転職で年収300万アップ。
「そんなの夢のまた夢でしょ!」
「元の年収が低い人なら実現できるかもね」
「めちゃめちゃ優秀な人なら可能かもね」
そんな声が聞こえてきそうですが、一概にそうとも言い切れません。
誰にでも可能というわけではありませんが、「転職で年収が300万アップする可能性を持った人は結構多い」と僕は思います。
というわけで今回は、転職による年収300万アップについていろいろな角度から検証していきたいと思います。
給料が安い会社を辞めたい!転職で年収アップを実現させるためのポイントを解説
高年収の人ほど転職で年収300万アップできる可能性が高い?
こんなデータがあります。
年収750万円以上の人は「300万円以上」と回答した人が24%と、4人に1人が300万円以上の年収アップ転職を実現させているようだ。
4人に1人ってすごい割合ですよね。
でも、掲載されているグラフをよく見てみると、「年収500万円未満から300万アップした人は3%」「年収500万円~750万円未満から300万アップした人は1%」という数字になっています。
全体としては元の年収が高い人ほど転職で上がる年収額が大きい傾向があるようですが、年収500万円~750万円未満から300万アップした人がとても少ないところを見ると、「1000万の壁」みたいなものがあるのかもしれませんね。
「会社」を変えるだけでも年収300万アップの可能性あり?
例えばこんなケース。
もともと超ブラック企業勤めで
多いときで残業150時間あったけど
転職して残業20時間になって
年収300万アップしたし
我慢してずっとその会社で働くような
時代じゃないですよー— かにめろ@ (@enkaninmero) April 11, 2019
やりたいことができてキャリアパスも描けて年収50万アップの日系企業か今までのスキルが活かせて年収300万アップだけど上のポジション目指せそうにない外資系かで死ぬほど悩んでいる
— とうどー (@toudousan) October 26, 2020
「正当な評価が行われていないブラック企業から転職」「実力主義で柔軟性の高い評価が行われている外資系企業に転職」で年収が300万上がったパターンです。
他にも、「社員への還元率が高い会社への転職」「年功序列型の賃金制度を廃止した会社への転職」でも年収アップを狙えそうですね。
ブラック企業を辞めたい… このまま辞められないとどうなる?転職を成功させるには?
専門性の高い職業ほど転職で年収300万アップできる可能性が高い?
企業「開発下請けがやるもんだろ。」
「社内に抱えたらお荷物だろ。」
エンジニア「えぇ…」外資「年収300万UPするけどうち来ない?」
エンジニア「行きます」企業「君、うちは有名な大企業だぞ?本当にいいのか?後悔するぞ?」
エンジニア「はいはい。転職。」企業「IT人材の確保が困難」
— みなと@外資IT×不動産 (@minato_career) February 21, 2020
薬剤師としての基本軸をしっかりと抑えながら、プラスαの魅力付けをし、「目の前の処方箋調剤だけに偏重する薬剤師」との差別化を図ることが、「求められる薬剤師」として今後、安定的に高い給与を得るために必要な条件となります。
IT系、コンサル系、医療従事者など、専門性の高い分野で、なおかつ「時勢に適応した自己研磨や立ち回り」ができている人が年収300万アップを実現しているようです。
転職+3年の努力で年収300万アップさせた人の話
僕の知人の話を紹介したいと思います。
彼は専門学校を出て保育士の資格を取り、保育士になりました。当時の年収は250万円だったけどやりたかった仕事だし、最初はそんなものだろうと3年働きました。
しかし、3年働いても年収はほとんど上がらず。
職場の先輩を見てみても、年収が上がったとしても350万円が頭打ちだと感じました。
50代の超先輩保育士、年収350万円。
その事実に絶望した彼は、SE(システムエンジニア)への転職を決意します。
専門的な技術に磨きをかけることで年収をアップが可能な業界だし、事実、IT系は高年収の人が多い。そう考えた結果のチョイスでした。
そして、保育士として働きながら合間を縫ってSEの基礎知識を学び、無事IT企業にSEとして転職を果たしました。
未経験SE、年収350万円スタート。(この時点で年収100万アップ)
さらに、仕事をしながら常に技術を磨き勉強をすることを怠らず、システム設計だけでなく自分でシステムを制作することも可能になりました。要件定義や設計だけじゃなくて、プログラミングまでできるSEはどこでも重宝されます。
そんな人材になれたのがSEとして転職した2年後の話。(その時点での年収は400万円)
それから1年後に独立してフリーランスになり、その年の年収は550万円。保育士からSEに転職して3年で年収を300万円アップさせたというわけです。
【まとめ】転職で年収300万円アップを狙える3つのルート
ここまでに紹介した事例を見てわかると思いますが、転職で年収を300万円アップさせるのは簡単なことではありません。
実力や努力、運、上手な立ち回りが必要になります。
考えられるルートとしては以下の3つになるでしょうか。
正当な評価をしてくれる会社に転職
もしあなたが今の会社で正当な評価を受けていないとしたら、転職によって年収が大幅にアップする可能性が高いです。
先ほど紹介した事例のように年収が300万上がる可能性もゼロではありません。
まずは、努力したり自分を変えようとしたりせずに、今の自分をしっかり評価してくれる会社を探してみましょう。
※「出世が早い会社」や「実力主義の会社」は「正当な評価をしてくれる会社」とイコールとは限りません。こういった会社に転職して手っ取り早く年収を上げれるケースもありますが、それによって仕事が辛くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
仕事で評価されない人へ。転職の考え方、選ぶべき職場の特徴や見つけ方を解説
専門性の高い仕事に転職して技術を磨く
専門性の高い仕事に転職をした後に、その技術を磨き続けることで高年収を狙える可能性があります。
先ほど紹介した保育士からSEに転職した友人の話がそうでしたよね。技術を学んで転職をし、転職後も努力を続けることによって年収300万円アップを勝ち取る。
技術というのは人材を評価するにあたり、わかりやすい指標になります。
需要が高い技術や今後も需要が安定していそうな業界を目指すのが良いでしょう。
そう考えると、常に変化を続けている業界、例えばIT・WEB関係の仕事がオススメです。
独学で学ぶのも良いですが、「未経験可」「教育体制あり」の転職先を選んで飛び込んでしまうのもアリだと思います。
歩合制の会社に転職して成績を伸ばす
歩合制の会社に会社に転職し、成績を伸ばすことで年収を300万円以上アップを狙えます。
保険営業とか証券営業とか年収1000万円・2000万円プレイヤーがいるみたいな話、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。それは極端な例ではありますが、700~800万円にまで基準を落とせば山ほどいます。
歩合制の会社は、歩合制の企業は成績さえ伸ばすことができれば惜しげなく高い年収を与えてくれるんです。それが会社の利益になるとわかっているから。
ただ、やはり体力的・精神的な負担が大きくなることが予想されます。そんな中、頑張り続けることができるかどうか、実際に成果を出すことができるかどうかは、向き不向きが大きく影響すると思います。
誰でも実現できるものではないということは、頭の片隅に置いておいてください。それでも高い年収に憧れるのであれば、一度くらい挑戦してみても良いのではないでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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