百貨店のアパレル店員には、百貨店特有の悩みがありますよね。

客層、厳しい規則、男女比の偏りなどなど…。それらの悩みを解決するには、転職するしかありません。

そこで、「別のアパレル店に転職する際の職場選びのポイント」と、「アパレル店員の経験を活かせるアパレル店員以外の転職先候補」を紹介したいと思います。

【放っておくと危険】百貨店のアパレル店員を辞めたい理由まとめ

1.客の対応が辛い

販売職なら接客からは逃げられません。

それはわかっていても、百貨店のアパレル店員にとって客の対応は辛いものですよね。百貨店はやや高級志向です。客の中には「高級なサービス」「高級な雰囲気」を求めて来店する人がいます。

要は「ちょっとした金持ち気分を手軽に味わいたい」のでしょう。

そういう人ほど「サービスが悪い」「品質が悪い」とクレームをつけてきます。

このまま働き続けて客層が突然よくなるということはありませんよね。働き続ければ、客の心無い言葉によってあなたの心が傷つけられていくばかりではないでしょうか。

鬱になるかもしれませんし、仕事に身が入らなくなるかもしれません。アパレル業界全体が嫌いになることもあるでしょう。

そのような不都合が生まれる前に、転職を考えることをオススメします。

2.マナー重視の減点方式が辛い

販売職全体でマナーが重視されるのはもちろんですが、百貨店は特にその傾向がありますよねえ。

他店と比べてやや高級志向がある以上は、接客マナーや規則が徹底されるのは当然のことです。

ただ、あまりに行き過ぎていて息苦しいと感じてしまうことがあるでしょう。マナーや規則を守らなければ減点されてしまい、評価や給料に悪影響を与えてしまいますから。さらに、プレッシャーやクレーム、上司からの注意や小言もあります。

それらにがんじがらめにされて身動きが取れないほど息苦しさを感じているのなら、辞めたほうがいいです。

マナーや規則にばかり気を取られ、本来意識するべき「販売技術」を磨くことができなくなる危険性がありますから。

3.職場の人間関係が辛い

百貨店は圧倒的に女性が多い職場です。

男女比率が女性に偏ると、人間関係がこじれやすくなる傾向があるんですよ。

そう言われている理由は、さまざまです。

たとえば、「女性は幼少期からグループ行動が多くグループ意識や縄張り意識が高い」ということが理由として語られています。。

そのために派閥が生まれたり、自分たちの意にそぐわないことをする人を排除しようとする動きが生まれたりして人間関係がこじれるという理屈です。

このまま働き続けると、ストレスから病気になるかもしれません。

転職しなければ、あなたの心は人間関係にむしばまれたままです。

別のアパレル店に転職する際の職場選びのポイント

1.客層をチェックする

百貨店のアパレル店員の接客に関する悩みは、客層によるものですよね。

客が高級志向を求めるから客の自尊心が尊大になり、クレームが蔓延ってしまうわけです。

この悩みを繰り返さないために、転職先の店を選ぶときは客層をしっかりとチェックするようにしましょう。

客層は、立地・価格帯・ブランドのターゲットなどである程度決まります。

たとえば、治安が悪い地域にある店ならその周辺住民の来客数が多くなり、客層が悪くなる可能性が高いんです。

ハイブランドの店なら客層は比較的良くなります。ハイブランドの商品を買えるくらいの収入を得ているということは、ある程度の社会的地位や常識がある可能性が高いですからね。

問題なのは「中途半端に高級志向な店」です。

そのような店は、「お金持ちというわけではないけれど、ちょっとした金持ち気分を味わいたい」という客の割合が多く、ミドルブランドからハイブランドまで扱っている百貨店と客層に似ています。

百貨店の客層ならではのトラブルに悩まされている人は、落ち着いた人の多く地域にある大衆向けの店か、ハイブランドの単独店舗かに転職先を絞るべきでしょう。

2.職場の雰囲気と男女比をチェックする

人間関係の悩みを解消するためには、良好な人間関係が築かれている職場や女性率が高すぎない職場に転職することをオススメします。

ただ、通常の求人には人間関係や男女比は記載されていませんよね。

そこでオススメなのが、転職エージェントです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーに質問すれば、求人先の職場の人間関係や男女比がわかります。転職エージェントは求人先の調査を行っているんです。

だから、転職エージェントを使うことで、自分に合わない人間関係の職場に転職してしまう危険性はほとんどなくなります。

【百貨店のアパレル店員経験を活かせる】転職先候補まとめ

百貨店のアパレル店員を辞めたいという人のために、今の仕事の経験を活かせる仕事を二種類紹介したいと思います。これはあくまでも「経験を活かせる仕事の一例」に過ぎません。

それでも「経験を活かせる仕事の選び方」の参考にはなると思います。ぜひ、どんな能力を活かせるのかに着目して、読んでみてください。

1.営業職

営業職は百貨店のアパレル店員として培った「販売力」を活かせる仕事です。

営業に求められる力と販売に求められる力は、大部分が共通しています。

アパレル店員などの販売職に求められるのは、「既に購入意欲がある客」に対する「商品説明」と「客の希望と商品とのマッチング」です。

一方、営業職に求められるのは「まだ購入意欲がない見込み客」に対して「購入意欲を煽ること」と「商品の説明やマッチングを行うこと」です。

購入意欲を煽るためには、客が抱えている悩み・問題や希望を聞き出し、分析しないといけません。

つまり、営業職には「見込み客の悩みや希望を聞き出す話術」や「問題や希望に沿う自社製品を見つけるための分析能力」が求められるということです。

これは販売職の経験とかなり似ています。

先ほど、販売職には「客の希望と商品とのマッチングを行うことが求められる」と語りました。そのためには客の希望を聞き出さなければならないし、その希望に沿う自社製品を見つけなければなりません。

違うのは「客の購入意欲の有無」による「聞き出し方の違い」や「訴求方法の違い」くらいです。

だから、百貨店のアパレル店員としての経験や能力を営業に活かせるのではないでしょうか。

2.ホテルスタッフ

ホテルスタッフは、百貨店で培った「マナー」を活かせます。

百貨店はマナーが重視される傾向がありますが、ホテルもまたマナーが重視される傾向があるんです。

髪型や髪の色には規則があります。声のトーンや大きさにも気を配ることが求められるんです。宿泊客からの問い合わせには自分が知らないことでも落ち着いて誠心誠意対応する。下を向かない。猫背にならない。など、ホテルスタッフが気を付けるべきことはたくさんあります。

それらの中には百貨店のアパレル店員として気を付けていることも、あるのではないでしょうか。