ADHDのニート、そんな自分に仕事なんてあるのだろうか? という不安はもっともだと思う。

だけど、ニートだろうとADHD傾向のある発達障害だろうと、向いてる仕事はあるんです。それどころかADHDにだからこそ向いている仕事もあるんですよ。決して、悲観することはありません。

そんな「あなたに向いてる仕事」の例と、求人を選ぶときの注意点などを徹底的に紹介しましょう!

ADHD傾向があるニートに向いてる仕事を徹底検証

1.興味に合わせた単独作業

ADHDには、個人の能力が要求される、単独作業の仕事がいいのではないかという声があります。

個人的に、その最たる例はライターの仕事だと思うんですよ。

ライターの仕事は調べて、執筆するという超シンプルな単純作業です。しかも、調べるということと執筆するという二つの作業を並行してやる必要性は特になく、それぞれの作業を段階的に行っていけばいいんですよ。

一極集中することが多くてマルチタスクが苦手なタイプのADHDにとって、かなり働きやすい仕事と言えるのではないでしょうか。

しかも、シンプルな作業だから慣れればそんなに苦労する仕事ではありません。慣れたとしても、情報を集めて記事を書くという作業自体が共通し、毎回その中身が異なる仕事であるため飽きが苦になることもないんです。

また、「パッ」と思いついたことをすぐやるタイプの衝動性が高い傾向のあるADHDの人にとっては、そのアイデアも記事に活かせるという点で向いています。

あとは、Webの分野だとWebエンジニアもADHDに合う仕事のひとつです。

以前、Twitterで「発達障害こそプログラマーだ」という声があり、その返信の中にADHDの傾向が強いならWebエンジニアという意見がありました。僕は、これに「発達障害のニートにこそWebエンジニアだ」と一言付け加えたいですね。

エンジニアの仕事は単独作業でありながら、ADHDの特性とされている柔軟な発想力を活かせます。

しかも、ニートだろうと技術さえ身につけられれば就職できる仕事ということもオススメポイントです。

2.クリエイティブな仕事

ADHDの人は、クリエイティブな領域で他の人よりも高い能力を発揮することができるという研究があります。

その研究の一環として、ミシガン大学の研究者が行った実験を紹介しましょう。

ADHDと診断された学生とそうでない学生とが、「架空のフルーツ」を描写する作業と「新商品のラベルを考案する」作業とを行ったんです。

結果、ADHDの学生のほうがオリジナリティが溢れた革新的なフルーツに仕上がり、ラベルも提示された例から大きく飛躍したユニークなラベルを作りだせました。

一方ADHDでない学生は、既存のフルーツをモデルとしたものばかりを発想したそうです。

ADHDの人のほうが、新しいものを発想できるということがわかりますね。

これにより、次のような仕事がADHDなニートに向いてる仕事と言えるのではないかと考えられます。

  • Webデザイナー
  • アニメーター
  • カメラマン
  • 料理人

Webデザイナーは、グラフィックデザインや使いやすさなどに関してこれまでになかったアプローチをできるのではないでしょうか。より使いやすく、より楽しく、より新しく、とことんまで追求できれば他の人には無い価値を生み出すことができます。

アニメーターは絵作りの表現力や発想力、カメラマンは構図と加工のアイデア、料理人は新メニュー考案などに関して力を発揮できるわけです。

アニメーターはニートからなれるのかという疑問があるかもしれませんが、Webデザイナーやカメラマン・料理人などと同じで、技術がものをいう世界。

しっかりとした技術や知識があれば、ニートからでも十分可能性がありますよ。

3.体を動かす仕事

多動傾向がある人は、デスクワークなどのじっとしている仕事はきついですよね。少なからず体を動かす仕事に就く必要がありますが、これまで紹介した料理人・工場の仕事も体を動かす仕事だからかなり向いていると思います。

あとは、スポーツインストラクターなど「運動」に関わる仕事もADHDには向いている傾向があるし、鍛えているタイプのニートなら採用率が高いです。

体を動かす仕事は結構たくさんあるので、「単独作業」「クリエイティブな仕事」などの別の項目も重視しながら体を動かす仕事を探すほうが、より自分に合う仕事に出会える可能性が高いのではないでしょうか。

