上場企業・大企業で働いているのに、残業代が出ない!!

一般的に上場企業や大企業は残業代を出すと言われていますが、それでも残業代が出ない場合もありますよね。大きな会社は人がたくさんいるけど、それでも忙しいから毎日少しずつでも残業する会社が多いです。

ただ、どうして残業代が出ないのか?

上場企業・大企業で残業代が出ないパターンを検証しつつ、サービス残業が無い会社に転職したほうがいいのか、転職するならどんな職場を選べばいいのかを考えてみました。

上場企業・大企業はサービス残業が少ないと言われる理由

残業代が出ない理由を語る前に、そもそも上場企業と大企業はどうしてサービス残業が少ないと言われているのかを語りたいと思います。あまりに単純で簡単な話なのでサクッとね。

上場企業や大企業ともなると、国に注目されます。有価証券報告書を提出して決算情報を公開しなきゃいけなかったり、国からの調査が入ったりするんです。会社全体で違法就労をさせていたらバレるし、それなりのお咎めもあります。

だから、会社として「サービス残業」は認められないんです。

上場企業や大企業はサービス残業が少ないと言われるのは、そのため。

ただし! 大企業が長時間のサービス残業をさせていたと話題になることも多いんですよね。

上場企業・大企業でサービス残業が発生するケース

会社全体としては「残業は申告してね、残業代を払うから」というスタンスなんですが、それでもサービス残業は発生します。

だって、部署ごとに申告しているから。

上司がサービス残業をさせたいと思ったら、申告しなければいいだけの話になっちゃうんです。上層部にバレないようにタイムカードを誤魔化したり、職場の電気を消して仕事をしたりするわけですよ。

某大企業の社員が「社員証を投げてほふく前進することで残業時間を誤魔化していた」という逸話もありますが、上司が何かしらの工夫を施して社員にサービス残業をさせるわけですよ。

そんな工夫要らないわ!

憎たらしい話ですよねえ。

この話で一つ言えるのは、上場企業や大企業で残業代が出ないのは会社が悪いんじゃないということです。もちろん会社が悪い場合もなくはないだろうけど、大抵は会社ではなくて上司が悪い!

異動することで状況が変わることもある

上場企業や大企業のサービス残業はその部署の上司が悪い場合が多いということですが、それなら会社を辞めなくても解決する方法があるということですよね。大企業から転職するのは大きな勇気が必要で、その勇気を絞るくらいなら残業代が出なくても…と思う人も多いと思います。

だったら、異動ならどうでしょう?

大企業勤めであることに変わりはなく、職場だけが変わるんです。新しい職場で新しい上司の下で働くことが出来れば心機一転気持ちも切り替わりますし、残業代が出る部署に配属される可能性だってありますよね。

だから、一度異動を申し出てみるというのもアリです。

ただし!

異動はスマホゲームのガチャと同じで、運次第。残業代が出る職場に確実に当たるということは無いし、事前に「こういう職場に異動したい」と言っても受け入れられないことが多いです。

特に「残業代が出る云々」に関しては、ね。

考えてもみてください。

残業代を出さない上司が「残業代の出る部署で働きたいです」なんて願いを聞き入れるわけ、ないじゃないですか。上司からすると、完全な嫌味ですからね。

だから、希望は出せないと思っておいた方が良いでしょう。

転職なら希望が出せる

異動は事前に「こういう職場がいい」と希望を出せないガチャガチャですが、転職は事前に希望を出しておける分確実性も高いです。特に転職エージェントを利用すると、その確実性は増します。

キャリアコンサルタントに「残業代が出る会社がいい」と伝えておけば、その条件に合う求人を探してくれるんです。

残業代が出る・出ないを何で判断しているかというと、職場訪問や調査で得たデータ。転職エージェントは各社・各職種の実態をデータとして蓄積していて、それを用いて求人とのマッチングを行っています。

転職エージェントを利用することで、その職場の実態を把握することができるというわけです。

だから、僕は大きな勇気が必要だとしても異動より確実性の高い転職という方法をオススメします。

転職先、選ぶべきは大企業か中小か

上場企業・大企業で働いていたのなら、次も大企業を目指すというのが自然な流れだと思います。

ただ、大企業からなら転職しやすいだろうと中小企業に転職する人も多いです。大企業に勤めていたという看板があれば、中小企業ではそれなりの待遇を得て働くことができますからね。

しかし!

中小企業と大企業とでは会社を取り巻く環境や状況が全然違うんですよ。例えば「同じ分野の仕事」だったとしても、中小企業の方が一つの職種の裁量が大きいです。大企業は業務が細分化されているため同じ職種名でも中小企業より裁量が小さくなっています。

「同じ職種だから貢献できるだろう」と意気込んで入ってみると、前職ではしたことが無いような業務まですることになる可能性が大きいんです。中小企業は業務の幅が広く、そして深いからギャップに苦しみますよ。

それを「良い経験」と捉えられる人は、中小企業でバリバリ活躍することをオススメします。

大企業では出来ない幅広い経験ができますから。

それ以外の人には、また上場企業・大企業に転職することをオススメします。

ただし、中小企業に転職する場合よりも転職活動期間は長引くと思っておいてください。そのほかにも、次のようなことを覚悟しておかなければならない場合が多いです。

  • 地位が下がるかもしれない
  • 給料が上がるとは限らない
  • また「一からのスターと」になることが多い

上場企業や大企業は新卒重視で中途採用者が出世コースに乗るというようなことは、なかなかありません。とても有能な人材であればそれでも出世できますが、そうでない限りは難しいです。

現在それなりの地位にあるのなら、その地位は下がり給料も下がることを覚悟しておいてください。

また、転職して最初から一人前としては扱われないことが多いです。最初のうちは雑用や簡単な業務から始まることになります。キャリアを一からリスタートするような気持ちで臨みましょう。

それでも、残業代が出ない職場で働くよりは随分と良いと思います。

大企業か? 中小企業か? 最初の選択だけ間違えないようにしましょう。