売上管理・販売戦略・プレッシャー・スタッフとの付き合い…アパレルショップの店長になると、辛いことや大変なことが多いですよね。特に最近は物が売れにくい時代と言われており、生活に密接する衣服すらも消費が低迷しています。

アパレルの店長はとにかく難しく辛い! だから店長を辞めたいと思っている人も多いでしょう。

ただ、そこには「本当にいいのか?」「転職するとしてどうしたらいいんだ?」という不安や疑問がグルグルと渦を巻いていることと思います。

そこで、その不安と疑問に、転職経験者の僕がお答えしましょう!

迷惑? タイミングは? 退職するときは店長も店員も同じだ!

アパレル店長を辞めたいと思っても、一応一国一城の主的な役割を担うわけだから、「辞めて迷惑にならないかな?」「無責任じゃないのかな?」という不安があり、退職に踏み出せない人は多いでしょう。

しかし、実際には、店長は企業という大家に店という部屋を借り、そこを管理している住人に過ぎません。

住人がひとり退去したところで大家はまた新しい住人を募るだけというように、企業も「店長がひとり抜けても、違うやつを店長にすればいい」と考えます。

「あなたがいなくても店や会社は回る」

それが組織というものです。

だから、辛い状況を我慢して働き続ける必要はありませんし、迷惑を考えてタイミングをはかる必要もありません。

はかるべきタイミングはただ、「いつ辞めるのが自分にとって有益なのか」ということだけです。そして、その答えを僕は持っています。

「転職先が決まったら、アパレル店長を退職すればいい」んです。

アパレル店長を辞めたいと思うのなら、今のうちから転職活動を始めておきましょう。

アパレル店長のための転職戦略

転職先を決めるためには、店舗運営と同じように「明確な目標」を持って「転職戦略」を立てる必要があります。そこで、アパレル店長のための転職戦略を二パターン考えてみました。

1.違う業種で店長やSVとして働ける道の有無を探る

店長という管理職自体が嫌という人は多いと思いますが、そうじゃなく「アパレルの」店長が嫌という人もいるはずです。そういう人は他業種の管理職候補に転職することで、店長経験を直接活かしながら悩みを解消できるのではないでしょうか。

たとえば、近年は「モノより経験」を買う人が増えていると言われています。アパレルをはじめとするショップの店長の悩みとしては、「販売戦略の難しさ」「売れないこと」などがあるでしょう。

それならば「経験」であるところの「サービス業」の店長候補に転職すれば、少なからずその悩みは改善されると思います。

もちろん「モノを売ること」と「サービスを売ること」の販売戦略には大きな違いがあり、異なる大変さがあるでしょう。ただ、異なる考え方・手法を学ぶことにより、今悩んでいることの答えが見つかることもあるはずです。そうすれば、サービス業でもっとスキルアップすることもできます。

また、スーパーバイザー(SV)・エリアマネージャーとしてキャリアアップするという選択肢もありますよね。

それも踏まえて転職活動を行うと、自分のキャリアが大きく広がるのではないでしょうか。

2.マネジメント力を活かす

店長や管理職は今は考えられないというのなら、店長経験の中の「マネジメント力」を活かして働くという道があるのではないでしょうか。マネジメント力を活かせる仕事というと、たとえば次のようなものがあります。

  • 転職エージェントのキャリアアドバイザー
  • 品質管理
  • 生産管理
  • ECサイト運営管理
  • IT営業
  • 金融の法人営業
  • 金融の融資審査部
  • 経営企画
  • Youtuberのマネージャー

キャリアアドバイザーは、「利用者の分析&管理」と「顧客(求人掲載企業)の分析&管理」との両面にもとづき、それぞれを適切に結びつける仕事です。そこには必ずマネジメント力が必要になります。

また、店長として人材マネジメントを行う際に従業員から「目標」や「現状」などのヒアリングを行ったと思いますが、その経験はそのまま利用者に対する悩み・希望条件のヒアリングに使えるんです。

以上のことから、キャリアアドバイザーはアパレル店長からの転職先にとてもオススメ

また、ECサイトの運営はネット特有のマーケティング知識が必要にはなりますが、店舗運営の知識と経験があればネットとの共通点や考え方を活かせるため、スムーズに習得できます。それでいて管理職ではないので、責任は店長ほど重大ではありません。

さらに、マネジメント能力を高めたいという向上心がある人は、経営企画も良いと思います。

経営企画の仕事は、市場動向や競合他社の調査をして「経営陣の意思決定の手伝い」や「経営陣が盲点となっている部分を補強」ができるような経営企画を提案することです。

ほかにも…少し変わった仕事がしたいならYoutuber事務所に転職してマネージャーになるのも面白いと思います。人材マネジメントの経験を活かすことができるだけでなく、Youtubeという「数字で成果が出る」仕事をするやりがいも実感できるでしょう。

以上のようにして「経験を活かす」ことで活き活きと働くという考え方で転職先を選ぶことは、前提です。

そのうえで、自分の悩みを分析し、経験から広げた選択肢を「悩みの解消」という条件で絞ることにより、あなたにとって最も良い転職先が見つかるのではないでしょうか。

転職戦略を効率よく実行する方法

アパレル店長を辞めたい人のための転職戦略を紹介しましたが、それを実行するのは結構骨が折れます。他業種で店長や管理職を続ける道を選ぶにしても、管理職以外でマネジメント力を活かして働く道を選ぶにしても、自分に合う業界や仕事を見つけるのは大変なことです。

「業界や仕事」をたくさん知っていなければいけませんから。

そこで、転職エージェントの活用をオススメします。

転職エージェントを使えば、キャリアアドバイザーに「自己分析」を手伝ってもらうことができるんです。その結果「どういう業界や仕事がいいか」ということを、キャリアアドバイザーが持つ転職者のデータや求人データなどから導き出してくれます。

また、管理職として働くのなら「職場の雰囲気」「企業体質」などは気になるところですよね。あなたがまたアパレル店長としての悩みを引き継ぐことにならないよう、そういう実情を転職エージェントは教えてくれるんです。

転職エージェントを使うことで、僕が紹介した転職戦略は完成します。

この戦略を参考にして転職をすれば、アパレル店長を辞めて活き活きと幸せに働けるようになるのではないでしょうか?