転職で年収が下がるとしても、後悔しない方法があります。

そもそも転職して年収が下がるのは、よく考えると当然と言えるんですよね。給料というのは経験や実績に払うという意味もありますが、会社に貢献してくれている報酬という意味もあります。だから転職すると年収が下がるというのは、普通のことです。

ただし、そうは言っても給料大事! 超大事。

そういうわけで…後悔しないために許容範囲を決めておこう。そのための方法を、これから紹介します。

転職で年収が下がる場合の許容範囲、一般的にはどれくらいなの?

  • 500万円から350万円はOK、300万円から200万円はきつい。
  • 月収にして1割程度かな。手取り25万円だから2割超えるときつい。
  • 100万円までならいける。(年収400万円の人)
  • 今が年収300万円だから…30万円くらいなら許容できる。
  • 平均年収マイナス50万円までなら。

年収が下がることに対する友人の意見やネットの声などを集めてみました。

300万円台から200万円台になることにためらいがある人は多いものの、400万円・500万円台から300万円台になることは許容できるという人が多いように感じられます。年収300万円というのは、普通に生活するためのひとつの基準となっているんでしょうね。

また、月収換算して1割程度という人も多いです。2割を超えると月収25万円なら20万円になってしまいますからね。ボーナス込みでなら年収300万円を維持できるとしても、毎月の生活が大きく変わるのは受け入れがたいんだと思います。

生活できるかが、転職して年収が下がっても良いギリギリレベルを決める判断材料になっているのではないでしょうか。

ただ、それは「ギリギリ」であって後悔しないレベルとは限らないと僕は思うんです。微妙な後悔を抱えながらでも生活できるから受け入れられるレベル…。じゃあ本当に心から後悔しない、むしろ幸せだとも言えるような許容範囲はどれくらいなのか?

それは各人によって大きく変わります。

転職による年収ダウンの許容範囲を決める方法

心から後悔しない、幸せだとも言えるような許容範囲。転職で年収が下がることに対して後ろ向きにならなくても良い基準は人それぞれ違いますが、それを決めるための方法はある程度統一されています。

これから紹介する3つの方法を使えば、後悔しない許容範囲が決まるぞ!

1.ストレスのない生活にどれくらいのお金がかかるのか試算する

ストレスのない生活というのは、生活費を切り詰めすぎず娯楽費をしっかり用意することのできる生活です。生活費を切り詰めすぎた挙句、毎食袋麺になるとか納豆ご飯生活するとかそういうのは後悔してしまいます。

節約を甘く見る人は節約生活突入前には、「余裕しょ」と思うんですよ。ただ、いざ突入してみるとストレスが非常にたまる!

仕事のストレスを減らしても私生活でストレスがかかりすぎると、絶対後悔する。

また、娯楽費を無くすのもダメです。たとえば映画を見るのが趣味であれば、隔週で見に行くことのできるくらいの余裕は残すなどしておかないといけません。

お酒が好きなら毎週飲みにはいけなくても、隔週で飲みに行ったり、毎日家で発泡酒飲めたりするくらいの余裕は必要です。

生活と趣味にかけることのできるお金が一気にダウンすると、人は生きていくことが難しいと思います。順応はするけど納得できるわけではないんですよね。

だから、ストレスのない生活を送るために、生活と趣味にどれだけのお金をかけることができれば苦しくならないのかを試算してみましょう。

例として、僕が試算した結果を紹介します。

  • 家賃:9万円(現在の部屋)
  • 食費:3万円
  • 光熱費:8千円
  • 雑費:1万円
  • 交際費:2万円(友人との飲み会・カラオケ費用など)
  • 被服費:2万円
  • 趣味のお金:3万円(ゲーム・ミニチュア作成費・ダーツなど)

毎月20万8千円程度あれば、僕は幸せに生きていけるということになりますね。手取り21万円が僕が今現在の生活水準で減らせる許容範囲ということです。東京暮らしなので家賃はどうしても高いし、趣味の場所を取るにはどうしてもこれくらいの家賃の部屋になる。

趣味が多いから3万円でもまだ抑えているほうと言えます。

これ以上下がると、僕は絶対後悔するでしょうね。

ポイントなのは「生活ギリギリの金額」じゃなく、「幸せに生活できるギリギリの金額」を考えるということです。

生活ギリギリなら僕は食費と交際費をあと1万、趣味をあと2万削れますしね。

2.転職の条件を金額にしてみる

転職するとき、人それぞれ条件を掲げると思うんですよ。

たとえば、残業時間はこれくらいが良いとか、年間休日日数120日以上が良いとか。やりがいがある仕事がしたい、自分がやりたいと思える仕事がしたい…。

そういう転職の条件を金額にして、今の年収から引いてみましょう。言ってしまえば「その条件が実現できるとしたら一体どれくらいは払えるのか」ということです。転職条件の価値が決まれば、転職先の年収と転職先の条件とのバランスが見えますからね。

ストレスのない生活にどれくらいのお金がかかるのか試算する方法は、どちらかというと最初に紹介した「ギリギリの許容範囲」に近いと思います。

この方法はそれより、もっともっと「後悔しない幸せでいられるための許容範囲」に近い数値を出す方法と言えるのではないでしょうか。

3.将来的な昇給額を予想する

一時的に年収が下がることは転職でよくあることですが、長期的に見れば年収が上がるということもよくあります。たとえば、同じ業界で違う仕事をするキャリアチェンジを行う場合、職種が違うために年収が下がりますよね。

ただ、業界経験が長いことや異なる職種の経験があることなどから、将来的にはキャリアアップして年収が今より上がることも考えられるのではないでしょうか。

気になる求人があれば、その年収額から将来的にどれくらい昇給が望めるのか? 今の年収を追い越すのは何年後なのか? を考えてみてください。

その結果「なんだかなあ」と思ったら、その年収額は転職して後悔する年収額ということではないでしょうか。結果的に少しでもイケそうだと感じたなら、後悔しない年収額だと思います。

求人ありきで許容範囲を決める方法として、参考にしてみてくださいね。

転職による年収のダウンを最小限に抑える方法

許容範囲を決めておけば転職で年収ダウンしても後悔する可能性は低いです。

ただ、そもそも年収ダウンを最小限に抑えられればもっと良いですよね。そのために、転職エージェントを使うことを僕はオススメします。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは自分自身の評価が、転職者の「年収が上がること」に、左右されるんです。

そのため必死に年収を上げようとするし、下がることが否めないならそれを最小限にとどめようと努力してくれます。

許容範囲を決めたうえで転職エージェントを使うこと。

それが、転職で年収が下がるとしても後悔しないための方法だ!