NTT東日本を辞めたい社員の特徴は?企業体質や悩みの傾向を分析

NTT東日本は、関東の通信を支える大きな会社です。NTTは昔、固定電話が出始めた頃に事業を独占していましたよね。だから「営業をする必要がなく、顧客は勝手に申し込んできた」という話を何度か耳にしたことがあります。ネットで調査していても、営業職の地位が社内で低いという意見が多いですね。

昔事業を独占していたような大企業は、向き不向きが大きいと僕は考えています。

会社の体質が、新しいとは言えませんから。技術畑・管理畑・営業畑、どこに所属する人でも関係なくNTT東日本で働くことが向いていない人は必ずいます。「会社を辞めたいな」と考えている人の中にも、そういう人は多いでしょう。

そこで、「こういう人はNTT東日本に向いてない、辞めるべき」という傾向を、ネットで調べながら考えてみました。

※本ページは2017年11月8日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。

転職会議 / キャリコネ / Lighthouse

顧客第一主義とは言えない

企業口コミサイトを使ってNTT東日本の企業体質や待遇などを調べてみると、「この会社は顧客第一とは言えない」と感じました。

資料を作る際、社内向け資料は簡素で楽に作れるような様式で作成するのが普通ですよね。社外向け資料の場合には、誰が見てもわかりやすい様式に見た目にも美しく、必要な情報がすべてわかるような立派な資料を作ります。

ただ、NTTは社内向けに見た目が美しく、量も多い立派な資料を作るんです。

特に管理畑や技術畑の人間は、そのような傾向があるのだそう。営業の評価は数字で行われるので単純明快なんですが、管理系や技術系の仕事は評価が難しいんです。その結果、上司が部下をしっかり見て評価することになります。

当然、上司が気に入るような部下のほうが評価されるわけです。

その結果、上司やその上の社内組織を意識して仕事をするようになります。根回しをしたり、社内向けの資料作りや調整が上手な社員こそが評価対象となる。自然と「顧客のことより、社内上層部のことを考える」ようになっていくんですよね。

だから、社内向けの資料がやたらと凝られたものとなる。

NTT東日本以外に勤めた経験が無い人は疑問を覚えにくいようですが、一度疑問を覚えてしまうと何のために仕事をしているのかわからなくなるでしょう。仕事の誇りは「自分が稼げている」ことと「誰かの役に立っている」ことで形作られがちなので、自分の仕事に対する誇りを失うことにもなりかねません。

「顧客のために仕事がしたい!」という情熱や信念を持っている人は、この会社は合わないでしょう。

ただ、社内政治が得意で「自分や自分の周囲の人間のためだけに仕事してやる」という人には、向いています。

社内の人間関係が密接

NTT東日本は内向きの会社というような話をしましたが、それは昔の体質を引きずっているからなんですよね。昔は事業独占のような形で、顧客の事をあまり考えずとも顧客が絶えなかったんだから。今もなお、その時代を生きた人たちが上層部にいるから、その意識は変わらないわけです。

そういう「体質が古い」という話をするなら、人間関係の話もしないといけませんね。

NTT東日本は、昔ながらの密接な人間関係を築いている職場が多いです。同期との飲み会やコンパが多く、家族同士の付き合いやイベントなどがあるという話を調査に使った口コミサイト全体でよく見ました。

それを嬉々として語る人もいれば、うんざりした様子で語る人もいました。これに関しては、合うか合わないで働きやすさに雲泥の差があるんじゃないでしょうか。

社内政治に関心の無い人は辞めたほうがいい

NTT東日本で働くことに不向きな人は、社内政治が苦手だったり無関心立ったりする人だと思います。

社内向きの資料に手間と時間をかけるのは無駄だと思ったり、飲みニケーションが苦手だったり、根回しをすることに疑問や罪悪感を覚えたり…。そういう人は、恐らくNTT東日本では生きていけません。

この会社を長く勤められるのは、上司の機嫌を伺いプライベートでも職場の人付き合いを重視し、顧客のことより自分が上に上がることだけを考えるという人です。

今時の企業ではなかなか見られないような特徴が盛りだくさんで、NTT東日本は見ていて面白い。残業が短いとか有給がしっかり取れるとか福利厚生が手厚いとか、そういう良さは確かにあります。大企業だからこそ、労務関係は厳しいですし。

ただ、結局は「職場環境」なんです。

社内政治がはびこる職場環境、人間関係がプライベートにまで及んでいる職場環境、そういった「職場環境」に適応できない人にとっては、他にどんな良い面があろうとも「辞めたい」と思っちゃうものです。職場環境や人間関係に合わないというのは、退職理由ではトップスリーに入るくらいメジャーなものですから。

だから、NTT東日本で勤めるメリットを蹴り上げてでも辞める意味や価値はあると思います。

多少待遇が下がってでも、自分に合う人間関係や職場環境が築かれている会社で働く方が、有意義で楽しいはずです。特に「顧客のことを考えて仕事がしたい」と思う人は、転職先で顧客第一な仕事をしたほうが数倍も楽しめるし、生きがいも感じられると思います。

そういう「自分が幸せに、楽しく働ける職場」を探すため、会社を辞めて腰をすえてじっくり転職活動をしてみてください。

そうしたら、見える世界がガラッと変わると思いますよ。

仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。

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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。

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