転職の面接などで現在の年収を聞かれたとき、どう言うのが正解なんでしょうか?

駆け引きをしたいと思ったら、実際より高めに言うべきか低めにいうべきか迷ってしまいますよね。そもそも転職の面接などで嘘をついて良いのでしょうか。嘘をつくとしたら高く見積もる人が多いと思うけど、それで高い年収を得たとして幸せになれるのか?

現在の年収で嘘の数字を伝えることについて、アレコレ考えてみたいと思います。

転職で嘘の年収を伝えたらバレる? その経路はどこか考えてみた

転職で嘘の年収を伝えたらバレるのか? ということが重要ですよねえ。バレなければ別に嘘をついてしまっても構わないとは僕も思いますが、バレる可能性が高いならやめておいたほうが良いと思う。じゃあバレるとしたらどういう経路から? ということを考えていきましょう。

嘘バレ経路1.身元調査

業界や企業によっては、中途採用を行う際に採用候補者の身元調査を行うことがあります。職務経歴書に記載されている企業に電話をかけて前職に偽りがないかを調査したり、信用情報センターによる調査をしたりすることがあるんです。

まあ…信用情報センターによる調査をするのは、銀行や金融機関だけですけどね。

電話をかけて調査を行うところまではよくあります。用心深い企業だと、興信所に頼んで尾行・張り込み・聞き込み調査などを行うこともあるようです。

なにそれ超怖い…。

身元調査を行うというのは、金融・法律関係の仕事・警備保安業などの信用を大事とする業界に多いです。

ただ、SNSを用いた素行調査くらいは普通に多くの企業が行っています。SNSなどに年収に関するような投稿があった場合は、嘘の年収を伝えたことがバレるというわけです。

また、現在の会社に電話をかけられてもアウトとなります。

嘘バレ経路2.発言の矛盾

嘘をつくと、連鎖的に違う嘘をつかないと矛盾が生じてしまうことがありますよね。たとえば、彼女がいないのに「超絶美人な彼女ができた」と嘘をついたとします。クリスマスに毎年恒例の「ドキッ!? 独り身だらけの残念会」をやろうぜと誘われても、「彼女と過ごす」と嘘をつかないといけなくなりますよね。

また、「彼女に貰ったんだー」とあたかもプレゼントされたかのように自分で高いものを買わないといけなくなります。

年収が高いという嘘をついたとき、連鎖的に違う嘘をつくことになるのは明らかです。そのときに少しでもおかしなことを言うと、矛盾が発生してしまい嘘がバレる可能性がある。

気をつけなはれや!

嘘バレ経路3.前職分の確定申告

通常、転職時には前職の源泉徴収票を提出することになっています。

これは、前職の給料分と転職後の会社の給料分とを合わせて確定申告を行わないといけないためです。源泉徴収票を提出した途端に、嘘がバレますよね。

もちろん、前職分だけは自分で確定申告をすると申し出ることはできます。ただし、面倒な確定申告をわざわざ自分で行う理由が普通はなく、会社にお願いするのが一般的な流れです。自分でやりたいと言うと不自然になり、怪しまれます。

ただし、これを防ぐ方法が無いわけではありません。

年末近くに今の会社を辞めれば、自分で確定申告を行うか今の会社に行ってもらうかのどちらかになります。転職先で働くのは新年始まってからになり、確定申告を行った後になるでしょうから、源泉徴収票の提出を求められる可能性が減るわけです。

また、面接時に経理担当者が一緒でなければバレる可能性は低くなります。

経理担当者からしてみると、「前職の給料を参考にして待遇を決めたのかは、採用を一緒に行っていないとわからない」んです。

そのため、源泉徴収票に書かれている年収が採用後の年収より大幅に低かったとしても、「高く買われてるなあ」くらいであまり気に留めません。

結論:嘘は入社後にバレる可能性が非常に高い

源泉徴収票に関しては回避する方法がありますが、運の要素が絡んだり、わざわざ年末まで退職を待たなければならなかったり確実性が無く大変です。場合によっては、確定申告関係なく源泉徴収票出してと言われることもありますしね。

結局、嘘は入社後にバレる可能性が非常に高いというわけです。

詳しく調査をされない限りは、現在の年収を嘘ついて内定を得ることは、可能だと思います。

現在の年収の嘘を使って年収を吊り上げる裏技もあるけど…

転職時に嘘の年収を伝えることは入社後にバレる可能性が高いものの、それで内定を得ることは可能だということでした。

ここで裏技的な抜け道があることに気付く人もいると思います。僕も気づいてしまったけど、これから紹介する方法はあまりオススメしません。

どうしても「駆け引きしたい! 高い年収を何をしてでも得たい!」という人だけ、自己責任でお願いします。

まず、本命ではない求人に対して嘘の現在の年収を伝え、現在より高い年収を条件に内定を得ます。その後「まだ転職活動を続けたい」という意図を伝えて保留にし、本命の求人をいくつか絞り面接を受けましょう。

その際、本命の求人先企業に対して現在の年収で嘘をつくことはしないようにします。

給与交渉を行う段階に高い年収を条件に得た内定の件を持ち掛け、駆け引きを行うんです。こうすることにより、本命の企業には嘘をついていないことになります。その高い年収が現在の年収を参考にして決められたものかは、本命企業には知り得ません。

「それだけ高い年収が期待される人材なのか」と感じ、本命企業も現在の年収より高い年収を提示してくれるのではないでしょうか。

直接嘘をついたわけではないため入社後に問題になりにくく、高い年収を得られる裏技です。

しかし、これだけは絶対に覚えておいてください。

企業が高い年収を中途採用者に提示するということは、その人に大きな期待をかけているということです。その人が活躍してくれるだろうと、この年収額以上の利益をもたらしてくれるだろうと思うからこその好条件なんですよ。

実力に見合わない高い年収を得たとして、入社後…ものすごく苦労します。

現在の年収で嘘をついてまで高い年収を得るということは、そういうことです。入社後は努力を怠らず、その年収に見合う人材になるということを意識しましょう。

それが出来ないのなら、嘘をつくべきではないと僕は思います。