大東建託を辞めたい… よくある退職理由から見えてくる転職先の考え方

大東建託といえば、賃貸経営で有名な企業です。CMもよく見かけます。

そんな大東建託を退職した元社員や不満をいだいている現社員の声が、企業口コミサイトに多数投稿されています。

今回は、その口コミをまとめつつ、転職先の考え方を掘り下げていきたいと思います。

※本ページは2019年7月18日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。

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大東建託元社員たちの「退職理由」まとめ

1.プライベートを重視できない

「毎週土日のどちらかは休日出勤になり、週に1日しか休めない」

社員自殺の事件を受けてか、現在はやや改善傾向にあると言われています。

ただ、改善傾向にあるのは休日だけです。残業はあります。さらに、部署によっては休日出勤が残っているところもありますよね。それでも会社は休日出勤を減らしたがっている。だから、サービス休日出勤がはびこっているわけです。

休みが増えても業務量は減りませんしね。

結果、プライベートを犠牲にして働くということ自体は、改善されずいつまでも残っています。

2.会社の将来に疑問を抱いた

会社の将来性に疑問を投げかける声が多数投稿されています。

会社の将来性を危険視する理由は二通りです。

まず、「賃貸経営事業」自体の将来性が危ういのではないか、という理由が挙げられています。

賃貸経営事業の将来性が危ういと言われているのは、人口が減少傾向にあるためでしょうね。

もちろん、少子高齢化が問題になり人口が明らかに減るのはまだ先の話です。

すぐに会社がダメージを受けることはありません。10年・20年・30年と先の話でしょう。

ただし、今後数十年働き続けることを考えた場合。会社が大きな打撃を受ける可能性があるということを見過ごすことはできませんよね。

だから「今から辞めておこう」と考える人が多いのではないでしょうか。

また、会社の成長性が無いということから将来性に疑問を感じる声も多いです。

「営業力は高いが、それ以外に成長できるポイントが見当たらない」とのこと。成長が止まった会社に待っているのは、停滞または衰退。将来が危ういと感じるのは、当然のことだと思います。

どういう理由にせよ、将来性が低いと感じたのなら将来性が高い事業を行う会社や成長性が高い会社に転職すべきではないでしょうか。

3.歩合給の割合が減って魅力が減った

給料全体に対する歩合給の割合が減った、ということを嘆く人が多いです。

大東建託はプライベートを犠牲にして、ガンガン稼ぐような会社でした。仕事ができる人はとことん年収を上げていきます。逆に、仕事ができない人は給料が上がらない状態が続いてしまうんですよね。

だから、稼ぎたい人は休日を返上してでも頑張ろうとするわけです。

しかし、歩合給の割合が減ったことにより、ガンガン稼げるという魅力が減りました。

その割にはプライベートを犠牲にする部分は残っています。

これでは、モチベーションを保つことができませんよね。

4.設計のスキルが育てられない

設計のスキルが育てられないと感じる理由は、二通り挙げられています。

まず、面白い仕事が無いということです。

ここで言う「面白い仕事」というのは、技術向上につながる仕事や創造的な仕事のこと。それらが無いというのだから、スキルが育たないと感じるのは当然だと思います。

上からおりてくる仕事や型にはまった業務だけでは、同じような技術しか使わなくなりかねません。使わない技術は当然錆びていくし、育てられなくなります。

次に、技術者を育てる努力をしようという意思が会社から感じられない、という理由も挙げられているんです。

新卒時にしっかりとした研修をしなかったり、スキル向上を目指す人に対するフォローが無かったり…。

そんな環境では技術がなかなか育ちません。

もっと良い環境に移りましょう。

大東建託から転職するなら、こんな会社を狙うべき!

1.プライベートを重視できないと嘆く人へ

休日出勤が無く、残業が少ない会社に転職したほうがいいと思います。

まず、今の働き方を続けていると、体を壊したり心の病気になったりする可能性があるんです。

趣味の時間が取れない。ゆっくりと体を休めることができない。そういうことによる心身へのダメージは、自覚が無くても確実に蓄積されていくんです。

それが突然爆発して、心身の調子を崩すんですよ。

油断は禁物です。

それに、家庭持ちの人は家族と過ごす時間が少なくなっているということですよね。

その状態が続くと、家族の心のすれ違いを起こす危険性があります。

だから、転職して休日出勤を無くし、残業を減らす必要があるんです。

僕が提案する残業時間の目安は、「30時間以下」。

働きがい研究所の「残業時間に関するレポート」には、平均残業時間別の回答者割合のグラフが掲載されています。

レポートの元となった調査に回答した人のうち14.5%が、「月の残業時間は30時間」と答えているんです。これは回答者割合で最も高い数値なんですよ。次に回答者が多いのが40時間、その次が20時間となっています。

つまり、「30時間あたりは一般的な水準」「30時間以下も十分実現可能」ということです。

だから、僕は「転職で残業時間30時間以下を目指すべき」だと思うんです。

ただ、人によって残業の許容量は変わります。上記を参考にしつつ、自分自身の感覚と相談して目安を決めましょう。

2.ガンガン稼ぎたい人へ

稼げる会社や、稼ぎやすい業種・職種に転職することでガンガン稼げる状況をつくりましょう。

稼げる会社というのは、たとえばこういう特徴を持つ会社です。

完全歩合給。多種多様な手当てを支給する会社。

ただ、完全歩合給は諸刃の剣です。

稼げる人は年収1000万円も夢ではありません。逆に、稼げない人は月給20万円以下・年収200万円台になる可能性もあります。

自分の稼ぎたい想いの強さに応じて、歩合給の割合を選ぶと良いのではないでしょうか。

また、手当の種類が多い会社も稼ぎやすいです。

求人先企業の手当ての種類と、自分に当てはまる部分がどれだけあるかを探りましょう。

最後に、稼ぎやすい業種・職種を箇条書きだけで紹介しておきますね。

  • 保険営業
  • 金融関係
  • フリーエンジニア
  • 士業
  • ファイナンシャルプランナー
  • 総合商社
  • インフラ系企業
  • メディア
  • 夜の仕事

3.もっと技術を磨きたい人へ

技術を磨きたい人には、人材教育に積極的な会社に転職することをオススメします。

たとえば、中途入社でも新人研修を受けられる会社です。

その会社の技術を吸収するには、新人研修を受けることが大切なんですよ。新人を育てる第一歩として行われるものですからね。会社の技術の基礎を教えてくれる場合があります。

さらに、スキルアップのための研修を行っている会社を選びましょう。

技術は常にブラッシュアップしていかなければ錆びつく一方です。

新しい技術を定着させたり、今ある技術の全てを錆びつかせないようにしたりするには、定期的に学ぶ必要があります。

だから、スキルアップ研修は必須条件です。

また、自分がやりたい仕事ができる会社を選ぶことも大事でしょう。

この二つの研修に着目し、自分のやりたいことを追求して転職をすれば、今以上に技術を磨けるのではないでしょうか。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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