仕事を辞めたい!会社を辞めたい! と考えている人は、日本中に大勢います。
Twitterなんかを見ていると、それを実感します。毎日のように「辞めたい」「しんどい」「クソ会社まじクソ」というようなことが呟かれているわけです。
ただ、よく見ると毎日同じ人が同じように呟いていることも多いです。
仕事を辞めたいけど、転職が不安で辞められないというのが本音なんだと思います。
というわけで今回は、そんな不安が吹っ飛ぶ6つの事実を紹介します。
転職活動を始めるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
周りに迷惑をかけてしまいそうで不安
転職に関する不安は色々あると思いますが、周囲の理解が得られるかどうかとか、周囲に迷惑をかけないかどうかという不安は大きいですよね。周りのことを何も考えず自分の都合だけで転職を決めてしまう人は稀です。
家族に迷惑をかけたくないとか、職場の同僚に迷惑をかけたくないとか考えるのは人間として当然。
特に帰属意識を持つ社会人としては当たり前のことです。
ただ、その不安は錯覚です。
特に、職場の誰かに迷惑をかけるというのは紛れもない錯覚。人がひとり抜けたくらいで困るような会社は、なかなかありません。そんな会社は一人当たりの負担が大きい人手不足の会社くらいです。
結論:会社を辞めても同僚は困らない
また、家族に迷惑がかかると考えるのもわかります。
独身の場合は「親のことなんて気にすんな」と思うけれど、自分の家族を持っている場合は別ですよね。特に子供がいるのなら、迷惑がかかるかもしれないという不安は当然です。
でも、不安なのは「転職を相談する前」だけです。あなたがどうしても今の仕事(会社)を辞めたいという気持ちを打ち明ければ、家族はわかってくれます。だって、それが家族というものだから。
新しい職場や生活に馴染めるか不安
会社が変われば、生活が変わる。仕事が変われば、人生も変わる。
新しい職場や生活に馴染めるのだろうかという不安は、誰もが持つものです。子供の頃に転校を経験したことのある人はわかると思いますが、あのときの不安と同じような感覚ですよね。
ただ、転職経験者の僕が断言します。
新しい生活には、3日で適応する。
人間というのは凄いものです。新しい環境に身を置いたとしても、3日も経てばその環境に適応してしまうんです。某番組で、サバイバル大好きディレクターが言っていました。「どんな人でも、無人島には3日目で慣れる」と。
転職も同じです。
というか、無人島生活に3日間で慣れることができるんだから、転職くらいなんてことないですよね。
年齢的な不安
年齢も転職の不安要素になりますよね。
30代からの転職は難しいと巷では言われています。
でも、僕はその考えに賛同できません。「30代からの転職が難しいとか、不可能とか、そんなのは嘘だ」と思っています。
そんなのは、ただの固定観念です。
誰かが生み出した勝手な固定観念。それなら、誰が生み出したのか? 僕が思うに「転職できなかった30代」と、「転職が当たり前ではなかった世代の人」でしょう。
自分たちが出来なかった・してこなかったから、「30代からの転職は難しいよー」と語るわけです。
無責任にもほどがありますよね。
そもそも、難しいかどうか・無理かどうかなんてやってみないことにはわかりません。転職活動を始めていない今、未来のことを考えて「無理かな」と不安になる必要はないんです。
一時的に無職になるのが不安
「できれば一度仕事を辞めてからじっくり転職先を選びたい」という人にとって不安の種になるのが、無職期間中の生活費だと思います。
でも、大丈夫。失業保険があります。
自己都合退職だと受給までに3ヶ月待たされますが、会社都合退職に匹敵する特定受給資格者の場合はすぐに失業保険を受給することができます。
特定受給資格者という条件は、次のような「どうしようもない理由」で退職した人に適用されます。
- 勤務地が遠くなり、通勤が困難になってしまった
- 入社前に聞いていた話と、実際の労働条件が違う
- 給料の支払いが遅れていたり、未払分がある
- なんか知らんけど給料減った!
- 残業多すぎて体がもたない
- 仕事内容変わった
- ハラスメントを受けた
以上のような場合は、会社都合退職と同等の扱いを受ける特定受給資格者になります。特定受給資格者に認定されるタイミングは、ハローワークに相談して失業保険の手続き等を進めるときです。
このとき、会社に非があって辞めたという証明になるものがあったほうが良いです。
例えば、「残業が多い」ということを証明するときに必要になるのは、「タイムカード」「日報」「社内メール」などです。タイムカードを切らず残業をしていたならタイムカードがそのまま使えるし、切ってから仕事をしていた場合も社内メールの日時が証明になります。
「一度仕事を辞めてじっくり転職活動をしたい。でも、無職期間が不安…」という人は、特定受給資格者の認定を受けるために、事前に証拠を集めておきましょう。
後悔しそうで不安
はい、後悔します。
ただ、それ以上に「良かった」と思うんですよ。
僕が思うに、人間どの道を選んでも後悔するんです。何かひとつの道を選ぶということは、他の道を選ばなかったということ。選ばなかった道のことを考えて後悔したり、「あっちの方がよかったかな」と考えるのは、当たりまえのことなんですよ。
ただ、どの道を選んでも「良かった」と思うとも僕は断言します。
犯罪と死ぬこと以外は全て、大切な人生経験です。後悔したとしてもそれ以上の「良かった」があるし、その後悔なんてかすり傷以下のもの。
もっと、自分の選択に自信を持って人生を楽しんで欲しいなと僕は思います。
そもそも転職できるか不安
色々な不安を斬ってきましたが、一番大きな不安は「そもそも転職できるの?」ということですよね。
その不安を解消するのは一番簡単です。
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