誰もが知る大手総合商社、伊藤忠商事。

とてつもなく巨大な総合商社だからこそ、その社風に合う人と合わない人とはハッキリ分かれるのかもしれません。「この会社は自分に合わない」と感じ、伊藤忠商事を辞めたいと考えている人は決して少なくはないでしょう。

今回は、「どういう人が伊藤忠商事に合わないのか」「合わない人はどういう転職先を選べばいいのか」を考察したいと思います。

退職者の口コミで見る「伊藤忠商事に合わない人」

  • 未だに体育会系な社風が残っている
  • 背番号制のため外での潰しがきかないのでは? という焦り
  • ブランド力よりも自由な環境が欲しくなった
  • 消費者の声を聞きながら仕事がしたい
  • 職能部門が営業よりも地位が低いと感じたため

以上、Vorkersという企業口コミサイトにある「退職検討理由」の投稿で、特に目立ったものを集めてみました。

仕事の忙しさに関しては「それほど激務ではない」と語る人もいれば、「激務」と語る人もいます。激務ではないと感じる人が語るには、「伊藤忠商事は残業時間の取り締まりに年々力を入れており、20時以降の残業は禁止」ということが根拠となっているようです。

ただ、激務派の意見によると、「朝に出勤しよう!」と早朝4時・5時くらいに出勤する人も多く、その人に合わせて朝型出勤の風潮が加速し、業務時間は結局変わっていないとのこと。

そして、激務と感じるもうひとつの原因が「体育会系な社風」です。膨大な業務量に対して「精神論」で対処する社風があり、明確な対策があまりなされていないことから、激務となる。

しかも、体育会系な雰囲気が苦手な人にとってはそれ自体がストレス要因となり、伊藤忠商事を辞めたい気持ちが湧き出てくるのでしょうね。

また、最も多く見られたのが「背番号制」に対する意見。

背番号制というのは、総合商社に根付いている文化ですよね。多くの部署がある中で配属先を選ぶことができず、最初に配属された部署を超えたジョブローテーションはあまり生まれません。

会社が社員を異動させることはあるものの、配属された部署から大きくかけ離れたところには行かず、自ら異動を希望することができる制度が無いというところが多くの退職者の不満となっています。

入社時配属の部署により、先が見えているということですね。

また、「ブランド力は魅力だけど、もっと自分の思うように仕事がしたい」というニュアンスの意見を語る人も多いです。

こうして見ていると、伊藤忠商事を退職した人は「チャレンジ志向が強い」人が多いことがわかります。「もっと中長期的キャリアを考えたい」「もっと専門性を高めたい」「もっと自由に自分を活かしたい」などの想いを抱える人にとって、伊藤忠商事は合わないのでしょう。

「もっと、もっと!」という気持ちがあるのなら、伊藤忠商事から転職したほうが良いと思います。

あなたにとっては、このまま生涯レールが敷かれているような一定の環境にいると大きなストレスになり、ゆくゆくは自分の希望や夢もストレスに潰されてしまう危険がありますよ。

伊藤忠商事が合わない人のための転職戦略

伊藤忠商事が合わない人に「合う可能性が高い」会社の特徴。

  • ベンチャー企業
  • 成長過程の中小企業
  • 新しい事業展開に積極的な企業
  • 実力主義の企業

まず、ベンチャー企業は「専門性を高めること」を重視しているケースが多いのが魅力的です。社員数が少ないことがほとんどなので、ジェネラリストよりも一騎当千のエキスパートが欲しいと考えます。

そして、ベンチャー企業のチャレンジ精神あふれた社風は、伊藤忠商事を辞めたいと思っている人にとってかなり刺激的で面白いでしょう。

企業規模が小さく社員数が比較的少ないということで言えば、中小企業もそうですよね。チャレンジする社風はベンチャーほどではないものの、成長しつつある企業を自分の力で成長させるという経験が得られるのが魅力的。

人数が少ないために社内政治に関係なく出世するチャンスがあり、管理職になりたい人にもオススメです。

さらに、新しい事業展開に積極的であれば「さまざまな事業を行い、自身の成長に繋げたい」「そこから幅広いキャリアパスを考えたい」という人にもぴったりでしょう。

また、伊藤忠商事は実力主義よりも年功序列の傾向が強く、さらに出世には社内政治が必要という昔ながらの風習が残っていますよね。年功序列だと「出世が難しい」「自分のやりたいことをやりづらい」「思うように評価されない」という不満が出がちです。

「もっと、もっと!」という想いを抱える人には、実力主義の会社が合うと思います。

また、やりたい仕事がしっかりあるという人は、その仕事に就くことを前提として上記のような特徴を持つ会社を探しましょう。やりたい仕事がまだ定まっていない人は、それを定めるところから始めないといけません。

そのために、転職エージェントをオススメします。

転職エージェントに登録し、担当者のキャリアアドバイザーに自己分析を手伝ってもらい、ひとりで考えるよりも楽にやりたいことを見つけられるんです。

そして、やりたい仕事が決まったら上記のような特徴を持つ会社の求人が欲しいとキャリアアドバイザーに伝えれば、自分に合う求人だけを効率よく得ることができます。

そうして、自分の中の「もっと、もっと!」と叫ぶ声を満たしてやることで、あなたの人生は今よりももっと面白くなるのではないでしょうか?