スタートアップ企業に転職したいけど、本当に大丈夫なのか? 自分にできるのだろうか? 興味とともに不安もあると思います。

少なからずスタートアップ企業への転職に興味がある30代の人に、僕はどうしても伝えたいことがあるんです。それは、30代でスタートアップ企業に転職するメリットと難しさ、そして転職を考えるときの注意点!

それぞれ2つずつ、僕から語らせてもらいます。

30代でスタートアップ企業に転職する2つのメリット

30代でスタートアップ企業に転職することは、みなさんが思っているよりも難しいことではありません。採用ニーズはある! 挑戦するメリットも…あります。それをこれからじっくりと紹介しましょう。

1.挑戦出来るメリットと難しさ

スタートアップ企業最大の魅力というと、未経験の仕事に挑戦できるということですよねえ。事業を初めて間もない企業の業務を経験するなんていうのは、他ではなかなかできないことです。

他の誰もしたことがないことが成し遂げられる、周囲の同世代は経験していないことを経験できるというのはそれだけでもうワクワクしてしまいますよね。

20代…いや10代の頃に戻ったかのような錯覚に陥るほどの、圧倒的ワクワク感…!

また、スタートアップ企業はまだまだ組織体制が整っていません。組織体制をゼロに近い状態から積み上げていけるのも、考えるだけで胸がゾクゾクとしてきます。役割ごとの垣根も低く、本来の自分の仕事から越境して違う仕事を手伝うこともできるでしょう。

30代からこういうことを経験できるチャンスは、滅多にあるものではありません。

しかし、それには難しさもあります。

30代にもなると学習能力が落ちてくるんですよね。その状態から新しいことに挑戦し続けるというのは、ときに無理をしないといけないこともあるということ。面白さだけではごまかせないほどに大変な毎日が待っているということは、覚悟しておきましょう。

ただし、年をとることは学習能力を衰えさせるものの、応用力は高めてくれます。

それを用いることを意識することで、対策できるのではないでしょうか?

2.管理する側の人間として採用ニーズがあるというメリット

スタートアップ企業は、若手が多いです。新しき事業を起こして成功させてやろうぜ! という活気と勢いに溢れています。若い発想力と創造力とを活かして新しい事業を成功に導く爆発力があると言えるでしょう。

ただし、社会人として、またビジネスパーソンとして成熟していない人が多いです。

そこで外部からビジネスパーソンとして成熟した、社会人経験豊富な人材を得たいと考えています。30代以上の社会人は、スタートアップ企業からの採用ニーズがあると言えるでしょう。

そうなると、必然的にマネジメント業務を任せられる機会が増えると思います。

30代は大企業的にはまだまだ若手に入るでしょうが、スタートアップ企業にとってはベテランマネジメント要員になり得るということです。大企業でこのままキャリアを積んでいたら40代・50代になって経験しただろうことを、今のうちに経験できます。

マネジメント能力を高められるというメリットも、生まれるわけです!

また、それを活かして今後のキャリアをさらに広げることもできるでしょう。

スタートアップ企業への転職を成功させるための2つの注意点

スタートアップ企業にとって30代サラリーマンは求められる人材であり、30代サラリーマンにとってもスタートアップ企業は働くメリットがあるということでした。じゃあ実際に転職を成功させるにはどうしたらいいのかを、考えていきましょう。

1.自分の強みは何か? を繰り返し自問しよう

自分に光るものがあると思えなければ、スタートアップ企業に転職すべきではありません。

スタートアップ企業が30代以上の人に求めることは、「豊富なビジネス経験」「マネジメント能力」「前職での実績」「当該事業に関するスキルや資格」です。何はともあれ、何かしら光るものがあることを求められると言えます。

20代に対しては、それが見られなくても今後の成長を踏まえて採用するケースもあるでしょう。


20代と30代が戦ったとき、光るものが無ければ30代は負けます。

自分にどんな強みがあるのかを分析して、それがスタートアップ企業での仕事にどのように役立てることができるのかを考えましょう。

スタートアップ企業が欲しいのは多数の凡庸な人材ではなく、少数の有能な人材であることを覚えておいてください。

業界の経験とか似た事業の経験・知識などは特に問われなくても、ビジネスパーソンとして有能であることは必ず求められる条件です。

2.スタートアップ企業に転職したい理由を明確にしよう

30代で転職に躓いてしまうと、かなり怖いですよ。

再転職ということになってしまうと、たとえ経験したことのある業界や職種だったとしても、その当時より待遇は大幅に下がります。スタートアップ企業というだけで倒産リスクが高く、再転職の可能性は高まるじゃないですか。

そのうえ、スタートアップ企業に転職したい理由が曖昧でミスマッチを起こしてしまったとしたら、これはもう十中八九再転職することになりますよ!

だから、どうしてスタートアップ企業への転職に興味を持ったのかを明確にすることがとてもとても大事なんです。「これがやりたいから」「自分はこうなりたいから」ということを、ハッキリさせてください。

それをテーマに原稿用紙何枚か書ける程度には!

また、それを考えた結果スタートアップ企業にこだわる必要性が無いケースも結構多いので、選択肢は広く取っておきましょう。

とにかく自己分析を怠らないことです!

スタートアップ企業への転職に興味がある30代の人に言いたいのは、とにかく自己分析を徹底しようということです。

自分自身の強みを分析してそれを活かすことを考え、スタートアップ企業に転職する理由を明確にする。その結果光るものが無いと判断したり、スタートアップ企業である必要性が特になければ、他の転職先も考えておきましょう。

そういう分析を含めて、一度転職エージェントに相談してみると良いですよ。

スタートアップ企業への転職に興味を持つみなさんには、「挑戦する気概」があると僕は感じています。

それを活かす道を広く考えれば、良いのではないでしょうか。