消耗しているところに、販売の仕事までするとなると体力が無い人にとっては身が持ちません。

引きこもり体質なニートは特に、体力づくりが必要です。

大変さ2.地域住民との人間関係

農業は都会の会社とは違って人間関係から離れられるイメージを抱かれがちな仕事です。

ただし、実際には農業をしていると多種多様な人たちと関わります。

地主、地元住民、一般顧客、JA、行政、取引先、行政、同業者、職場の人たち…。彼らとの人間関係を良好に保ち、農業を円滑に進めていくための折衝を行うのも農業従事者の仕事のうちです。

作業をしているときには人間関係から解放されるものの、こんなに多種多様な人たちに囲まれて仕事をすることになるのは精神的負担がかなり高くなります。こういう人間関係のストレスに耐えられないと感じるなら、農業はやめておいたほうがいいでしょう。

逆に人間関係のストレス耐性が高い人には、向いています。

大変さ3.覚えることが多い

農業をする上で覚えることはとても多いです。

農業の基礎的な知識だけを取ってみても、「天候による影響」「土の影響」「土の作り方」など学ぶことがたくさんあります。そのうえ、栽培する作物によって作り方や注意事項などが違ってくるのでそれも学ばないといけません。

さらに、農業機械の操作方法なども覚える必要があります。

最初の2~3年はひたすら勉強勉強&勉強になるんです。

一人前になるまでは給料が低く設定されるかもしれないし、忙しくなるかもしれません。それに耐えることができる忍耐力と覚悟が必要になります。

農業に興味がある人にオススメしたい他の仕事

1.農業関係の仕事がしたい人へ

農業に関係していて農業以外の仕事となると、農協(JA)ですね。

農協は農家に対する農業指導、肥料や農薬の販売、銀行・保険・ローンなど幅広い業務を行っています。農業に深く関わりたいなら農業指導や肥料・農薬販売などの部署に就職したほうがいいです。ただ、農協の銀行やローンの顧客はほとんど農家なので、そういう部署でも間接的になら関わることができますよ。

また、ニートが農協に就職するときに大事なのは、「今までニートをしていたのにどうして農協に就職したいのか」ということをハッキリ語ることです。

農協というのは顧客を農家に絞った特殊な組織と言えます。ニートとして社会とのつながりを断ってきた人が急にそんな特殊な組織への就職を志望することに、農協は単純な疑問を抱くんです。

ここでは「どうして農業に関わりたいと思ったのか」を軸に、農協を志望する理由を構築しましょう。

たとえば、僕ならこうやって志望理由を構築します。

「社会的意義が大きく、手に職が付く仕事がしたいと考え、農業に興味を持ちました。しかし、私には同時に人を裏から支える仕事がしたいという想いもあります。無職の私をたくさんの人が支えてくれていることを知り、今度は自分が誰かを支えたいと強く感じたためです。そこで、農家の方々を支える農協に就職したいと思いました。」

田舎で手に職を付けたい人へ

  • 電気工事士
  • 建設業
  • タクシー運転手

田舎で手に職を付けたいから農業に興味があるというニートのために、オススメできる仕事をまとめてみました。

電気工事士は無資格未経験でも採用している会社が多く、見習いとして働きながら会社の資格取得支援制度を使って資格取得を目指せるのがオススメポイントです。しかも、年収は400~500万円と高めの水準なのも良いところなんですよねえ。

建設業はとび職人や左官職人など「〇〇職人」が多く、手に職の仕事の典型と言えます。ニートだろうと体力があれば雇ってくれるというのが良いですよね。体力自慢のニートは、農業と建設業の両方で就職活動をすると幅が広がると思います。

そして、タクシー運転手はどんな地域にもある仕事だし、普通免許さえあれば就職できるところが良いところです。農業ほどたくさんの人との折衝がなく、適度に人と関われるのもニートにオススメしたい理由となっています。

以上のような仕事も選択肢のひとつとして扱いながら、本当に農業に就職するのかをじっくりと考えてみると良いのではないでしょうか。

まずは農業実習に行ってみよう!

就職する前に農業の仕事がどんなものかを体験する方法があるんです。

それは、農業実習に参加すること。

農業実習は主に農協や自治体が開催しています。そして、ごくまれに大規模農家や農業法人などが採用活動の一環として行っているケースもありますよ。

あなたの住んでいる地域が農業実習を行っているかどうかを探しましょう。

ニートにとっては「働く」ということすらイメージしにくいと思います。そして、農業というのもイメージしにくい仕事と言えるでしょう。

まずは働くということがどういうことかを知り、農業という仕事をじっくりと体験してみてください。

農業に就職するかどうかは、その後で決めましょう。

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これを読んでいただけば、自信を持って就職活動を始めることができると思います。ぜひ参考にしてみて下さい!

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