宅配業者最大手のヤマト運輸。ユーザー評価も高く、利用者も多い会社です。
それゆえ、ヤマト運輸のSDはとても忙しく、「辞めたい」と思いながら働いている人も多いと思います。
というわけで今回は、ヤマト運輸で働く人の辛い部分や向き不向きを分析しつつ、おすすめの転職先を紹介していきたいと思います。
ヤマト運輸を辞めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください!
※本ページは2018年2月17日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
他社より給料は良いけど、その分辛い
ヤマト運輸と言えば、Amazonの配達取り扱いを語らないといけませんよね。2017年に「うちは総量規制により、8000万個の荷物を減らして、当日配達からは手を引きます」とヤマトが言いました。
だけど、当日配達をしなくなったとはいえ、Amazonの荷物の量はとても多いですからね。佐川急便などよりも配達量は多いかもしれません。
ただ、口コミを見る限りだと、佐川急便など他の会社よりも給料は比較的高いです。
配達完了数が多ければ歩合が付きますから、他より給料が高いというのは基本給の問題もあるでしょうが、実際は歩合の問題が大きいんでしょうね。
「忙しいけど稼げる」と言えば聞こえがいいですが、プライベートを重視したい人には向いていないのかもしれません。
残業はどうしてもつきまとう
口コミを見ると、全職種通してヤマト運輸は残業が多い傾向があるようです。
SDは運輸・物流系に入りますが、ドライバーなどの労働時間は1日11時間以上。これにはまだ納得できる部分があります。ドライバーの残業が多いのは全体的に問題になっていて、ヤマトだけの話ではありませんからね。
ただ、営業や企画・事務系、他エンジニア系などなど、全職種通して、労働時間は10時間から11時間。
会社全体的に、月々40~60時間の残業があるということになります。仕事重視の社風ということですね。
有給休暇消化率は、40~60%とカイシャの評判的には高くも低くもない数値です。佐川急便は20~40%の消化率となっているため、業界の中では休みは取りやすい方じゃないでしょうか。
休みは取りやすいものの、仕事日は1日中忙しく働いているというのが現状のようです。
基本的に、仕事中心のライフスタイルを強いられます。休日だけ自分の時間をしっかり持つという感じだから、終業後に自分の時間を持ちたいという人には向いていないでしょうね。
年功序列な社風
ヤマト運輸は年功序列な社風という声が大きいです。年功序列だから長く働けば管理職の道も開けるだろうし、年収も高くなります。ただ、若いうちはどれだけ仕事ができても周りとあまり変わらないと考えるとやるせない気持ちにもなりますよね。
自分から動いて会社に貢献したいとか、自分の働きによって同期に差を付けたいとか考える人には不向きかもしれません。
仕事中心の生活は良いけど野心が強すぎる人にも向かない職場ということです。
結局、ヤマト運輸に向いてない人(転職するべき人)はどんな人?
上記の特徴や傾向を踏まえて考えると…
「特別やりたいことがなく、仕事中心のライフスタイルでも構わない人」に向いているということになります。
逆に、「やりたいことがある人」には向いていないでしょう。
自分の思う仕事がしたいとか、ガンガン稼ぎたいならヤマト運輸の年功序列は合わないし、自分の時間が取りづらいのも合わない。私生活でやりたいことがある人も、平日に時間が取れないとなかなかしんどいでしょうからね。
だから、そういう人はヤマト運輸の仕事を辞めた方が幸せになれる可能性が高いです。
ヤマトから同業他社に移るという選択肢は?
無いでしょう。
ヤマト運輸は業界内トップクラスの大企業だし、他社よりも給料が高く残業は少ない傾向があります。他社からヤマトに移って得することは多いかもしれませんが、逆はあまり考えられないのではないでしょうか。
だから、ヤマト運輸を辞めたい人は他の業種を考えた方が良いと思いますよ。
働きやすさ、私生活を重視するならどんな転職先?
ヤマト運輸SDからの転職先として選びやすく、私生活や働きやすさ重視ということなら、オススメなのは「工場」や「法人ルート営業」です。
工場はスケジュールがハッキリしていて、なおかつ交代制だから残業が少なく休みも取りやすいんです。職種も色々あるから、自分が少しでも興味がある仕事を選ぶことができます。
宅配業者との共通点は「体力を使う仕事」という点でしょうか。
また、法人ルート営業も残業が少なく休みがとりやすい仕事です。
ルート営業は新規開拓をする必要が無いため、営業未経験だとしても同じルートを回りながら自分のペースで営業のノウハウを学ぶことができます。比較的新人を育てやすく、まったり働けるため未経験歓迎の職場が多いです。
同じルートを回るという意味では、SDと似ていますね。
体力は使いますが、足腰を悪くするほどの肉体労働はありません。座り仕事と立ち仕事がバランス良く両立しているため、体の負担が少ないのが魅力的です。
実力主義で、ガンガン稼ぎたい人におすすめの転職先は…
実力主義の会社でガンガン稼ぎたい人なら、ノルマがある営業職なんかが良いかもしれません。
営業職は全体的に未経験者を歓迎する傾向があるため、比較的転職ハードルが低いです。もちろん、業種によっては特別な知識を必要とすることもありますが、働きながら身に着けるのが基本になります。
営業職の中でも、実力主義で歩合が徹底されているのが保険・金融・不動産業界です。
ただ、その分激務なのは覚悟しないといけません。ヤマト運輸で働くよりも、更に仕事中心の生活になります。その分、成績が良ければ評価され管理職の道も開けるだろうし、給料も大きくアップするため稼ぎ重視ならやりがいが大きいのでは?
自分に合った仕事・職場に転職 → 人生の質が高まる
ヤマト運輸を辞めたいと考えている人、今の自分は向いていない仕事をしているから生活も仕事もうまくいかないことが多いんだと僕は思います。
自分にあった仕事・職場に転職して、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を高めることを目標に動き出してみてはいかがでしょうか。
先ほど僕が紹介した仕事の求人を見てみるのもいいし、自分なりに「仕事に何を求めるのか」を考えて色々な職種の特徴を調べてみるのもいいでしょう。
転職エージェントにその答えを見つけるのを手伝ってもらえば、その作業はかなり楽になりますし、転職のリスクも最小限に抑えることができます。
ヤマト運輸を辞めたいという気持ちが少しでもあるなら、転職に向けて動き出しましょう!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
仕事に対して漠然とした悩みを抱えている人も動き出すきっかけが見つかるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!