ワンマン社長に悩まされている人はとても多いです。

「もうついていけない!」
「ストレス半端ないんですけど!」
「会社の未来が心配…」

実際にワンマン社長に関する悩みを調査してみると、このような声が数多く見つかります。

今回は、ワンマン社長の特徴を紹介しつつ、その会社で働き続けることの危険性「転職」という選択肢について掘り下げていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

ワンマン社長によくある特徴11個

パワハラ気質ですぐに怒鳴る

何かあるとすぐに怒鳴り散らかす人がいますよね。

彼らは激情家なんですよ。感情が高ぶるとそれを放出せずにはいられないんです。過充電したバッテリーが電気を放出してショートしたり、水を入れすぎたコップから水がこぼれ出たりするようなもの。

そういう人がワンマン社長になる素質を持ってます。何かミスをするとすぐ怒鳴るから、周りの人が委縮して怒らせないようにイエスマンになる。そして、そんな人が社長になったときにはパワハラ気質のワンマン社長に。

社会人として正しい態度というのは、他人のミスを怒鳴るのではなく叱ることですよね。ミスをした原因をハッキリさせて対処した上で、今後同じようなミスをしないように啓蒙するのが正しい叱り方。

すぐ社員を怒鳴るような人は、社長の器ではないどころか社会人の器すらありません。

社員を容赦なくいじめる

ワンマン社長は「自分の意志」を何より尊重したいと思っています。だから、自分が気に入らないものは徹底的に排除したがるんです。自分が気に入らない仕事は受けないし、備品に対するこだわりも強い傾向があります。

そして、社員に対しても気に入らないものは排除するんですよ。

その手段としてとられるのが「いじめ」です。会社都合のクビではなく、自主退職させたいから陰湿ないじめを行います。中には閑職に島流しをしたり、勝手に給料を下げたりといった待遇面でのいじめもあるでしょう。

ワンマン社長からいじめられたら、労働局を盾に戦うくらいしか立ち向かう方法がありません。ただ、そうやって戦って慰謝料か何かをせしめたとしても、退職を余儀なくされることは避けられないことですけどね。

イエスマンには優しい

ワンマン社長は、自分の意見を出来るだけ修正を加えずに通したいと考えています。社長の意向がそのまま会社の意向となるように。それを実現するため、自分の周りには自分の言うことを聞くイエスマンしか置きません。

反対に、自分の意見に同調しないような扱いにくい社員は、跳ね返りというレッテルを張って遠ざけます。

上の意向にイエスと言うだけのイエスマンは、出世していくわけです。

会議を無意味化する

会議を開いても最終的には「社長の意見」になることが多い。

ワンマン社長は、社員の意見一つひとつに丁寧な反論をして(もしくは雑な反論をして)、最終的に「俺はこう思う」と締める。社長が社員に自分の考えを説くためだけの会議です。そして社長の周りにいるイエスマンたちが「その通り!」と煽るんですよね。

「意義あり!」と声を上げようものなら「失礼だろ君は!」「誰に向かって口をきいているんだ!」と、聞く耳を持たない。意義を許さない会議に、いったい何の意味が? 意味なんて無いですよね。

自己顕示欲が強い

特に自分1代で会社を創り上げたようなワンマン社長は、自己顕示欲が強いです。というか、自信があるんでしょうね。たくさんのインタビューを受け、そこで自分の理想や経営に関する価値観を語ります。FacebookやTwitterの更新頻度も高く、ブログもしっかり更新。

そうやって自分自身を広く発信していく傾向があります。

自分が会社をつくったという誇りと自信の表れ。ただ、表向きにはとても頼もしくてカッコイイけど内側ではワンマン経営をしていることが多いです。ワンマン社長はインタビューやSNSではカッコ良く見えて憧れる人も出てくるが、2代目になった途端会社は破綻することが多いんですよねえ。

公私混同でわがまま放題

ワンマン社長は、公と私との区別がつかない人が多い傾向があります。飲み会は仕事のうちだと飲み会に強制参加させられたり、休みの日でも仕事に呼び出されたり…。果ては社長の子どもの面倒を社員に押し付けることも。

社長の趣味に付き合わされる社員も、多いと思います。社長は休日気分で満喫しているでしょうが、部下である社員は全く楽しくありませんよね。ただ、社長命令だから断ることはできない。

