フリーターを辞めたい!今の生活を続けるリスク、正社員になるための転職活動について解説

正社員の辛さが取りざたされる昨今、フリーターの存在と苦悩は忘れられがちですよね。フリーターには責任が無いから楽だろうとか言われるけれど、非正規には非正規の辛さがあるわけです。

このページでは、フリーターを辞めたいと思っている人に、今の生活を続けるリスクや、正社員になるための転職活動のポイントなどを解説しています。

ぜひ参考にしてみてください!

フリーターを辞めたい人は早めの行動を。今の生活を続けるのはリスクが大きい!

フリーターが悪いとは言いません。僕は「各人が本気でそれがいいと思っているのなら、働き方はそれぞれ」だと思っています。事情があって正社員として働くことができないという人も、中にはいますからね。

ただ、特別な事情が無いのならフリーターを貫くのはリスクが多いんです。

非正規雇用は社会保険や福利厚生の充実度が低く、給料が少ないから結構金銭的な負担が大きいんですよね。特に、国民健康保険と国民年金の負担が大きいです。 保険に関しては「中途半端に稼ぐと、負担額が大きくなる」から、フリーターにとっては結構大変ですよね。

嫌というほど、実感していると思います。

それに、フリーター期間は職歴と認められないことが多いです。

履歴書に書けるから白紙よりは印象がいいけど、フリーター期間が長ければ長いほど不利になります。「非正規でその日暮らしをしてきた人を正社員として雇うわけにはいかない、月給20万円も払いたくない」というのが、企業の本音。

そう思われても仕方がないんです。

フリーターを続ければ続けるほど、将来性が失われるということになります。

また、フリーターを貫くにはリスクもあるけど、それ以前に続けること自体が難しいです。

フリーターには有給休暇が無いから、仕事の切れ目がそのまま収入の切れ目になってしまいます。仕事を休んだらその日分損したような気分になるし、実際そうだから体調を崩したら大変ですよね。

しかも一度体調を崩して予定が崩れると、やる気も失せてしまってその月の稼ぎがどんどん減っていくんです。

さらに、フリーターは首切りにあいやすいと思います。社員をクビにするよりも、バイトをクビにする方が楽だから。ただ、首切りはフリーターにとって致命傷。仕事を失うと収入も失い、雇用保険も無いから貯えがないと次の仕事を見つけるまで食いつなげることすら難しいです。

また、稼ぎを増やすことも難しく、ずっとフリーターを続けることは非常に困難。

その割には負担が大きくて将来性も薄いという…正社員に比べると、どうしてもコスパが低い働き方なんですよね。フリーターだと結婚するのも大変だし、ローンも組みにくくて何かと苦労します。

フリーターから正社員になるのは難しくない。2つの転職アプローチを解説

フリーターから正社員に転職するというと、難しいような気がしますよね。確かに少し難しいけど、そんなことを言っていたらこの先もっと難しくなってしまいます。どのみち、今のうちにやってしまわないといけないわけです。

だったら、難しいとかどうとか言っている暇はありません。どうすれば、少しでも簡単に転職出来るかを考えましょう。

立ち回り方によっては、案外簡単に転職できますから。

フリーター時代の経験を活かせる仕事で正社員に

企業側が元フリーターを正社員として雇う際に不安に思うのは、「経験もないような人に、仕事が勤まるだろうか」ということです。正社員としての経験もなく、その仕事の経験も無かったら躊躇ってしまうのは当然でしょう。

だから、フリーターとして経験したことを活かせる仕事に就いてみてはいかがでしょうか?

たとえば、警備会社のバイト経験があるから警備会社で正社員として働くとか、飲食店ホールの経験があるから接客業や営業など人と関わる仕事に就くとか…。直接的・間接的とに関わらず、何かしら関連した分野を探しましょう。

接客業経験があるなら、社会人としての最低のマナーや気配りができているということだから営業職も可能。体を動かすバイトをメインにしていたのなら、警備や製造で正社員として働きたいと言えば引っ張りだこだと思います。

経験分野を活かすようにすれば、難しいと思っていた転職も案外簡単にできますよ。

正社員採用されやすい職種を狙う

  • 営業職
  • 製造業
  • 警備
  • ビルメンテナンス
  • 介護職
  • ホテル業界
  • アミューズメント業界

正社員採用の難易度が低めの仕事を出来るだけたくさん挙げてみました。

営業職や製造業・警備・介護職あたりは、未経験採用が多い業種・職種として有名ですよね。

営業職はどの業界も未経験採用が多いので、自分の好みに応じた業界が狙えるのがオススメポイントです。業界によっては「ガンガン働いてバンバン稼ぐ」ということも可能だし、逆に「まったり働いてそれなりに稼ぐ」ことも可能。

働き方もそれぞれだから、どんな人でも選びやすいと思います。

介護職に関しては、人手不足だから「働きながら資格を取得する意思」があれば就職できます。

人手不足と言えば、ホテル業界もそうです。ホテル産業はひと昔前には男女問わず人気がありましたが、現在はその人気も衰えているようです。接客業経験があるなら是非。

アミューズメント業界はもともと門戸が広く開かれていて、比較的ウェルカムな雰囲気があります。理由は…僕自身よくわかっていません。イメージ的には「閉鎖的でいてはアミューズメント業界は成り立たない」という感じがしますが、だからなんでしょうか。

とにかく、未経験者歓迎求人が多い業界としては結構有名です。

以上のように、未経験者採用が多い職種を狙えば転職成功率もグーンと上がります。

一度正社員としてしっかり働けば、次転職するときにも困らない。とりあえず一度入りやすいところから入って、その後本命の仕事に…というのもアリです。

なにはともあれ、転職活動は早めに始めておくに越したことはありません。

転職活動の方法については以下の記事を参考にしてみてください。フリーターの人でも利用できる転職エージェントというサービスを紹介しています↓

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