24時間コンビニエンス、便利な裏に店長の血と汗と涙あり。
「コンビニ店長もう無理辞めたい…」
「もうコンビニ店長から転職したい…」
そう思っている人は早めに転職活動を始めるべきです。
コンビニ店長の仕事は体力的にも精神的にも本当にキツい仕事です。もしこのまま働き続けて真の限界を迎えたら、転職活動を始めることすら不可能になるかもしれません。僕自身、劣悪企業で働きながら転職活動をした経験があるのでよくわかります。
とにかく、早めの行動をおすすめします!
このページでは、転職経験者の僕なりの目線で、コンビニ店長の悩みを分析しつつ、おすすめの転職先や求人の探し方などを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
コンビニ店長の仕事はキツすぎる。辞めたくなるのも当然
僕もよくコンビニを利用しますが、コンビニ店長の仕事は見ているだけでも大変そうです。
見ているだけで大変ということは、実際に仕事をしている当事者はその何倍も大変だと思います。客に見える苦労と見えない苦労がありますからね。
激務であることは客から見ても明らかですが、経営の苦労や本部からのプレッシャーなどに関しては客から見てもわかりません。
弁当・おにぎり・パンといった賞味期限の短い商品は、売れ残ったら廃棄ですよね。廃棄になってしまったら、店が負担することになります。廃棄を出さないようにしたらいいんじゃないかと思いきや、そうなるとお店が品薄になり、客の欲しい商品が欠品する可能性がある。
欲しい商品が売り切れていると品揃えが悪いという評価を受け、客足が遠のき、結果売り上げは下がります。だから、結局廃棄を出さないのは無理という結論になり、毎月毎月何十万円もの廃棄商品の原価を負担することになる。
出来るだけ廃棄を減らしながら、品薄にならないバランスを常に探らないといけないのが、コンビニ店長の辛いところですよね。
また、本部から課せられる売り上げノルマなどのプレッシャーが常に付きまとい心が休まりません。
アルバイトが少ない時間帯は店長が穴埋めをし、アルバイトが思うように集まらないと店長の勤務時間が長くなる…。毎日毎日仕事が多くて、仕事時間も長くて、バイトの教育もしないといけなくて…激務&激務!
さらには客からのクレームや理不尽な要求。
こんな仕事を続けていると、心身ともに疲弊していくのは目に見えています。
コンビニ店長を辞めたいと思うのは当然、必然。辞めても、誰も文句は言えません。
コンビニ店長を辞めたくても辞められないときの対処法
コンビニ店長が辞めることを決意して、本部に「辞めます!」と宣言、これで転職できるぞと思いきや――。
「店長が辞めるなんて…」
「責任は無いのかね?」
なんて言われて引き止められるということがよくあります。「店長」つまり店のトップという肩書きのため、責任を問われるんですよね。理屈としてはわからなくはないんですが、自身がオーナーの店でない限り、店長は雇われ店長です。
店長には責任があるけど、辞めていい権利もある。
店長がいなくなった後の穴埋めをするのは、雇い主である本部の仕事です。
「責任」というならば、本部は自分を雇った責任を取れっていう話ですよね。辞めていく自分を雇ったのはあなた方、その責任を取って穴埋め頑張ってください。ただ、それだけの話です。引き止められることはありますが、そんなことは気にせず辞めてやりましょう。
ポイントは、退職願を出して引き止められたら、退職届を出してやることです。
退職願は「辞めさせてくださいよー」という懇願ですが、退職届は「辞めてやりますよ」という覚悟を示すもの。その二つの違いは大きく、退職願で引き止められたとしても、退職届で引き止められることは少ないです。
コンビニ店長から転職!経験をアピールできる転職先はいろいろある
コンビニ店長が転職をする際、元コンビニ店長としてアピールできるものはなんでしょうか。パッと思い浮かぶものであれば、こういう能力と経験がありますよね。
- 販売員としての実績と経験
- 店長としての経営力、マネジメント力
- 新人教育の経験と、バイトを雇う側としての人事の経験
以上の能力と経験があれば、こういう仕事ができると考えられます。
- 営業
- 販売
- 接客業やサービス業
- マーケティング
- 人事
例えば、「営業」は販売員としての経験も活かせて、何をどう売るのかというマネジメント力も活かすことができます。
それでいてコンビニ店長の悩みの種である「休めない」「激務」などの様々なマイナス要素を切り離すことができる可能性もあります。
また、転職先は今の仕事と似ている仕事を選ぼうとする人が多いですが、それが良いとは限らないということを覚えておきましょう。
コンビニ店長の場合、似ている仕事といえば「スーパーの店員」でしょうか。
販売員としての経験、レジ打ちや品出しの経験などを活かせそうです。「転職先どうしようかなあ…お、スーパーあるやん!」と真っ先にスーパーが思い浮かぶのも無理からぬ話です。
ただ、僕から言わしてみれば安直すぎる。
確かに、コンビニ店長よりは休めるし、残業も少ないかもしれません。
それでも言わせてください。
休みが増えるけど、土日休みではなく不規則な生活は続きます。コンビニ店長よりも給料が大幅に下がる。プライベートを充実させたかったけど、結局時間が増えただけで前より充実していない…なんていうことにもなりかねません。
先述したように、コンビニ店長から選べる道はたくさんあります。
一般企業の営業職や人事が出来る可能性だってあるし、土日休みで固定給で仕事もプライベートも大幅に充実させられる可能性だってあるんです。
だから、よく考えてから転職しましょう。
店長として店舗の先頭に立った人間として、今後進むべき道のプランをしっかり練りましょう。
コンビニ店長からの転職活動で失敗しないための立ち回り方
転職活動に関しては、このブログで幾度となく紹介していますが、転職エージェントを活用することをおすすめします。僕も実際に使った転職支援サービスです。
転職エージェントを利用すると、自分の転職市場価値を知ることができます。どれくらいの年収が得られるのか、どれくらいの企業に転職できるのか…。自分の客観的な価値を知り、その価値に見合った求人を得ることができます。
つまり、「自分が実現することができる最上級の転職先を狙って転職活動を進めることができる」ということです。
そして、担当のアドバイザーはどんな相談にも応じてくれるので、転職に不安を感じている人でも安心して転職活動をスタートできるはずです。
転職エージェントについては以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!