JRの総合職は、鉄道会社のエリート街道。だからこそ辛い面もあるし、大変なことも多いし、辞めたいと言う人もまた多いんです。

新卒入社だと一流大卒を採ることが多いし、中途だと経験者を採ることが多いと言われています。

そういう人なら、JR以外でも活躍できるはず!

鉄道会社が合わないのか、総合職が合わないのかによって転職の難易度も進むべき道も変わります。

JR総合職を辞めたいという人に、その道を紹介しましょう!

JRの総合職は最初の頃が特に辛い

入社からどれくらい経ってから辞めたいと言っているのかにもよりますが、JR含む鉄道会社は、総合職として採用した人に最初から総合職としての仕事をさせません。1年から3年程度は現業職の仕事を転々とさせるんですよね。

総合的に自社の仕事をすべて体験した後、総合職として本来の仕事が始まるわけです。

一般企業にもそういう会社があるにはありますが、数年単位というのはあまりありません。一般企業の総合職としてキャリアをスタートした人と、鉄道会社の総合職としてキャリアをスタートした人とだと、同じ総合職・同年齢だとしても総合職としての経験年数が変わるわけですねえ。

最初1年から3年くらいの我慢をするのが辛くて辞める人もいるし、他業界から比べると遅れをとっているのではないかという不安から辞めたいと考える人も多い。

鉄道会社総合職ならではの苦悩ですよねえ。

JRの総合職は転勤が多い

総合職が現業職をある程度経験するのは鉄道会社全体の特徴ですが、JRと私鉄が違うのは「転勤」の有無と頻度です。JRは日本全国にレールがあるためか、転勤があります。そして、JRの総合職は転勤を基本的には拒めません。

転勤と言われたら、従うか辞めるかの二択を迫られます。

しかも、転勤後すぐに帰ってくることはできないんですよね。転勤のとき「このエリアに転勤ね」と言われるわけですが、基本的に同じエリアには3年・4年程度は働き続けることになります。単身赴任になる場合はキツイですよねえ。

たくさんの路線があるJRだからこそ、仕方が無いことだとは思いますが、仕方がないと割り切れない人も多いでしょう。

転勤に不満があるなら、私鉄に転職しよう

転勤が最大の不満という人や、転勤以外に不満が無いという人は私鉄の総合職に転職しましょう。

私鉄は地域を限定しているため、転勤が無い会社が多いです。比較的規模が大きい私鉄だとしても、「関西から関東にかけて走っている」なんていうことはありませんしね。大きな私鉄と言うと阪急電鉄などが浮かび上がりますが、阪急も路線は兵庫・大阪・京都間くらいです。

「神戸線から宝塚線、宝塚線から京都線」というような路線ごとの異動はあるにしても、JRのように大規模な転勤は私鉄にはありません。

転勤だけが主な理由というのなら、鉄道会社の総合職というキャリアを捨てるのはもったいないと思います。立派な仕事だし給料も比較的高いし、世間的な評価も高いですしね。私鉄なら転勤が無いから、ねらい目ですよ。

総合職の仕事がスタートする前に辞めたいんだけど、アリ?

アリアリ。

総合職の仕事がしたいのに、現業職の仕事を経験させられるのは辛いと思います。短期間ならまだしも年単位ですからねえ。しかも体験とはいえ、ガッツリ本業の現業職と同じように働くことになります。現業職の仕事が辛いから辞めたい! と言う人を止めることは誰にもできないでしょう。

本来やりたい仕事ができないという不満と、本来やりたいことを差し置いてキツイ仕事をやらされるという不満は、たとえゴールがあったとしても我慢しがたいものですから。

鉄道会社以外の総合職に転職しちゃいましょう!

ただ、転職の場合は「総合職」として総合的に採用するよりも、仕事内容ごとに採用することのほうが多いです。だから、総合職の中でも何がしたいのかを決めておきましょう。

一般企業の総合職には、二種類あります。

営業職・企画・人事・経理・法務などがある営業系の総合職と、研究職や品質管理などのある技術系総合職の二種類。後者に関しては業界によっては無いこともありますね。基本的に総合職と言えば、前者の営業から法務までを指します。

営業・企画・人事・経理・法務などなど、あなたがやりたい仕事はどれ?

総合職も、鉄道会社も辞めたいという場合

JRだけじゃなくて鉄道会社全体を辞めたいし、総合職も辞めてしまいたいという人も多いと思います。そういう人は、一般企業の一般職に転職することになりますね。一般職はマニュアルを用いるような定型的な仕事が多いです。

典型例を言うと、事務職なんかがそうですね。

一般事務・営業事務・貿易事務・経理事務などが、代表的な一般職となります。

総合職に比べると給料は低いものの、転職のハードルが低く転居を伴うような転勤はありません。正直、JR総合職から一般職というのは給料の落差が激しすぎるとは思います。ただ、給料よりも仕事の安定性・休みやすさ・残業の少なさ・転勤が無いことなどを重視したい人にはピッタリです。

ただ、給料が低いと言ってもJR総合職と比べたらの話。

平均給与くらいは貰えることが多いから、その点は安心できますよ。

会社によっては一般職のほうが倍率が高いということもあるくらい、魅力的な仕事です。昔は女性ばかりでしたが、今は男女ともに一般職の採用がありますしね。

JRの総合職を辞めたいなら、私鉄総合職に転職するか、一般企業総合職または一般職に転職するかのどれか…。

自分にとって最良の選択肢を探そう!