もっとひどい場合は、経営者の個人的費用と経営費用を混同する人もいます。会社の物は俺の物、俺の物は会社の物。特に資金面の公私混同は、勘弁してほしいですよね。どんどん感覚が麻痺して個人費用と経営費用との境目がなくなり、最終的に収集がつかなくなってしまいます。

経営がしにくくなって、結局破滅。

何かにつけて会社や社員を巻き込むのは、本当勘弁願いたいねえ。

社員は洗脳で手懐ける

人心掌握術に長けているワンマン社長の場合、社員を洗脳して経営をワンマン化することもあります。社長がワンマンなのに社員から愛されている会社、ありませんか? ああいう会社を見るたびに「謎だなあ」なんて思うわけですが、その理由が洗脳しているからだとすれば納得できますよね。

洗脳の方法は、こんな感じです。

最初に、何かを奪います。生活資金・知識・休日・外部との繋がりなど、洗脳のために奪われるものはある程度決まっている。自分の意志行動を支援するためのものです。ワンマン社長が行う洗脳の場合、多くは自尊心を奪っています。

「お前は無能だ、何もできない!」「仕事の出来ない奴はクズ、ゴミ以下だ!」と。

次に長時間労働を強いて体力と気力を奪い、休日を少なくして自由や他の選択肢を奪います。長時間労働を多くして休日を少なくするのは「外部とのつながりを奪う」という意味もあるんですよ。外部との繋がりが多ければ、自分の会社はおかしいという疑念が芽生えますからね。

社員から自分で考え行動する支えを根こそぎ奪って、その後は心理操作をします。

たとえば「目標を達成すれば褒めてくれたり、高級焼肉に連れて行ってくれたりする」などです。成果が上がると表彰したり少しながらボーナスを与えたり、周りもそれを拍手喝采で称えたり…。

自尊心を奪った後でその人のことを認めることにより、依存させることができます。

これで洗脳が完了。

少しでも心当たりがあるのなら、洗脳が解けたということです。後戻りできなくなる前に、辞めてしまいましょう。

とにかく理不尽

ワンマン社長は思い付きで社員にあれこれ指示をすることがあります。社員は内心難しいなと思いながらも拒むことはできないので、「可能な限りやってみます」と答える。それで出来なかったら「約束しただろう!」と責められるが、「可能な限り」と言ったけど約束はしていない。

反論すると激昂して、嫌われてしまう。

理不尽ですよね。

理不尽なことで怒鳴ったり、理不尽なことで退職勧告をしたり、理不尽なことを押し付けてきたり…。それもワンマン社長の特徴です。そんな社長の理不尽さを受け入れていたら、身も心ももちませんよね。

口を開けばモラハラ発言

モラハラ社長は、とても厄介です。

仕事で何か気にくわないことがあれば「君がやらなければこんなことにはならなかったのにね?」と言ってきたり、「君みたいな子がうちにいるなんて恥だな」なんて言ってきたり…。悪口や愚痴ばかりのモラハラ社長は、はたから見ればいったい何がしたいのかわかりません。

ただ、モラハラにとどまっているうちはまだマシです。それがエスカレートしたら、「いじめ」に繋がります。島流しや退職勧告もあり得るでしょうね。

結果的に損をするタイプのケチ

会社経営は「ケチる」ことも大事ですが、お金を使うこともとても大事です。ケチるタイミングを間違えると、会社経営は失敗します。ワンマン社長がケチるのは、普通に考えてケチるべきではないところが多いですよね。

最初に、人件費。

残業代をケチったり、ボーナスをケチったり…。会社は所詮人の集まりでしかないのに、その人をないがしろにするというのは少し考えれば「おかしいことだ」とわかる。だけど、ワンマン社長にはそれがわからないんです。

また、広告費をケチる人も多いですね。その割に広告に関してこだわりが強く、広告会社と仕事をしている営業や広報に積極的に口を出してくるという人もいます。費用をケチっておいて無茶を言うなよという難題を出してくることも、ありますよね。

結局、お金の使い方が下手なんです。そんな社長の経営する会社が、成長するとは思えません。

仕事の邪魔が得意

大きな仕事をしている最中に私用を頼んできたり、社長自身は何も仕事をしないのに大声を出して的外れの指示を出したり…。とにかく仕事の邪魔になる社長というのが、特に中小企業や零細企業に多いそうです。

計画性も話し合いもなく業務用機械を勝手に導入するという迷惑行為も、ワンマン社長あるあるですよね。自分の決定や判断に自信があるからこそ、そういう独断が目立つんですが、社員からすると本当に迷惑。

邪魔だし、迷惑だし、いない方がマシと思えるほどです。

クソみたいなワンマン社長の下で働き続けるとどうなるか?

