正直、1日8時間も働きたくないですよね。よく考えたら1日の3分の1。24時間起きているわけではないから実質1日のほとんどの時間働いているということになります。
週5日勤務にしてもそうです。海外では週休3日の実証実験で「生産性の向上」が確認されているのに、週休2日で頑張る意味なんてあるんでしょうか。
このページでは、8時間労働や週5日勤務に疑問を持ち始めた人に「転職」を提案したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
「甘えている」という人もいるけれど
8時間労働は長すぎるとか、週5日も働きたくないとか言うと、「みんな残業とかしてもっと働いているんだ。甘えるな!」という反論が返ってきます。この反論は大多数から見たらごもっともな話なのかもしれないけれど、そもそも「日本の当たり前が長すぎるのでは」という疑問があるんです。
確かに世間一般から見れば、ごくごく普通の勤務時間です。
しかし、苦痛を感じるものや度合いには個人差がありますよね。大多数が当たり前のようにこなせていることも、辛いと感じる人がいるんです。その気持ちを甘えと一蹴することは、傲慢だと僕は思います。
そういう頭ごなしに「甘えだ甘え」という人の意見には、耳を貸さないほうが人生幸せです。僕は「甘えだ」という言葉が嫌いです。それは、集団同調圧力とか精神論とかの塊みたいなもので、旧態依然とした考えのように感じるからです。
正社員でフルタイムから逃れるのは難しい
正社員というと、日本国内の企業はほとんどが週5日・1日8時間労働のフルタイムなんです。労働時間を短縮したり、週休3日を正社員に適用している会社は皆無に等しいくらいありません。
もっとフレキシブルに働ける世の中になればいいのに、とは思うものの、それが実現されるのはどれだけ先の話になることやら…。現時点でフルタイム勤務が辛い人が現状を変える方法は、正社員という働き方を見直すことくらいしか無いと思います。
フレックスタイムというものが存在するものの、基本的には週5日勤務が求められますしね。
それに、フレックスタイムを悪用して残業代をごまかす企業も多いし、日本だとまだまだフレックス=短縮労働とはなっていないように感じます。
自分に合った仕事に転職したら労働時間は気にならなくなるかも
「どんな仕事だとしても、週5で8時間労働はキツい」という人と「今の仕事が合わないから、労働時間が長く感じている」という人がいると思います。
前者ならもう正社員という働き方を見直すくらいしか逃れる方法はありませんが、後者なら自分に合う仕事に転職するだけで逃れられる可能性が高いです。合わない仕事をするとそれだけで辛いし、時間も異様に長く感じてしまうものですからね。
もしもそのケースに当てはまるんだったら、転職エージェントに登録してキャリアコンサルタントと一緒に自分に合う仕事を探しましょう。
「自分に合った仕事の見つけ方の目安」を挙げるとしたら…
「自分にできる仕事」「好きとまではいかないが、興味がある物事」「人の役に立つこと」
好きなことだけでは仕事にならず、自分にできる仕事じゃないと辛いだけ。人の役に立つという実感が自分の誇りになり、職業人として働く意味になる。この三つが全部合致した仕事があれば、それがあなたの天職です。
時間的自由と収入はトレードオフ
働き方を変えて時間的自由を手にしたら、収入は今より下がります。
たとえば週4日労働をして1日5時間程度働いたとしたら、収入は20万円以下になる可能性が高いです。もちろんそれでも稼げる仕事はあるにはあるものの、ナイトワーク系がほとんどというのが現状なんです。
昼に健全に働こうと思ったら、時間的な自由と収入はトレードオフです。
正社員という働き方を変える前に、それだけは覚悟しておいてください。
正社員以外の働き方を考えてみた
時間的自由がある働き方と言えば、アルバイトが基本だと思います。アルバイトには正社員や契約社員のような責任が無く、シフトは基本的にはこちらの自由です。もちろん職場全体に迷惑がかかるようなシフトは組めないし、契約時点で「週にこれくらいは最低働いてくれ」という要望はあります。
ただ、それでも正社員より圧倒的に自由なんですよね。
だからこそ、正社員じゃなくて敢えてアルバイトで稼ぐという人が出てくるわけです。
まあ、アルバイトで収入を増やそうと思ったら掛け持ちになるし、結局「曜日は自由にできるけど休みは少ない状態」になることがあります。「休みが多くても労働時間は長い」とか、「労働時間は短いけど休みがほとんどない」とか。
こういう働き方は、「8時間労働が辛いだけで労働日数は関係ない」という人やその逆の人にはオススメです。
あとは…飽き性のため仕事の時間が長いと感じる人には、バイト掛け持ちで飽きをなかなか来させなくするという働き方もあると思いますよ。
また、パートという選択肢もあります。
パートはバイトに比べると時間的自由度は低いものの、収入は多くなりやすいです。フルタイムの求人が多いものの、週3~4日からOKという仕事もあります。そういう求人を探して応募するようにすれば良いでしょう。
派遣社員はほとんどが週5日・1日8時間勤務なので、あまりオススメしません。
在宅フリーランスは…スケジュール管理が苦手な人は、かえって休みが少なくなりがちです。あと、信頼を培うまでは単価が低めに設定されていることがほとんどなので、最初のうちは稼ぐために仕事の時間を多く取る必要があるかもしれません。
諸刃の剣ですが、フリーランスとして働けるスキルがあればオススメですよ。
正社員以外の働き方を色々考えてきたものの、稼ごうと思えばどんな働き方も労働時間を多くしないと難しいです。日本社会は「どれだけ貢献したか」「生産性が高いか」よりも、「どれだけ長い時間働いたか」で評価するということでしょう。
週5日も働けないという人は、収入と勤務日数・時間との折り合いのつけ方を考える必要がありそうです。
逆に、そこをじっくりと考えて納得のいく答えを出せたなら、自分なりに幸せな働き方ができるのではないでしょうか。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
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