警察事務は激務と言われ、女性でも働けるものの「女性の職場」というわけではなく事務職の中では男性社会。事務職なのに体力も必要なきつい仕事で、休みは不安定。
警察事務を辞めたいと思う人はとても多いと思います。
じゃあ警察事務を辞めるとしたら、どこに転職すればいいのか? という話が今回のメインテーマです。
警察事務は激務!? 退職理由をまとめてみた
警察事務は激務だという声があります。実際、「警察事務」と検索すると関連ワードに「激務」というのが出てくるくらいですからね。警察事務になろうと考えている人が検索したり、警察事務を辞めたいと思っている人が同士を探すために検索したりしているんでしょう。
激務と言っても、警察官と比べるとそうでもありません。
それは警察官があまりにも忙しすぎるというだけなんですけどね。
比較対象を事務職全般とすると、警察事務は確かに激務だと感じます。当直や土日出勤などの民間企業の事務職にはあり得ないようなことが、警察事務には当たり前のようにありますからね。
警察組織内の上級職と比べても、勤務環境は悪いと言えるでしょう。
しかも、男は警察組織特有の理不尽な目にあうことがたくさんあります。「男だから」「男のくせに」「男男男」と、何かと性別関係で言われるんですよね。警察社会は昔からの男性社会だから、逆に男には厳しいんです。
また、犯罪者・御遺体のいる環境で働くというのも特殊できつい…。
旅行届などなどのプライベートの制限もあり、休みもなかなか取れません。
こうして考えると、事務職であることの旨みが全くと言っていいほど無いんですよね。警察事務という仕事は。警察事務を単純に「警察組織を職場とする事務職」として考えれば考えるほどに、働くデメリットが大きく感じられます。
メリットは「警察官と比べたら負担は軽い」「手当が少し充実している」「警察組織でしか経験できないことができる」ということだと、思います。
警察事務を辞めたほうがいい人の特徴
- 出世欲がある
- プライベートを充実させたい
- 警察組織に執着がない
この3つが、警察事務を辞めた方がいい人、警察事務が向いてない人の特徴です。
まず、警察事務というのは警察組織の中でもかなり出世ポストが限られています。係員・主任・係長などの一般的な出世はあるものの、警察組織の仕事として幅広いポストが用意されているわけではないんですよね。
事務として権限が大きくなるだけという感じです。
一般企業と同じような出世ポストになります。
個人的には、一般企業のほうがキャリアプランは幅広く練られると思うんです。たとえば事務だけでも「一般事務」「営業事務」など種類があるし、そこから発展して「人事」などの管理業務に就くことも考えられます。
もちろん主任や係長などのポストもあるし…出世欲があるなら民間のほうが向いているでしょう。
次に、警察組織はプライベートがかなり制限されます。
休日に旅行をしたり、趣味にいそしんだりして楽しく過ごしたいという人には向いていません。
警察組織に執着が無いのなら、警察事務にこだわる必要は全くないと思います。警察組織内部で出世したいなら事務は向かないから違う警察職のほうがいいし、ただ出世したいだけなら民間のほうが良い。
プライベート重視なら圧倒的に民間のほうがやりやすく、警察組織にこだわらない人は「辞めたい」と思ったときが辞め時だと思います。
警察事務を辞めたいなら、転職先はやっぱり事務職関係?
警察事務を辞めたいなら、事務関係に転職すると仕事にすぐ馴染めると思います。
警察というのはかなり特殊な組織だから、組織体制とか仕事の仕方とかは民間とは差があるでしょう。最初は民間の仕事の進め方などに戸惑うかもしれませんが、仕事内容としては事務職である限り似たり寄ったりです。
民間企業の事務には当直も宿直も休日出勤も、ありません。
事務職というのは一般企業の中では「残業が少ない仕事」「プライベート重視の仕事」として、広く認知されています。実際残業は営業に比べるとかなり少なく、定時で帰ることのできる日も多いです。
アフターファイブを楽しみたいとか、休日に旅行をしたいとか考えているなら事務やオフィスワーク系がオススメです。
一般事務も、営業サポートの営業事務も、会計を行う経理も、警察事務から転職しやすいと思います。
敢えて事務以外を転職先にするという選択肢はある?
事務に向いていない人は、事務以外を転職先にしましょう。
たとえば出世欲があるなら事務よりも営業とか企画とかのほうが、幅広いキャリアに出世しやすいと思います。営業と企画はビジネスの基礎を学べる仕事だから、そこから転職をすることでキャリアアップすることも可能です。
営業に入って一度も転職しなければ一生営業のままだけど、キャリアプランをしっかりと描いて効果的に転職を行うことでとことん上を目指せるようになると思います。
民間企業で上を目指すなら、一度は経験したほうがいいですからね。
また、出世欲とまで言わなくても「稼ぎたい」と考えている人には営業がオススメです。
中には、警察事務を辞めて「こういう業界で働いてみたい」と思っている人も、いると思います。それがどんな業界だろうと、事務仕事というのはほとんどの仕事で役に立つ経験です。
警察事務として働いていた経験をアピールしたり、警察事務として「努力したこと」「頑張ったこと」などをアピールしたりすれば、未経験の業界でも十分立ち向かえるんじゃないでしょうか。
未経験の人に企業が求めるのは、「努力してくれること」「頑張って早く仕事を覚えてくれること」です。
ただ、未経験の場合は特に転職活動が難航する可能性が高いです。
少しでも転職難易度を減らすべく、転職エージェントを使ってみてください。
転職エージェントに登録すると、あなたの希望する条件にあった求人がメールで届くようになります。質の高い求人が多く、ブラック企業を避けられます。
転職活動に関する相談をしたり、面接の対策をしてもらったりもできるので、絶対に活用しましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
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これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
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