事務職には色々ありますし、どれも大変な仕事だと思いますが、金融業界の事務は中でも特に大変ですよね。銀行や証券会社の事務といえば、お金関係のデータを扱う重要な仕事です。窓口業務もあれば、後方の事務業務もあって仕事も多いですよね。

銀行に口座を作りに行ったとき、窓口の奥がとても慌しかったのを覚えています。

そんな大変な仕事だからこそ、辞めたいと思う人は多いです。

辞めたい仕事なら辞めればいい、でも色々悩ましい!
そこで、転職成功経験のある僕なりにアレコレ考えてみました。

悩んでいるのは、僕だけじゃないの?

なんにしても、悩みを抱えている人は、その間中は自分だけしか悩んでないのではないかという気持ちになるものだと思います。それでどんどんネガティブになったり、「誰にも相談できないよ」とか「悩んでいるのは僕だけだ、仕事辞めちゃだめなんだ」と思ったりするんですよね。

「悩んでいるのは、僕だけじゃないの?」

そんなわけ、ないじゃないか。

しかしながら、「みんな悩んでるんだよ!」と言うだけの励ましに意味は無いと僕は思うので、実際に金融事務で多くの人が抱えている悩みを紹介しましょう。「転職しようぜ」とか「仕事やめちゃおうぜ」と重大なことを人にオススメしている手前、簡単な励ましは、したくないですからね。

たとえば、こんなことで悩んでいる人が多いですよ。

「情報管理厳しすぎ!」「専門用語多すぎ!」

金融事務は、事務職の中でも特殊な仕事です。金融業界という少し特殊な業界の事務仕事なので、当然専門用語は飛び交ってきます。事務の仕事をするだけで、金融知識を学ばないといけないんです。

働いているうちに、資格取得をせがまれたりもしますよね。

そして何より、金融業界はお金を扱う重大な役割を担っているために情報管理がとても厳しいんです。銀行でも信用金庫でも、証券会社でも同じ。だから人にあまり愚痴ることもできないんですよね。

「こんなことがあってさー」と軽く愚痴るだけでも、アウトな情報を出してしまったりしますから。

また、「窓口だけだと思ってた!」「窓口やらされるとは思ってなかった!」という人もいます。

こういうギャップも、金融事務員を苦しめているんですね。

思っているより、みんな色々な悩みを抱えて生きている。職場の同僚とかにも、聞いてみてください。この仕事の良いところと嫌なところを聞くと、その人が仕事にどんな悩みを持っているか、よくわかりますよ。

そして、その人が仕事を続ける理由も、わかる。

自分が転職すべきかどうかも見えてくるし、辞めたいという気持ちの再確認もできます。

一石二鳥どころではないので、是非やってみてください。

向き不向きを自覚しよう

辞めたいという気持ちがある程度固まってきたら、まず向き不向きを自覚してください。

ただ、向き不向きを自覚しろと言っても難しいですよね。自分が何に向いているかとか、向いていないかとか、意外と自分では気づきにくいものです。誰かに「向いてないんじゃないの?」と言われて初めて「そっか」と自覚できるものですよねえ。

そこで、僕から「こんな人は向いてねえよリスト」を提案します!

こんな人は金融事務向いてないのでは!?

  • あ覚えるのが苦手な人
  • 人の顔色を伺うことを知らない人
  • 人付き合いが苦手な人
  • 小さいことに目をつぶりがちな人
  • 素早く正確に、ができない人
  • マルチタスクが苦手な人

リストを見てみると、「あ、俺向いてねえな」と思いませんか? ここに挙げた「○○な人」は、金融事務の仕事をする上で必要とされるであろう性格や能力を持ってない人です。

たとえば、窓口業務や裏方業務など多数の業務を同時にこなさなければならないため、マルチタスクが出来ないと仕事になりません。詰みも同然ですよね。金融の仕事は小さなミスが命取りなので、小さいことに目をつぶる人も、性格的に向いてないと言えます。

これを見て、向いてないなと思った人は、転職しても良いでしょう。

ただ、向いていたとしても「辞めたい」と思うこともありますよね。

そんな人は転職しちゃダメなのかというと、そうではありません。向いていても、金融事務の仕事が心のそこから嫌になるということはあるでしょう。

そういう人も、転職しちゃえば楽になれます。

転職しよう…でも、どこに?

向いていなかったり、悩みがあったりして、辞めたい意思が石のように硬いなら、転職しちゃおう! よーし、転職するぞー…どの職種に転職すればいいんだ!?

金融事務の仕事自体に悩みがある人、金融事務の仕事が向いていない人。

そんな人は、職場を変えるだけじゃダメですよね。転職するとなると、本当に読んで字の如く職を転じないと意味がありません。転職するぞと意気込んだところで、どの職種に転職すべきかがわからないと、動きようが無いんですよね。

がーん、出鼻をくじかれた…。

そこで僕なりに考えてみたんですが、金融事務の人は案外選択肢が多そうですよ。

  • 一般事務
  • 経理事務
  • 営業全般
  • マーケティング
  • 販売系
  • 製造系
  • サービス業

窓口業務を経験している人が多いでしょうし、事務経験もあって金融系の知識もあるという前提なら、上に挙げたところが転職しやすいと思います。事務系の仕事が嫌ではないなら経理事務なんかが、スキルを活かすのにちょうど良いでしょう。

窓口業務の経験を活かして販売や営業、サービス業なんかも向いているかもしれません。

そうやって考えれば、未来は、希望は、広がっていきます

ただ、僕が自論と一般論を混ぜ混ぜして考えたことなので、誰にでも当てはまるわけではありません。参考程度にとどめておいて、自分自身に向いているのは何か、自分はやりたいことは何かを最優先にして考えましょう。

スキルを活かすとか、経験を活かすとかは二の次でOKです。

そんなのは転職に有利になるとか、転職後すぐ役に立つというだけのアドバンテージです。転職後ある程度経ってからは、ほとんど関係なくなります。それよりも、自分の声に耳を傾けるほうが大事です。

ただ、自分は自分自身に語りかけてくれません。

だから、その声を拾う第三者として転職エージェントを利用するなり、信頼できる友人に相談するなりしてください。

仕事を辞めたいなら、まず人を頼れ、相談しろ。

自分でネットを見て考えているだけじゃ、解決しませんよ。

元も子も無いことを最後に言いましたが、これは本当です。人を頼らない人に、自分自身を幸せにすることはできません。自分自身を幸せにできなければ、また次の職種でも「辞めたい」と思ってしまいますよ。