漫画好きな人がやりがいを持って働ける仕事は、直接的に漫画に関わる仕事と間接的に関わる仕事の二種類に分けられる。

好きなものに関する仕事というのは、それだけでやりがいが大きいですからねえ。僕の高校時代の友人が好きなゲーム会社にキャラデザ志望として入社したんですが、凄く楽しそうにしています。少し羨ましいです。

好きだからやりがいが持てる…。

そんな仕事を僕なりに考えてみました。

直接的に漫画に関われる仕事を探ってみよう

まずは、直接漫画に関わることができる仕事をまとめてみました。難易度が高いものも多いですが、求人を探すくらいはしてみても良いと思います。この仕事に就けたらやりがいは無限大? そんな仕事を紹介しましょう。

漫画編集者

ザ・漫画に関わる仕事ですよねえ。

漫画の編集者は、漫画制作にかかわるさまざまな役割を持っています。漫画を制作するにあたり全体のスケジュール管理をし、作家のサポートをし、本当に大変な仕事です。その分漫画にどっぷりと関わることができるため、やりがいも大きいと言えます。

漫画編集者になるのに資格は不要。

漫画編集者になるには、出版社に入社するという方法があります。漫画の仕事と言うと特別感がありますが、結局は他の業界と変わらず「求人に応募して受かるしかない」わけです。

大手出版社は新卒採用すら人数が少なく、中途採用の求人はそんなに出回りません。中小の出版社は出版不況により数年間正社員募集が無いケースも、あります。

中途採用で編集者を目指すのなら、Web媒体がオススメです。

紙媒体にこだわらなければ、編集者になるハードルは低いと言えます。Web漫画サービスの編集者というのが、これから漫画編集者になる一般的なルートなのではないでしょうか。

プロデューサー

漫画の企画を担当する仕事です。会社によってはプロデューサーとして独立しているケースもありますし、編集者と兼業というケースもあります。

漫画の企画というのは、たとえば新しいレーベルを立ち上げることや「今後どのような漫画が自社に必要なのか」という需要のリサーチなどが含まれるんです。一般企業の企画・マーケティング職に近いと言えます。

間接的にだけど漫画に関わる仕事を探ってみよう

直接漫画に関わる仕事は、そんなにたくさんあるわけではありません。結局は出版社勤務ということですからねえ…。ただし、直接漫画に関わらなくても、漫画好きがやりがいを持って働ける仕事はあります! それをこれから紹介しましょう。

アニメ業界の仕事

アニメの多くは漫画原作とライトノベル原作なので、アニメの仕事をすることで漫画に関わることができるようになります。漫画原作の場合、関わるスタッフは全員その漫画を読み、その漫画をアニメ化にするときにどのようにしたら映えるかなどを考えるんです。

漫画好きには、たまらない仕事と言えるでしょう。

アニメの仕事には、「アニメーター」「プロデューサー」「制作進行」などがあります。他にも演出・監督・作画監督・キャラデザイナーなどがあるものの、そういうのはアニメーターや制作進行・プロデューサーなどから派生するものです。

中途採用で募集が多いのは、制作進行ですね。

制作進行は漫画の編集者とかなり仕事内容が似ています。

アニメーターの原画回収・自分が担当する話数のスケジュール管理・完成までのあらゆる管理調整の仕事が、制作進行の役割です。

難易度は漫画の編集者と同程度ではないでしょうか。

漫画喫茶・メディアカフェの店員

漫画に囲まれた店内で働くことで、やりがいを得ることができます。

最近は漫画喫茶として漫画専門にしているところは少ないですが、メディアカフェ自体の数は漫画喫茶が隆盛したころよりはるかに多いです。それを運営する会社も大きくなってきており、正社員募集もたくさんあります。

最初は店員からスタートしますが、店長・エリア長と責任ある立場に就くことも可能。

漫画好きがやりがいを持って働きながら、上を目指せる業界です。

本屋の店員

本屋と言っても色々な種類があり、それぞれに特色がありますよね。現代文学作品が多い本屋、絵本が多い本屋、実用書ばかりの本屋、漫画やライトノベルがメインの本屋…。漫画が多い本屋で働けば、大きなやりがいが得られると思います。

しかも、そういうところは漫画のポップ作成に気合を入れがちです。

好きな作品のポップを作ったり、レイアウトに凝ってみたりすると楽しいと思います。僕の本屋勤務の知り合いが「レイアウトとポップ作成に命をかけ、それだけのために働いている」と語るほどです。

イベント会社

漫画やアニメ関係のイベントを多く企画・運営しているイベント会社で働けば、間接的に漫画に関わることになりますよね。特に企画職に就くことによって、自分が推している作品関係のイベントをすることができることもあるかもしれません。

営業職も出版社・アニメ会社とのかかわりが深く、面白い仕事ができると思います。

たとえば、最近はアニメの制作会議にイベント会社の担当者が出席することも多いです。キャスティングをするときにイベント映えする人を選んだり、あらかじめイベントを組むことを決めておいたりするんですよね。

同様にして漫画のタイアップ企画やマルチメディア展開をするときなどに、イベント会社の人が関わることも多いんです。

電子書籍の仕事

電子書籍配信サービスを運営している会社に入れば、間接的に漫画に関われます。電子書籍の中にはもちろん漫画も含まれるわけですからね。

電子書籍関連の仕事というと、グラフィックデザイナー・データ修正・電子書籍化作業などが思い浮かびます。電子書籍はただ作品データを取り込めば良いというものではなく、電子書籍の形に最適化させるように一つひとつ制作しないといけません。

そういう仕事をすることで、漫画好きがやりがいを持って働けるのではないでしょうか。

結論:どのレベルで漫画にかかわるかを考えよう

漫画が好きな人がやりがいを持って働ける仕事を見つけるには、自分がどのレベルで漫画に関わりたいのかを考えることが大事だと思います。直接かかわりたいから編集者を目指すとか、推し作品をオススメしたいから本屋の仕事をするとか…。

関わる度合いにより、自ずと仕事が限定されてきます。

もちろん就きたいからと就ける仕事ではないものも含まれるので、第三候補くらいまでは考えておくと良いでしょう。

漫画が好きというだけで、向いている仕事になることもある。

自分の好きを大切に働ける場所を、探してみてはいかがでしょうか。