【保育士辞めたい@新卒1年目】転職の考え方や立ち回り方、おすすめの転職先候補などを紹介

「1年目だけど保育士を辞めたい!」

保育士の仕事は大変なのに給料が低い&上がらない。正直なところ、将来安泰とは言い難いです。

どうしてもしがみつくべき仕事ではないので、辞めたいほどツラいなら、まだ1年目だとしても転職を前向きに考えるべきだと思います。

今回は、保育士1年目に直面する数々の悩みを紹介しつつ、転職の考え方や立ち回り方、おすすめの転職先などを掘り下げていきたいと思います。

1人の転職経験者の意見として参考にしてもらえたら嬉しいです!

保育士1年目に辞めたい理由で多いのは?

仕事量が多すぎて心身ともに疲れっぱなし

保育士、仕事量多いですよね。

朝6時半に出勤して、夜中0時に会議が終わるというようなこともあるようです。どうしてそんなにかかるのかというと、仕事量が多いから。しかも、そのほとんどが雑務と事務仕事です。

保育時間は保育に追われて事務仕事や雑務作業ができないから、保育時間が終了してから雑務と事務にとりかかることになるんですよね。

そして、心身ともに疲れ果ててしまい免疫が低下。

インフルエンザ・流行性胃腸炎・流行性結膜炎・麻疹・風疹・おたふくかぜ・水疱瘡・百日咳などなど…、流行性疾患や子供の病気をもらってしまうことがよくあるそうですね。

給料が低い&上がらない

保育士、国家資格なのに…手取り10万円台。

地域にもよりますが、数年間働き続けたのに月給が13万円に満たない場合もあるようですね。これだけ低すぎると、周りに保育士以外の人がいなくても異変に気付けるでしょう。保育士以外の人がいたら、その人と比べてしまって余計に落ち込みそうですね。

他の仕事に就いた人は同じ数年間で月収30万円だというのに、自分はその半分以下…。

いくら憧れた職業だとしても、バカらしくなりますね。

残業代が出ない

残業代を出さない保育園は多いです。1年目でこの業界の現実に直面して、気力を削がれてしまった保育士も多いのではないでしょうか。

認可保育園の中には、認可されているという現状に胡坐をかいて経営をワンマン化していて、職員はただの駒に過ぎず、残業代なんて払わなくて当たり前という考えのところが多い…。無認可保育園は補助金が無いから、単純に残業代を払う余裕がない…。

保育業界全体が経営スタイルや意識を変えていかない限り、保育士のサービス残業が改善されることはないかもしれませんね。

モンスターペアレンツ

最近の親は、過保護が過ぎるという話題が保育士界隈以外でも語られています。

少しでも怪我をしたら血相を変えてクレームですからね。怪我なんて、子供にとっては勲章だろうと僕は思うんですが…。自分が子供の頃は怪我を乗り越えて強くなっただろうに、その経験を子に伝えるのでなくその逆をいく親たちには絶句させられます。

「うちの子どもに怪我させるなんて、どういうこと!? プロ失格よ! 辞めたら?」

人間は自分の子のこととなると、どこまでも非情になれるんですよね…。(子どもよりも、親の方が成長する必要がありそう。)

保育士1年目ということを知って余計にネチネチと嫌味ったらしいことを言う親もいたりして精神的に病んでしまう1年目の保育士はとても多いようです。

保育士を辞める前に考えたいこと

保育士という仕事を辞める前に、考えて欲しいことがあります。

辞める前に考えなかったとしても、転職活動の最中で必然的に考えることになることです。後から考えて転職活動に水を差してしまうより、最初から考えを固めておきましょう。その考えとは――。

本当に辞めていいのか? 辞めるに値する理由なのか? 後悔しないか?

思う存分に自問自答してください。僕から「辛いなら辞めていい」と言ったとしても、最後にはあなた自身の心の問題。特に保育士という仕事を選んだからには、そこに憧れや夢などもあったでしょうから、その憧れと夢に決着をつけないことには転職は始められません。

個人的に、辞めるに値する理由とは「心身がヤバイ」と思えるもの。たとえば、親との付き合いで病んでしまっているとか、仕事が忙しすぎて最近自律神経がヤバイとか、病気しがちになったとか。

「逃げ」と人は言うかもしれない。

だけど、言わせておけばいいんです。保育士という仕事から逃げて、その先に自分の人生の幸福を掴めるのなら自分の中でその逃げという行為は「勝つための戦い」に昇華されます。

保育士1年目で転職!おすすめの転職先候補一覧

  • 一般事務
  • 医療事務
  • 介護職
  • 一般企業の受付
  • 旅行代理店
  • アミューズメント施設の職員
  • 子供向け習い事教室
  • 子供向けの雑貨・アパレル販売

実際に保育士からの転職先選ばれることが多い仕事と、個人的にオススメの仕事を混ぜました。一番多いのは、事務系の仕事に転職するパターンです。事務職は第二新卒・中途採用関係なく未経験者を募集していることが多く、比較的入職しやすい仕事ですからね。

ほかには、資格を取得して介護や看護に転身する人も多いです。

保育士資格を取得した経験から、資格の勉強と取得に対するハードルが低くなっているんだと思います。手に職を付けたい、誰かの役に立ちたいという想いもあるんでしょうね。

旅行代理店は比較的給料が良く、女性が活躍している点で選びました。

子供向けの習い事教室や雑貨・アパレル業界などに関しては、保育士以外の立場から子どもに関わるという方法もあるよということでおすすめしてみました。保育士は辛くても、子どもから少し離れて関わることで夢や憧れを叶えることができるかもしれません。

  • 学童保育
  • ベビーシッター
  • 特別支援学級介助員
  • 病児保育士
  • 母子支援員
  • 児童自立施設
  • 障害児施設
  • 児童相談所
  • 託児所

念のため、保育士の資格を活かせる保育園以外の仕事を紹介しておきます。今の職場に問題があったり、保育園特有の問題に悩まされている人は、こちらの転職先も候補にしてみてはいかがでしょうか。

転職活動は転職エージェントをフル活用しよう

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