キャバクラのボーイ、下っ端は奴隷。

僕みたいな営業マンは、接待なんかでお世話になることが多いキャバクラ。ボーイが女の子に便利使いされているのを、よく目にします。

ただ、「ドリンクお願いしまーす」とかは仕事の範疇だし、気にならないんですが、「タバコ買ってきて」とかは気になりますよね。結構、雑用が多い。

それに、ボーイ間の上下関係なんかもあり、人間関係にヤキモキする人が多いです。

あとは、客の質・酒の席でのアレコレなどなど悩みは尽きないでしょう。そんなキャバクラボーイの悩みを紹介しながら、ボーイを辞めたい人がこの先どうすればいいかを考えたいと思います。

ザ・酔漢! 気が大きくなった客にボーイは…

キャバクラに来る客、ほとんどがもう既に十分出来上がっていますよね。泥酔はお断りと言えども、出来上がった状態でさらに飲めや騒げやするから、店内で泥酔する客は多いです。

実際僕が店に行ったときにも、ザ・酔漢という客がいましたよ。

女の子にも大きな口をたたき、女の子がひとつ粗相をしたらすぐ怒鳴る…。気持ちよく飲めないし、僕としては「なんだ、あいつ」状態でしたよ。しかも、そういう客のたいていはボーイに対する当たりが強いんですよねえ。

女の子にも強く当たるんだから、ボーイには…考えたくありません。

実際、そのときの客はボーイに掴み掛かって殴るんじゃないかという勢いでした。「そんなこと言いようっちゃけん、こん店ダメになるっちゃん! あんたら客舐めようっちゃろ」みたいなね。ボーイ何も悪いことしてないのに。あ、ちなみに福岡中洲に出張したときの出来事です。

キャバクラのボーイを辞めたいと語る多くの人が、こういう酔漢な客の対応に嫌気が差したと語っています。

客引きはダメなのに!

ボーイの大事な仕事、客引き。

店によっては、客引きはボーイとは別口で雇っているところもありますが、多くのところはボーイが交代で外に出ているんじゃないでしょうか? 「お兄さんお探しは?」というのは、歓楽街の醍醐味かもしれませんねえ。

ただ、今や日本国内の多くの歓楽街は、客引き行為を表向きは禁止しています。外だと料金の話とかできないし、「こういう店がありますよ」という紹介しかできません。紹介だけだとしても、警官が通るとそしらぬフリをするとか大変ですよね。

なんだか、だめなことをやっている感じが…。

しかも、冬場の客引きは地獄! 誰もが外に出たくない!

体力的にも、精神的にも客引きは辛いですねえ。

奴隷!?

酔漢に強く当たられるけど、女の子にもコキ使われて辛いですよねえ。

キャバクラの主役は、あくまでもキャストの女の子。ボーイはあくまでも裏方です。男性スタッフで女の子より立場が上なのは、店長やマネージャーくらいのもの。下手したら、店長と女の子は同格かもしれない。

下っ端ボーイなんていうのは、女の子にも上のボーイにもコキ使われる運命にあります。

女の子の多くは、ボーイのことを奴隷にしか思っていないでしょうねえ。

ボーイがミスをしたとき、店長など男性陣は比較的やさしいです。理不尽なことは言ってきませんしね。だけど、女の子たちは理不尽な叱責もするし、ひどいときにはイジメをすることもあります。

女の子との関係性や、店での奴隷扱いに業を煮やして「辞めたい!」と強く願うようになるのは誰でもそうなのかもしれません。

ボーイを辞めたいなら辞めよう! ただ、辞め方に注意

とにかく、キャバクラボーイには辛いことが多い! 奴隷のように扱われたり、酔漢にやいのやいのと言われたり、グレーゾーンの客引きをしたり…。辞めたいなら辞めたほうが、自分の人生のためになると僕は強く思います。

だけど、辞め方には注意しましょう!

キャバクラボーイを辞めたいと言うと、店長に引き止められることが多いです。あまり人手が多い業界じゃないから、そりゃあ引き止めますよ。夜の世界の求人なんて、常に出てる状況ですからねえ。ただ、引き止められて辞められないからとバックれるのは最悪。

今時極道さんをケツ持ちにしている店は少なく、キャバクラなどナイトレジャー系の企業のケツ持ちは実質警察であることが多い。

とはいえ、正規の手続きを踏まずに辞めると転職に支障が出るし、店長が家まで来て大事になることもあります。

引き止められたら、退職届を出しましょう。「願」じゃなくて、「届」です。退職届は「何がなんでも辞めるんだからな? あと2週間後には辞められるようによろしく!」という書類。受理された時点で退職になるんです。退職願は、法的な根拠とか執行力を持たない「辞めさせてくれません?」という打診の手紙で、相手はそれを撤回できます。

だから、退職届が有効! どうしてもダメなら、内容証明で送り付けましょう。執行力が増し増しになります。

一番の問題! ボーイから何に転職する?

キャバクラのボーイの仕事は嫌だけど、接客業自体は好きという人は多いと思います。「夜の仕事を続けたい」という人も、結構な数いるはずですよね。

接客業が好きな人には、飲食・サービス業がオススメ。夜の仕事を続けたい人には、飲食の中でもバーがオススメです。

「バーテン」というと難しそうなイメージがあるけれど、お酒のことは入社してから学べます。今までは深く踏み込まなかった世界を大いに知れるチャンスになるから、案外いいかもしれませんよ?

それに、バーテンは手に職がつきます。

技術と知識を高めていけば給料もしっかり上がり、業界での扱いも上がる。

お酒に興味があるなら、オススメです。店の雰囲気にもよりますが、キャバクラに比べると客層もいいという話を聞きますし、誰からも奴隷扱いされることがなくて健全に働けます。客引きもしていないところがほとんどです。

もし、あなたが接客業とか夜の仕事とかから離れたいのなら、ブラック企業以外ならどこでもキャバクラボーイの悩みは解消できると思います。

ブラック企業だけは、やはり「奴隷扱い」されてしまうからねえ…。

自分がどんな仕事に興味があるのか、じっくり考えて決めるといいと思います。僕が思うに、営業職が元ボーイには向いているんじゃないでしょうか? ボーイは折衝ごとも多いだろうし。

個人的に一番オススメなのは、バーテンへの道!

だけど、イマイチ興味がないなら営業がベターな選択。

何はともあれ、奴隷扱いされることもあるグレーな界隈から抜け出して健全に働こう!