ストレスで自律神経が狂いに狂う

ワンマン社長と付き合っていると、本当にストレスが溜まりますよね。直接的な付き合いが無くても、ワンマン社長の一声で仕事が左右されることが多々あって振り回されて大きなストレスになります。

直接かかわる人は、大変です。

そうやってストレスを抱えていると、「夜眠れなくなった」「常に眠い」「体の疲れが取れない」などの症状が出始めます。ワンマン社長によるストレスで、自律神経が狂っちゃってい
るわけです。

心も体も悲鳴を上げ、助けを求めている。

社員は激怒した。かの邪知暴虐の王を必ず除かねばならぬと決意…はできませんよね。ストレスが溜まって辛いとしても、社長をどうにかすることはできない。助けを求めようにも、社内に味方はいない。

結局、なかなか助けを求められず追い詰められてしまうわけです。

うつ病を発症

ワンマン社長との付き合いで、うつ病になってしまう人は決して少なくはありません。僕はワンマン経営の会社で働く人の末路は、「倒産」か「心か体を悪くする」かのどちらかだと思っています。

殴る蹴るといった暴力や、成績が振るわない人を会議で吊るし上げる・暴言を吐くなどのパラハラを受ける人も多い。逆に社長から特別扱いされる人は他の社員から疎まれ、いじめや迫害を受けることもあります。

そんな職場だから誰にも頼ることができず、逃げ場所がどこにもなくて自分ひとりで抱え込んでしまうわけです。

そして、最悪の場合、うつ病の発症に至るんです。

ワンマン会社の末路は悲惨

ワンマン社長は会社を見るが、社員を見ない。

そんな会社の末路は… 言うまでもありませんよね。

組織は多様な人がいるからこそ成り立つものです。組織を形作る人のことを考えなくなってしまっては、組織は成り立たなくなります。そして、そういう多様な人の意見を聞かないワンマン会社は成長しません。

成長しない会社=未来のない会社です。

建物の数はあまり変わらないのに、会社の数は減ったり増えたりしていますよね。新しい会社が毎年のように現れて世間を賑やかすということは、その分会社は減っている。土地や資産に余裕があって雨後の竹の子みたいにニョキニョキ建物や会社が建った時代ではなく、今は限られた土地や資産を奪い合って会社が競争している時代。

そんな時代において、成長しない会社は取り残されます。

成長しないで許されるのは、国有企業くらいです。

ワンマン社長の会社は長くはもたない。辞める理由としても十分だと思います。

「こんなワンマン社長にはついていけない」と思ったらすぐに転職活動を

パワハラ・モラハラは当たり前。仕事の邪魔と迷惑行為ばかりで職場にいても特に役に立たず、求心力も無くて会社の成長は見込めない。

もうこんな社長にはついていけない!!

そう思うのが自然です。

ただ、社長を排除することはなかなかできません。社員が一致団結して社長を排除するための行動を起こすことも可能ですが、とても手間がかかるうえにリスクも高く、現実的ではありません。

それより、「転職」という選択肢のほうが現実的です。

もちろん、同じ失敗をしないために、転職活動は慎重に進める必要があります。

おすすめは転職エージェントを使った転職活動。

転職エージェントを使うことで求人元の実情を知ることができます。その職場の残業時間は実際どれくらいだとか、人間関係は円満かどうかとか…。場合によっては「社長がどのような人か」ということも、データとして残っていることがあります。

「今の社長がワンマンだから同じような会社は避けたい」と伝えながら、その他の希望条件を伝えれば、それらに合致した求人紹介が受けられます。

働きながら転職活動をして、良い職場に採用され次第転職するのがベストですね!