日本ヒューレット・パッカードというと、消費者の僕からすると、プリンターもPCもスタイリッシュ&シンプルなデザインが多い印象があります。持っている製品と言えばスマホ専用プリンターHP Sprocketくらいですけどね。

そんな日本ヒューレット・パッカードですが、企業口コミサイト「openwork」「キャリコネ」「カイシャの評判」を見ると、この会社を辞めた人の声が多数投稿されていました。良いものを作る会社でも、辞めたいという人はやはり大勢いるものですね。

その意見をもとに、日本ヒューレット・パッカードを辞めたいという人に、伝えたいことがあるんです――。

日本ヒューレット・パッカードの退職理由まとめ

  • 新卒以来昇給・昇格がなかった(5~10年目)
  • 待遇が変わらず客単価は上がり、要求されるクオリティが高くなってきた
  • 人事評価が昇給に結び付きにくい
  • 手当が全くない
  • 新しい業務にチャレンジしたい
  • 東京以外の地方在籍は、ほぼ東京に出張しっぱなしになる
  • 忙しいのに人が減らされていく

待遇に関する悩みと、業務に関する悩み忙しさに関する悩みなどが企業口コミサイトに多く寄せられています。

新卒以来昇給昇格がほとんどないと語った人は、新卒入社5~10年目ということで…。これだけの間、新人並みの給料で働くということには大きな苦悩と葛藤を伴ったことでしょう。

また、給料が上がらないのに客単価が上がり、さらに高いクオリティの仕事を要求されるようになるというのもキツいですよねえ。経験が長くなれば、高いクオリティが求められる仕事が多くなるのは当然だけど、それなら給料に還元してもらわなくては話になりません。

そういう諸々の原因は、人事評価が昇給になかなか結び付かないというところにあるのでしょう。

何のための人事評価なのか、と問いたくなりますね。

業務に関する悩みで言えば、「各人が同じ業務をとことんまで深掘りしていくように仕事をするため、異なる業務に挑戦できない」というような内容が多数投稿されています。それと同じくらい、「経験年数が長くなってきたからもっと成長したい」と考えて退職する前向きな投稿も多いです。

どちらにしても、「日本ヒューレット・パッカードの人材として成長していく」よりも、「私という一個人として成長していく」という道を歩みたい人は、この会社を巣立つときが来るということでしょう。

また、忙しさに関しては、「残業が80~100時間」「徹夜・深夜作業が結構ある」という状況が部門によってはあるようです。口コミを分析すると、深夜作業はインフラ系に多く、残業は営業・SEなど幅広い部署に多いということがわかります。

そういう忙しい状況にあるのにも関わらず、ヒューレット・パッカードは人を減らす方針を取っているため、現場に残った人はさらに忙しくなるわけですね。

しかも、プロジェクトのほとんどが東京にあるため、地方在籍者はほぼ東京に行きっぱなしになるということも忙しさを体感的に加速させる要因となっているようです。

こうしてみてみると、どれもこれも「辞めたい理由」としてかなり根本的で重く、この不満を抱えながら我慢して働き続けることは難しいように感じます。

待遇・業務・忙しさに関するストレスは日に日に膨れ上がり、いつの日か…盛大に爆発してしまいかねません。

僕の周りにもそういう人は一定数いるんですが…不満が盛大に爆発したときの人は、リスクも後先も考えずに大胆な行動に出ます。結果、転職の準備をすることなく退職するということになりかねません。

日本ヒューレット・パッカードは将来が不安定?

日本ヒューレット・パッカードの退職理由として最も多く挙げられていたのは、実は待遇でも業務でも忙しさでもなく、不安定さだったんです。

ヒューレット・パッカードは米国・日本ともに経営者が、頻繁に入れ替わります。経営者が変われば当然方針も異なるわけで、入れ替わりのために社員たちは方向転換に戸惑い、ジェットコースターに揺られるような気持ちになるわけです。

ただ、そこにジェットコースターのような楽しさや興奮はありません。

急に規模縮小を求められる部門が出てきたり、買収や切り離しをしたり…そういうことがよくあるんですよね。

また、ヒューレット・パッカードは「WFR」という退職奨励プログラムにより、40代・50代の社員を定期的にリストラしています。

長い間働き、「日本ヒューレット・パッカードの社員としての成長」を遂げたとしても、突然「希望退職を迫られる」ことがあるわけです。

ほかにも、新人がほとんど入らず若手がいない部署があったり、人材の流動性が低くて中長期的なキャリア形成が困難だったり、足りないものは買収で得ればいいという体質のため技術が育ちにくかったり…。

さまざまな要因から、この会社の社員は不安定な状況にあると言えます。

以上のことを最大の根拠として、僕が言いたいことはこれだけです。

不満が爆発してしまう前に、念のため、転職活動を始めておいた方が良いのではないでしょうか?

そのために、とりあえず転職エージェントに相談してみることをオススメします。

転職エージェントに相談し、待遇・業務・忙しさ・安定性などから自分に合った求人を得られる状況を作りましょう。仕事を続けながら、転職エージェントから送られてくるメールを見て、求人をチェックする。

気に入ったものがあれば応募し、内定が得られたときには転職をすればいいわけです。

自分自身の将来をより良く設計し、「私という一個人の成長」を実現させましょう!