働く母親が増えており、これからはもっと増えることが予想されている昨今、ベビーシッターの需要はかなり高いです。未経験・無資格だとしても転職に挑戦できるような状況が整いつつあると言っても良いでしょう。

そんな中、ベビーシッターに興味がある人はどういうことを知っておいた方が良いのかということを、お伝えしたいと思います。

ベビーシッターの悩みや仕事の大変さ → ベビーシッターを辞めたい… 悩みを解消しながら経験と得意を活かせる転職先は?

ベビーシッターの仕事内容

大抵の人はベビーシッターという職業を知っているけれど、具体的にどういう仕事をしていて、どういう働き方をしているのかというところまでは知らない人が多いと思います。転職を考えるための前提知識として、学んでおきましょう。

ベビーシッターの仕事内容は、依頼主の代わりに子どもの世話をすること。

食事にトイレ、お風呂の手伝いという身の周りのことだけでなく、子どもと遊んだり、子どもを寝かしつけたりするのもベビーシッターの仕事のうちです。

さらに、家事代行を兼ねるケースもあります。

また、名称に「ベビー」とありますが、乳児のみだけではなく3~5歳などの諸事情で保育園に入れなかった子どもの世話をすることも多いんですよ。ときには、小学生の世話をすることもあります。

転職する際には、求人先の会社がどこまでを業務の範囲とすると決めているのかを確認しておく必要があるのではないでしょうか。

ベビーシッターの働き方と給料

ベビーシッターは正社員・派遣・個人事業などさまざまな働き方があります。昔は派遣が一般的だったようですが、今は正社員の求人もかなり多いです。

正社員として働く場合は、依頼を受けて一般家庭に派遣されるほか、「求人先企業や病院にある職員・患者用の託児所」に常駐するという働き方も一般的となっています。雇用形態から職場まで転職時に働き方をコントロールしやすいのが、ベビーシッターの魅力のひとつと言えるでしょう。

また、給料は月給制の場合18万円~25万円前後が一般的ですが、たまに30万円前後という求人も見られます。

時給制の場合は1000~4000円と、会社によって大きく幅があるだけでなく、保育士資格やベビーシッターの民間資格を取得していると時給が上がったり、早朝・深夜の追加料金によって時給が上がったりすることがあるので転職するときには給料制度をしっかりチェックしておきましょう。

未経験からベビーシッターに転職したい人が知っておくべきポイント

どのようにすれば、未経験からベビーシッターに転職しやすくなるのかということを軸に、中途採用を勝ち抜くポイントを紹介したいと思います。

ポイント1.ベビーシッターに必要なもの

  • 子どもが好きであること
  • 責任感が強いこと
  • 仕事としてのプロ意識を持ち、自らを高められること
  • 観察力
  • コミュニケーションスキル

以上が、ベビーシッターに必要とされているものです。

子どもが好きという気持ちがあることは、言わずもがなですよね。自分や身内の子どもだけではなくて、見ず知らずの子供も等しく大切に扱うことができる人でなければ、安心して依頼してもらうことができませんから。

また、子どもを預かる身としての責任感も問われます。ベビーシッターが依頼主の子どもを観察不足により死なせてしまい、業務上過失致死罪に問われるという事例がありますからね。

そういった事態を回避するためには、半端な意識は捨てて仕事としてのプロ意識を持つことと、子どもの性格や行動などを注意深く観察する観察力が必要になります。そこに、コミュニケーションスキルが備わればかなり信頼されるベビーシッターになれるでしょう。

また、育児経験については特に必要ないとする会社が多いです。

ベビーシッターに転職するときには試験があるので、経験よりも、面接や試験での適性を重要視しているのではないでしょうか。

ポイント2.保育士以外にも資格がある

ベビーシッターに関する資格というと保育士資格を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はそれ以外にも資格があるんですよ。

認定ベビーシッター資格が、最も代表的な例です。

認定ベビーシッター資格は、全国保育サービス協会(ACSA)が認定を行っている、在宅保育・個別保育業務の基礎知識から専門知識・技術を証明するための資格です。国家資格ではないものの、厚生労働省が後援を行っていることもあり、社会的信頼度が最も高いベビーシッター資格となっています。

資格を取得するためには、まず「2.5日程度にわたって行われる新任研修会」に参加して基礎知識を学ぶ必要があるんです。その後は専門知識を身につけることができる研修会に参加します。

これで研修が終わるんですが、研修修了後に実務経験を積まなければ試験を受けることができないんです。

ただ、転職時には研修だけでも受けておき、「あとは実務経験と試験だけ」と伝えておくことで転職を多少なりとも有利にすることはできます

また、JBA公認ベビーシッターという実務経験不問で通信講座により取得できる資格もオススメです。

3級は受講料45000円を支払うことで、最短1か月で試験を受けて資格を取得できるようになります。認定ベビーシッター資格の研修を修了するよりは時間がかかるものの、より転職に有利になるので、不安な人は取得を考えてみても良いのではないでしょうか。

無資格未経験で不安なら転職エージェントに相談してみよう

研修を修了や資格取得により転職難易度が下がるとはいえ、とても責任の重大な仕事ですから、転職に不安があるという人は多いと思います。そういうときには「ポイント1」で挙げた適性から向き不向きを判断するのも良いですが、一番オススメな方法は別にあるんです。

それが、転職エージェント。

転職支援のプロであるキャリアアドバイザーに、転職に踏み切るべきか? どうしたら転職しやすいのか? 試験の対策は? などの疑問や不安に的確なアドバイスをしてもらえるんです。

転職エージェントに頼り、必要とあらば研修を受けるなどし、ベビーシッターへの道を確実に歩きだしましょう。