人は生きているうちの多くの時間を「睡眠」と「仕事」に使っています。ということは、ベッドの上と職場にいる時間が一番長いということですよね。それなのに職場で孤立してしまったとしたら?
あまりに辛いです。
気にしない人ならいいけど、ここにたどり着いたということは少なからず気にしているはず。
このページでは、職場で孤立している人や疎外感を感じている人の打開策を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
職場での「疎外感」は勘違いの可能性もある
職場の人たちに嫌われているのではないかという感覚が疎外感です。嫌われていたり疎まれているからこそ距離を遠くに置かれているような気がする…。
でも、その疎外感は勘違いの可能性もあります。
実際に相手から疎外されているわけではなく、自分が勝手に疎外感を抱いているだけというケースがあるんです。
どうしてそういうことになるのかというと、人間関係に対して神経質になっているからなんです。人間関係に神経質になると、どうしても周囲との距離があるように感じられます。
経験がありませんか?
人間関係に不安になればなるほど、相手が遠くにいるように感じるような奇妙な感覚。
本当に疎外されている場合は別として、自分自身に心当たりが少しでもあるのなら「人間関係に関して神経をつかわないこと」を意識してみましょう。
職場で話しかけられることが少ないのは自分に原因があるかも
職場で特に嫌われているわけでもなく、疎んじられているわけでもなく、ただ話しかけられない。そういう場合は、大抵自分自身に原因がある可能性が高いです。
話しかけられにくい人の特徴をいくつかピックアップしてみます。
- 何かとネガティブなことを言いがち
- 話を聞くのが下手
- 感情が顔に出すぎる、または出なさすぎる
- 自分の世界を持っていてマイペース
まず、何かとネガティブなことを言いがちな人は話しかけづらいんですが…理由は言わずもがなですよね。人が誰かに話すときというのは、「楽しみたい」「不安を解消したい」のどちらかの場合が多いです。ただ単に人と話すのが楽しいから楽しみたいだけなのか、不安があって解消したいのかはその時々次第。
ただ、どちらにしても「ネガティブなことはノーサンキュー」なわけです。楽しみたいのに悲観的なことを言われると冷や水ぶっかけられたような気分になるし、不安を解消したいのなら特に嫌な気分になっちゃいます。
また、話を聞くのが下手という人も人から話しかけられにくいですよ。
どうせ話すなら、聞き上手な人がいいですからね。自分の話ばっかりとか、何かと自分の話に結びつけてくるとか、そういう人はノーサンキューなわけです。話しかけると応じてもらえるけど、話しかけてもらえないという場合は聞き下手なのかもしれません。
次に、感情が顔に出すぎる人や逆に出なさすぎる人も話しかけられにくい。
仕事が嫌な場合は職場では嫌な顔をしていることが多いだろうから、話しかけられない。社会人的に社交辞令を言いながら、本心が顔に出ている場合もそうです。「あの人は世辞が下手」と言われてしまいます。
感情が出なさすぎる人は、逆に何を考えているのかわからなくて怖いから話しかけられません。自分の世界を持っている人も同じ理由から、話しかけられにくいです。
以上4つのどれかに当てはまるなあという自覚がある人は、そこに気を付けるだけでも孤立状態から抜け出せるかもしれませんよ。「前は話しかけづらかったのに、今はなんだか話しやすい」と、印象が良くなるかもしれません。
職場での孤立・疎外されないための立ち回り方
「挨拶をすること」「視界に入ること」「元気なこと」
以上の3つを職場で実行するだけで、孤立や疎外感から抜け出せる可能性があります。また、今の職場では孤立から脱出できなくても、次の職場では孤立しづらくなりますよ。
まず、人間関係において挨拶は非常に重要です。挨拶から人間関係は始まりますからね。職場に着いたら目につく人全てに挨拶をしましょう。「おはようございます」と元気よく。退社するときも「お疲れ様でした」と元気よく。
それだけで、対人関係の印象はとても良くなりますよ。
そして、視界に入ることも非常に大事。視界に入ることが少ない人は意識されません。意識されないということは「頭の片隅にも置かれていない」ということなので、「話しかける人の選択肢」には入らないんです。
視界に入ることで意識されるようになり、話しかける人の選択肢に入るようになります。
たとえば一人が好きな人や何かとボッチになりやすい人は、学校では後ろの隅の席を好みます。飲み会でも大人しい人やボッチな人は、隅の方に座ってませんか?
逆に言えば「視界に入るようにしていれば孤立する可能性が低い」ということなんです。
最後に、元気なことも大事です。挨拶をしても元気が無ければ好印象にはなりません。「なんだか怖い」とか「気持ち悪い」とか思われてしまうのがオチです。挨拶もトークも元気良く。
以上3つが、職場で孤立しないための基本です。
今の職場での孤立・疎外状態を解決できないなら転職するのもアリ
一度孤立してしまった状態から、他の人たちの輪の中に入るのはとても難しいです。
仲間外れにしている側からしても、印象が良くなったとはいえ一度仲間外れにした人を受け入れるのには勇気がいります。
そう考えると、「転職」で解決する道も積極的に考えるべきです。
人間関係が原因の転職なんてよくあることです。退職理由ランキングでは、誰がいつ調べても常に上位にありますからね。
転職エージェントを使えば、あらかじめその職場の雰囲気を知ることができます。自分が馴染める職場かどうかを事前に知ってから転職できるから、転職後は前章で紹介した3つのポイントを守るだけで孤立することはなかなかないでしょう。
現在の職場で精神をすり減らして限界が来る前に、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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