アパレル販売、売れないと凹みますよね。自分にはアパレル店員は向いてないのかもしれないと考え始めると、なんだかすごくモヤモヤしてしまいます。

そうして「アパレル店員を辞めたい」と考え始めるわけでしょうが、「向いてない」「売れない」という理由から転職をするには、今後どういう仕事をするべきかを考えないといけません。

その道を二パターン紹介し、それぞれのオススメ転職先を語りたいと思います。

「アパレル店員に向いてない」→じゃあどうしたらいい?

「自分が接客しても売れないから、アパレル店員は向いてない」と感じている人は、しっかりと接客を頑張って売る努力をしてきた人だと思います。そうでないと、「売れない」「向いてない」と言い切ることはできませんから。

頑張っても頑張ってもダメということは、販売職自体が向いてない可能性が高いです。

だから「販売職以外の仕事に転職する」というのは、前提になると思います。

ただ、それでも「今の仕事の経験」は活かせるなら活かしたいですよね。

アパレル店員の経験を活かして働く道は、二つあります。

ひとつ、販売以外の「アパレルの仕事」を目指すこと!
ふたつ、販売以外の「人とかかわる仕事」を目指すこと!

それらを軸として、実際の転職先を紹介したいと思います。

販売職から転職できる可能性があるアパレルの仕事まとめ

アパレル店員の知識と経験を活かして働くことができるアパレルの仕事は、意外と多いです。もちろん中には転職難易度が高いものもありますが、チャレンジする価値はあると思います。

1.マーチャンダイザー(MD)

マーチャンダイジング…消費者の需要にぴったりな商品を、適切な数量・価格・タイミングで販売できるように努力する企業活動。それを担うのが、マーチャンダイザー(MD)の役割ということです。

そのために、まず市場の動向と現状の商品売上実績を調査します。そこから「消費者が自社ブランドに求めるもの」を割り出し、商品開発の企画を行うんです。

そして、商品開発に必要となる商材の仕入れ先を確保します。

その後、実際に商品開発が行われるようになれば、開発工程の計画管理をし、新商品の販売戦略を考えることになります。販売戦略によっては、広報と協力して商品のプロモーション活動を行うことも多いです。

以上のようにMDの業務範囲はかなり広いため、必要な素養も幅広くなります。

ただ、その多くは現場経験により培えるものです。

たとえば、「消費者ニーズをとらえるためのアンテナやセンス」「現場の動向を読む力」「アパレル商品に関する知識」「コミュ力」などがそうでしょう。

そういうところをアピールすれば、アパレル店員からMDに転職しやすいと思います。

2.広報・プレス

自社ブランドの新商品のPR活動を行うのが、広報の仕事です。

アパレル業界の場合は、TVや雑誌に商品サンプルを貸し出したり、広告制作をしたり、展示会の準備をしたり、スタイリストと打ち合わせたり…とにかくやることがたくさんあります。

アパレル店員の接客も「一種の商品PR経験」ですよね。

それが向いてないと感じている人でも、広報になることでそれを今より高めることができます。ひとりで努力してダメだったことも、広報として仕事をしながら教えてもらうことで叶えられるのではないでしょうか。

3.オンラインショップ運営

近年は、オンラインショップを出店するアパレル企業が増えました。

そんなオンラインショップの運営には実際の店舗とは異なる役割が求められますが、活かせる部分もあるんですよ。

たとえば、「商品をよりよく魅せるためのディスプレイ」をした経験を、商品撮影に活かせます。在庫管理をするときの感覚や、売れているものの分析力なども実店舗からオンラインショップに活かせる能力です。

WEBに関する知識を学ぶ意欲があれば、挑戦してみるのも面白いと思いますよ。

人とかかわって働くオススメの転職先まとめ

アパレルの仕事というよりも、人とかかわって働く仕事を選びたいという人には「顧客の要望を聞いてそれにこたえる仕事」の中でも販売とは異なる特徴を持つ仕事がオススメです。

1.ホテルフロント

ホテルフロントの仕事は、宿泊予約管理とチェックイン・チェックアウト業務だけではありません。

お客様にホテルの館内設備の説明やレストランの説明をしたり、ホテル周辺の観光案内をしたりという案内業務もフロントの大切な仕事です。さらには、モーニングコールなどさまざまなお客様からの要望への対応をすることもあります。

基本的には「お客様からの要望に応える仕事」なので、そこには販売職のような「売上の圧力」「ガツガツした接客」などは不要です。

また、あなたのスタイルを大切にして接客能力を高めていけば、着実にキャリアアップできるのもホテルの魅力と言えます。

2.ウェディングプランナー

お客様からの要望をヒアリングして、予算内で要望に合った結婚式のプランを作り提案することがウェディングプランナーの仕事です。

ウェディングプランナーに大事なのは「相手の深いところにある潜在的な欲求を引き出すこと」。

そのために、販売職よりも長い時間をかけてお客様と接します。じっくりと「どのようにすれば満足してもらえるのか」を考えることが求められるわけです。

また、結婚式という人生の一大イベントを、新郎新婦とその家族や友人にとってキラキラとした思い出として彩ることができるというのは、アパレル販売とはまた違った面白さがあるのではないでしょうか。

3.ソムリエ

レストランやバーなどでお客様の気分や好みに最適な飲み物をオススメするのが、ソムリエの仕事です。

資格取得を目指して働きながら勉強をしていく必要はありますが、「お客様に合うものを提案して喜んでもらう」やりがいはアパレル店員に近いところがあります。

それでいて販売職とは接客スタイルが大幅に異なり、無理に勧める必要もありませんし、お客様もソムリエの提案を受け入れてくれることが多いので、アパレル店員に向いていない人でも働きやすいと言えるのではないでしょうか。

道に迷ったら転職エージェントに尋ねよう

販売以外のアパレルの仕事を目指したり、人とかかわる仕事を目指したりすれば、アパレル店員に向いていない人がその経験を使って活躍できる転職先と出会える。ただ、道を決めたり自分の経験や能力を棚卸ししたりするには、自己分析が必要です。

自己分析はひとりで行うことができますが、客観的な意見を得てもっと精度を上げるために転職エージェントを使うことを僕はオススメします。

転職エージェントの担当者にあなたの現状・悩みなどを打ち明ければ、そこから進むべき道を提案してくれるし、能力の棚卸も手伝ってくれるんです。選んだ転職先の面接に不安がある場合には、その対策もしてくれます。

転職エージェントを利用して自分を活かせる道を定め、その道を突き進むことが、今あなたが考えるべきことと言えるでしょう。