ADHDニートが高給を得る方法はあるのか

ADHDのニートには、高い給料を得るのは難しいんじゃないかという不安を抱いている人が多いと思います。

特にADHDの診断を実際に受けた人にとって、その不安はかなり大きいでしょう。実際、障害があると高い給料を得るのは難しいというのが一般的な考え方です。

それに、障害者雇用枠だと必然的に給料が低めになるんですよね。

ただ、ADHDでしかもニートの人が、高い給料を得る方法があるんです。

まず、前提となるのは、ADHDだと診断された人も、診断されていないから障害者枠として働けない人も、高給を目指すなら、どのみち一般採用枠を狙うことになるということ。そして、自分に向いてる仕事に就くことができれば高い給料を目指せます。

たとえば、創造性を活かしてクリエイティブな仕事に就けば、他の人には無い価値を生み出すことができ、信頼されるようになり、待遇も上がるわけです。

また、そもそも給料が高い仕事を選ぶという手もあります。

例えば、夜の仕事。

前の章で紹介しなかったんですが、実は、男性のADHDの人には風俗店やキャバクラのボーイに向いているんです。

意外とかなり動く仕事なので多動傾向がある人でも働きやすいんです。

また、風俗店やキャバクラなどは既存のイベントに飽き飽きしている客が多い。運営側も新しいイベントを発案したいと考えてはいるものの、それを発想する力を持つ人が少ないんです。どうしても既存のイベントの枠をはみ出せず、「出尽くしたのではないか」と考えるから。

だから、クリエイティブな発想力を発揮するタイプのADHDの人は、その職場に無くてはならないイベントメーカーになれる可能性があり、向いているんです。

しかも、風俗店やキャバクラのボーイはニートだろうと関係なく雇ってくれます。スーツの支給をしてくれる会社もあるし、週払いに対応してくれる会社もあり、お金が無くても就職できるのも魅力。

そのうえ、初任給から30万円稼げる高給な仕事でもあるんです。

女性には、ガールズバーやラウンジがオススメ。

コミュニケーション能力が必要だと考えられることが多いものの、昼の接客業よりも求めらえるコミュニケーションレベルは低いことが多いです。

客は結構酔っ払った後にくることが多いので、シラフでやらないといけない昼の接客業よりコミュニケーションはラフ。実際に働いている人には、ニート上がりの人も結構いるし、ADHDの人も実は少なくありません。

自分の素で接客をすればいいんですよ。

そう思うと、楽でしょう?

月収は30万円はかたく、慣れれば40万・50万も可能です。

ADHDのニートが求人選びで気を付けるべき5つのポイント

  • 在宅勤務・リモートワーク可能
  • 自由な雰囲気がある
  • 部署間・職場内の風通しがいい
  • 残業が少なく休日が多め

まず、在宅勤務・リモートワーク可能という項目を重視することをオススメします。

単独作業の仕事をするなら特に、在宅勤務OKという会社が多いんですよ。単独作業だとしても職場に人がいることでイマイチ注意が分散されてしまう人だったり、逆に集中し過ぎて職場の人に話しかけられても気づけなかったり、負担がかかります。

在宅勤務の単独作業が、やっぱり最強なんですよね。

ニートにとっても、家で仕事ができるのはありがたいのではないでしょうか。

また、ADHDの人には自由な雰囲気の職場が向いています。

縛りが多い会社だと本人には悪意のないところでルールを無視してしまうことがあり、怒らるという場面が多くなる可能性が高いです。悪意のない行動を怒られることは、精神的にかなりきついので避けたいですよね。

それが嫌になってまたニートになってしまってはいけませんし。

だから、自由な雰囲気と風通しのよさというのは、ADHDのニートにとって居心地の良さであり、仕事の続けやすさでもあるんです。

あと、残業が少なく休日が多めというのも、ニートにとって働きやすい職場を探すための重要ポイント。

自分に合う仕事を探しながらも、以上のように職場選びにも重点を置いて就職活動を行えば、失敗しにくいのではないでしょうか。