あともう少しで1年!! もう少しなんだよ!

そう自分に言い聞かせて奮い立たせはするものの、内心「辞めたい」という気持ちが大きい。心の中では「辞めればいい」「辞めるべきだ」という気持ちが巣を作り、どんどん成長していきます。

ただ、その気持ちに任せて辞めてもいいのか、それともあと1ヶ月程度待つべきなのか…非常に悩みどころですよね。

あと少しで入社1年が経過する今、入社して11ヶ月~12ヶ月で辞めてもいいのか? その答えを一緒に考えてみましょう。

あと1ヶ月を待つべきか

入社11ヶ月~12ヶ月で仕事を辞めようとするとき、どこからともなく「どうしてあと1ヶ月待たないの?」と言う人間が表れます。

確かに「もう少しで1年になる」ことを考えると、待ちたくなる気持ちはあるでしょう。

ただ、僕は「それは自己満足なのではないか」と思うんです。

転職する際、「どうして1年経つまで続けなかったのか」と面接中などに問われることはまずありません。あと1ヶ月で何かが変わるわけではないことを、人事の人は重々承知しているからです。

1ヶ月では現状を変えることはできないから、転職を選んだのだと聞かなくてもわかる。

だから、実際に転職するときになって「11ヶ月~12ヶ月で仕事を辞めた」からといって特別不利になることはありません。11ヶ月で辞めるのと、半年で辞めるのとでは大した違いはないんですよ。

1年続けることによって、自分の中で踏ん切りが付くとか納得ができるようになるなら、自尊心のためにあと1ヶ月続けることはとても重大な意味を持つと思います。

ただ、そういうわけでないのならあと1ヶ月を待つ必要はありません。

1年未満で退職したら再就職できないなんて言う人もいますが、それは嘘です。不用意にあなたを脅しているに過ぎません。ただ、念のため1年待ってみたいなら、それでも良いとは思います。

とにかく!

1年待つかどうかは、自分自身が「そうしたい」と思うかどうかで決めましょう。

退職を決める判断基準を僕から提示します

1年経過するのを待たなくてもいいよと述べましたが、それでも仕事を辞めていいのかどうか悩みますよね。

そこで、退職を決める判断基準を僕から提示してみます。その判断基準に当てはまる人は、迷うことなく辞めても良いでしょう。

「今いる会社で現状を打破することは不可能か」

労働条件が不満という場合、1年以上続けることで交渉したり昇給したりして改善可能になる場合もあります。

辞めたいと思うほど不満な状況が改善されるのは稀だとは思いますが、可能性が無くはありません。一度挑戦してみてもいいのではないかと思います。

一度交渉してみて、ダメだったら転職するというスタンスでもOK。退職理由的に現状を打破することが不可能なことがわかりきっているなら、最初から転職を決意しても良いでしょう。


「具体的なビジョンはあるか」

ただ漠然とダルイから辞めたいというのではなくて、「こういう仕事だから辞めたい」「こういう会社だから辞めたい」という具体的な退職理由はありますか? それを解消するため「次はこういった仕事がしたい」というビジョンは?

両方無いという人は、今は転職すべきではありません。退職理由だけでも具体的に説明できるなら、辞めてもOK。両方とも説明できるなら、迷うことなくHere we go!

明確な退職理由があれば、ビジョンは見えてくる

退職を決める判断基準で「退職理由だけでも具体的に説明できるなら、辞めてもOK」と述べましたが、それは「明確な退職理由があれば、そこからビジョンが見えてくる」からなんです。

たとえば「営業職は人に気を遣いすぎて疲れる」ということなら、「次は人とのかかわりが少ない仕事を選びたい」というビジョンが見えますよね。そして、「その仕事は何か」というところから職種を絞ることで具体的なビジョンを見出すことができるんです。

転職をする際、何より大事になるのがこの「ビジョン」。

それさえ明確になっていれば、仕事選びや職場選びで失敗することはありません。逆に言えば、明確なビジョンが無い状態で転職をしても仕事選びや職場選びで失敗してしまうということです。

「今いる会社で現状を打破することができない」のは、退職のための前提条件。一番大事なのは「具体的なビジョンを持っていること」です。

転職は早めがいいんだよ

最後に僕から一言。

「転職は、早め早めが、いいんだよ」

一度「仕事を辞めたい」という気持ちが限界まで膨れ上がってしまった場合、今我慢したとしてもいつかは転職することになります。人間は「嫌なことは続けられない」ようにできているんです。

それを無理やり続けると、精神的な病気になってしまいます。それでもなお続ければ、そこにはもう死しか待っていません。

遅かれ早かれ転職することになるのなら、今のうちに転職してしまったほうが傷が浅くて済みます。比較的精神的に元気な状態で転職活動をすることができるし、早めに転職したほうがキャリアプランも立てやすいですからね。

第二新卒の需要は、案外大きいです。

安心して、転職活動をしてください。