残業80時間は危険?きつい、辞めたいと思っている人が知っておくべきこと

残業80時間を甘くみてはダメ。

世間には「80時間くらいの残業なら大丈夫でしょ」という感覚の人が結構多いようです。でもそう言っている人は、非当事者か、感覚が麻痺している当事者だけです。

冷静に考えたら残業80時間というのは異常な数字です。

今、きつい・辞めたいと考え始めている人はその異常性に感づいてきている人だと思います。

このページでは、月80時間の残業を続けることの危険性について伝えたいと思います。

転職を考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです!

月80時間の残業を続けるとどうなってしまうのか?

ネットでいくつかの事例を集めてみました。

ストレスで体中にかゆみが

残業80時間を続けているある人のSNSを見ていると、「最近かゆいんだよねえ」という書き込みがありました。書き込みが最近のものになればなるほど、痒みの範囲が広がっているんです。最終的には、全身かゆくてヤバイという書き込みが!?

痒みと残業なんて無関係だろうと思う人も多いかもしれませんが、ストレスが原因で痒みが生じることがあるから無関係じゃないんですよ。ストレス性皮膚炎というやつです。

湿疹が出ることもあるし、出ないこともある。

痒みの原因は、ストレスによる血行不良・腸内環境の悪化・ホルモンバランスの乱れなどです。ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩壊し、血行不良になり、腸内環境が悪化します。そして、寝不足が続くとホルモンバランスが崩壊するわけです。

痒みが出る原因、全部揃っているわけですね。

残業80時間を続けると、慢性的な痒みにさらされてしまいます。アトピーじゃないのに、アトピー肌みたいになるわけです。

だけど、痒みなんて序の口もいいところ。残業80時間の本当のヤバさは、まだまだこれからです。

ある朝突然、体を起こせなくなる

またある人の残業80時間のケース。

その人は、体より先にメンタルが音を上げる人のようでした。当然体の健康状態も良くなかったわけですが、それでも体調不良から倒れるというようなことはなかったんです。そのため、油断してしまったのかもしれません。

ある朝突然、体を起こせなくなったそうです。

メンタルが崩壊して、朝起き上がれなくなる。「そんなの気力で」と思うかもしれませんが、この状態になると気力は無関係になります。脳が働かず、勝手にセーブをかけて休ませようとするんです。

脳は強いストレスにさらされ続けると自分を守ろうとして、そういうことをします。意図的にそうしているというよりも、緊急停止ボタンに近いですね。強制的に、仕事が続けられないようになりました。

その後、その人は体中がうまく動かなくなりました。最終的に、首が全然回らなくなり、手足の末端がドン引きするほど冷え、走れなくなり、立っているのもやっとになったんです。横になっていても、体力が削られる。

整体にかかったり、色々な科目の病院に行ったりして治療費もめちゃくちゃかかりました。

破壊衝動や崩壊願望

残業80時間生活を続けたことによるストレスは、体にだけ反映されるものではありません。願望・衝動といった心にも、もちろん反映されます。その結果、破壊衝動と崩壊願望が抑えられないくらいに沸いてきたという人も案外多いようです。

破壊という行為は、最高のストレス解消手段になり得ます。

限界を超えたストレスが、破壊願望に向かう。

するとどうなるでしょうか? みんなの声を集めた結果、こうなることがわかりました。

これまで大事にしていたものすべてを壊すようになります。大好きだったゲーム機も、大切な恋人から貰ったプレゼントも、全部全部。そして、物理的に壊すものが無くなったら?

今度は、既存の関係や立場・地位など目に見えないものを壊したい、崩壊願望に繋がるわけです。

友人関係が壊れ、恋人と破局し、仕事も「どうにでもなれ!」と自暴自棄。結局、何もかもを失ってしまいます。そこまでしたとしても、みんなの崩壊願望は、満たされることがありませんでした。

仕事を無計画に辞め、結果的にストレスから逃げた皆は途中で「これはヤバイ」と気づいたそうです。だけど、気づかなかったら? 崩壊願望の行きつく先は、自殺しかありません。

残業80時間の生活を続けた末に死んでしまった人の話

残業80時間の生活を続けた末に死んでしまったOLの話を、最後に紹介します。

過労死、100時間とかそれ以上とかばかりが語られがちだけど…過労死判定は月々の残業80時間からが基準になっているんです。だから、残業80時間の生活を続けて死ぬというのは、当然と言えば当然。

ただ、彼女の場合は通常の過労死じゃなく、過労自殺でした。

彼女には頼れる親がおらず、七つ下の弟と、弟と共通の幼馴染を支えに子供の頃から生きていた。親は生きているものの、毒親のため親元を子供の頃から離れて暮らしていたそうです。学校の手続きや養育費だけ、面倒みてもらって。弟というのは戸籍上だと他人、ただ親を頼れない二人が集まって家族と言っていました。

しかし、彼女が二十歳の頃に幼馴染が自殺。

この頃、彼女は既に社会人として働いていました。既に、残業時間は50時間を突破していたようです。それから1年が経ち、残業時間が80時間を突破。弟と遊ぶことが楽しみだった彼女は、その時間すら無くなってしまい生きる意味を見出せなくなりました。

それからしばらく残業80時間生活を続け、辛い辞めたいと思いながらもかたくなに頑張ったわけです。

結果、彼女が二十三歳の年のクリスマスに自殺。

弟さんがそれを見つけ、顛末を公開したというわけです。

この人の場合は色々な不幸が重なっただけだと思う人も多いかもしれません。だけど、彼女には頼れる人が傍にいました。相談もしていたし、癒しも与えられていたわけです。まだ、恵まれていたケースだと言えませんか?

そんな人ですら、80時間も残業をしたら生きる意味を見失ってしまうんです。

過労自殺も、過労死も他人事ではありません。

今、月々の残業時間が80時間を超えていて、辛い・辞めたいと感じているあなた! あなたにも、過労死と過労自殺の脅威は身近に迫っています。死ななくても、ストレス性の皮膚炎・精神病・起きれなくなることや破壊願望などなど、諸々が迫ってきています。

「転職」という選択肢を真剣に検討するべきだと思います。

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