キャディの仕事は、給料が不安定だし重労働だし大変ですよね。
他にも「キャディの仕事を辞めたい」と思うだけの悩みがあるんだと思います。それに、辞めたいと思っても「どういう仕事に就けるのか」「どうやって悩みを解決すればいいのか」がわからなければ退職に踏み切れませんよね。
そこで、ネットでよく挙げられるキャディの悩みを紹介し、それを解決するための転職先選びの条件について語りたいと思います。
その後で、キャディの経験を活かせる仕事の選択肢を紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい!
キャディを辞めたい理由で多いのは?
- 給料が不安定
- 重労働で体力がきつい
- 人手が足りず仕事の負担が増えている
- 嫌な客の対応が辛い
以上が、ネットで挙げられているキャディの悩みです。
キャディはたしかに給料が不安定ですよね。
プロの場合は1試合10万円が相場と言われています。試合がなければ稼ぎもないわけです。選手の賞金によってインセンティブも付きますが、これもまた不安定ですよね。
ハウスキャディもまた、1ラウンドひとりにつき3000円あたりの出来高制が多く不安定です。
さらに、キャディは意外と重労働ですよね。重いバッグを運ばなければいけませんから。それに、芝に空いてしまった穴を埋めたりバンカーの砂をならしたりするのも重労働です。
思っていた以上に体力的にきつく、「こんなはずじゃなかった」と思っているキャディもいるのではないでしょうか。
そして、人手が足りていないゴルフ場もありますよね。キャディの人数が少なければ、一人あたりの業務負担は当然増えます。余計に体力に負担をかけることになりますよね。
また、ゴルフ場には嫌な客も来るでしょう。キャディを顎で使ったりなんでも屋扱いしたり…。
プロキャディでも、選手からの扱いが悪いケースもあるのではないでしょうか。
以上のようなキャディの悩みの中には、キャディという仕事自体を辞めずとも解決できるものもあります。
次章からはプロキャディとハウスキャディとに分けて、仕事の悩みを解決する方法を紹介しましょう。
仕事の悩みを解決する方法【プロキャディの場合】
プロキャディの場合、異なる仕事に転職せずに悩みを解決するのは難しいです。
ただ、選手からの扱いが悪いという悩みに関しては、契約する選手を変えることで解決する可能性があります。
もちろん、新しい契約先を探すのは簡単なことではありません。ハウスキャディがゴルフ場を変えるのとはわけが違いますからね。どうにかして伝手を探し、自分を正当に扱ってくれる人を探さなければならないハードルはつきものです。
それでも、キャディをなるべく続けたいと思うのなら挑戦する価値はあると思います。
それができなければ、または他の悩みを抱えているのであれば、キャディ以外の仕事に転職するしかないでしょう。
仕事の悩みを解決する方法【ハウスキャディの場合】
1.客層を重視して求人を選ぶ
嫌な客の対応が辛いという人は、客層を重視して求人を選びましょう。
ゴルフ場に客層の違いなんてあるのか、と思うかもしれません。だけど、どんな業態でもそれぞれに微妙な客層の違いがあるものです。
たとえば、価格帯で客層が変わるのではないでしょうか。
価格帯が低いゴルフ場にはライトなプレイヤー含むさまざまな客層の人が来ると考えられます。客層の幅が広い分、嫌な客が来る可能性も高いです。
一方価格帯が高いゴルフ場には、それ相応の収入がある人や本気でゴルフを愛するコアなプレイヤーが来る可能性が高いでしょう。どんなスポーツでも本気で競技を愛する人は、その競技に関わる人を邪険にすることはないのではないでしょうか。
以上のように客層を重視して求人を選んで転職すれば、嫌な客が少なくなるのではないかということです。
2.キャディの人数と客の数を重視して求人を選ぶ
在籍しているキャディの人数と客の数をチェックすることで、そのゴルフ場が人材不足かどうかがわかります。キャディの人数に比べて一日の客数が明らかに多ければ、そこは人材不足だということです。
また、客足をチェックすることは「給料の安定」にも繋がります。客が途絶えにくいゴルフ場を選ぶことで、稼ぎが途切れる危険性を低くすることが可能です。
キャディの人数と客の数をチェックするには、転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントは求人先企業を調査しているので、利用者側から質問すればたいていの質問には答えてくれますよ。
【キャディの経験】を活かせる転職先の候補
ここまでは「キャディの仕事を続けながら悩みを解決する方法」を紹介してきました。ここからはキャディの経験を活かして働けるキャディ以外の仕事を紹介したいと思います。
転職に活かせるキャディの経験・能力まとめ
- 接客経験
- 状況判断力
- アドバイス力
- 体力
キャディはプレイヤーのサポートをするために、そのときの状況を分析して的確な行動をしなければなりません。状況によってはアドバイスをすることもあるけれど、状況によってはアドバイス以外のことを求められることがありますよね。
励ましたり、黙って見守ったり…。
だから、接客能力はもちろん、状況判断力やアドバイス力がキャディには培われていると考えられます。
また、プロキャディは重いバッグを担いで長距離を歩くので体力が鍛えられているでしょう。ハウスキャディでも重労働は多いので、当然体力が付きます。
次項では、以上の経験や能力を活かして働ける転職先の具体例を箇条書きで簡単に紹介しましょう。
キャディの経験を活かせる転職先の具体例
- 飲食店
- バーテンダー
- パチンコ店員
- カラオケ・ゲームセンターなどのスタッフ
- 劇場マネージャー
- ホテルスタッフ
- ジムインストラクター
- 旅行代理店
接客経験と状況判断力を活かせる仕事を中心に挙げました。インストラクターはアドバイス力と体力を思う存分活かせる仕事として挙げています。ジムでのトレーニングの悩みを聞いたり、客それぞれの状態に合わせたトレーニングをアドバイスしたりする仕事ですからね。
ただ、劇場マネージャーはわかりにくいと思います。簡単に説明しましょう。
劇場マネージャーの仕事内容は簡単に言えば「映画館の運営」です。チケット売り場、売店、映写、集客のための企画などを担当することになります。
劇場全体を見渡して企画を立案するのには、状況判断力が必要です。
マネージャーという響きから業界経験者じゃないとダメという印象を受けるかもしれませんが、未経験可能でも募集されています。
以上のように、キャディの経験を活かせる仕事は接客業を中心としてたくさんあるんです。
仕事の経験を活かして自分に合う仕事を見つけたうえで、給料や人員の数・客層などから求人を選び、転職を成功させましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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