残業代が出ないブラック企業から転職しようと決意したら、しっかり計画を立てて転職活動をしましょう。

残業代が出る・出ないというのは非常に難しい問題で、選んだ会社が確実に残業代を支払う会社かどうかはなかなか判断できません。

ガムシャラに動くだけだと、失敗してしまう可能性が高いです。計画的に転職を行ってこそ、成功させることができるというもの。

残業代が出ないブラック企業から「残業代が出る普通の企業」に転職することは対策を立ててしまえば普通の企業だけでなく、ホワイト企業にも転職できる可能性があります。

そのためのポイントを、紹介しましょう。

残業代の有無を判断するのが難しい理由

語るまでもないとは思いますが、一応少しだけ語っておきます。

残業代の有無を判断するのはとても難しいと冒頭で述べましたが、それは「残業代」なんてわざわざ求人に書かないからです。平均残業時間は求人に書くことが多いですが、残業代は支払うことが当たり前なので支払うかどうかなんて書きません。

支払わない会社も「残業代出しませんよ」なんて、わざわざ書かないですからね。自分から「違法になりそうなことしてますよー」なんてカミングアウトする人がいたら、ただのバカだから。

だから、求人情報だけで判断すうのが難しいわけです。しっかり見極めるためのポイントを知っておかないと、また残業代が出ないブラック企業に捕まってしまったなんていうことになりかねません。

「みなし残業制」に要注意!

求人を見ていると「みなし残業制度導入」という言葉を見かけることがあります。これは最初から「これくらいの時間残業するだろう」とみなし、その分の残業代をあらかじめ給料に含ませるというものです。

これは「サービス残業」が常態化する会社が、よく導入する制度なんですよ。この制度を導入することによって「残業代を払っている」という言い訳をしながら、基本給を下げることで給料は高くならずに済みますからね。みなし残業時間を長めに設定しておけば、それだけ会社が得をするわけです。

その分、労働者が割を食います。

ただ、みなし残業だったとしても「みなし残業時間」を過ぎたらその分の残業代を別途支払わなければなりません。だからブラック企業はみなし残業時間を長めに取っていることが多いです。

「みなし残業」は一見「残業少なかったら得するじゃん! やったぜ」と思ってしまいがちですが、残業が少ないような会社はこの制度を導入しないと思います。残業が少ないなら普通に残業代払った方が、会社の支出が少なくて済みますからね。

だから、みなし残業を導入している企業は「ブラック企業かどうか」は関係なく、その時点で避けるべきでしょう。

転職エージェントを利用して情報を得る

どんな会社も、求人情報には良い情報をたくさん載せます。悪いところは取り繕って隠そうとするんです。

企業側からすれば、有能な人材を募集したいので魅力的に見えるようにしないといけませんからね。

ただ、求人情報には掲載されない職場の実態を把握している人たちがいます。

転職エージェントです。

転職エージェントは様々な会社とパイプを持ち、その職場の実態を調査しています。

多くの企業の実態をデータとして管理していて、利用者には適宜それを開示してくれるんです。

残業代が出ない会社を退職したということなら、それを伝えておけば残業代が出る会社の求人を探してくれます。

そうやって残業代が出ないブラック企業を避けるのもアリです。

僕は、転職エージェントを10社くらい使いました。 使いすぎだろうと言われそうですが、確 […]

僕は転職エージェントを使って転職し、今はホワイト企業で働いています。

利用する前は「本当に大丈夫か?」と半信半疑でしたが、利用してみるとその恩恵は結構大きいですよ。無料で利用できるところがほとんどだから、合わなかったら利用を辞めればいいだけですしね。

その会社が残業代を払わない会社かを調べる方法がある

転職エージェントを使わず、興味のある求人先企業がブラック企業かどうかを調べる方法があります。社員による口コミ投稿サイトで調べるという方法です。

所詮「誰でも投稿できる」口コミなので信ぴょう性は薄いですが、ネガティブ要因を調べる際には案外使えます。

口コミ投稿サイトを見ると、ポジティブな情報とネガティブな情報がたくさん掲載されているんです。ポジティブな情報に関しては、なんだか信じがたいようなものも多く「本当かな?」という疑いが消えません。「サクラ」の可能性も無きにしもあらずだから。

ただ、ネガティブ要因に関しては同様の口コミが多数見られる時点でその会社を避ければそれで済む話です。

それに、この手の口コミサイトは前向きな意見より後ろ向きな意見の方が信じやすいですよね。

だから、求人先企業を口コミサイトで調べてサービス残業が常態化していないかを逐一調べることをオススメします。

リスク回避を徹底すれば、ブラック企業から抜け出せる

ブラック企業を辞めてまたブラック企業という、ブラック・スパイラルに陥らないようにするために何より大事なのはリスク回避です。「みなし残業」を導入している会社を避けること、転職エージェントを利用すること、口コミサイトで実態を調べること…今回語ってきたこと全部リスクヘッジですよね。

ブラック企業に関しては「職種や業界を変えれば済む」という話ではありません。どの業界にもブラック企業はあるものだから。職種や業界を変えるなら「選ぶ」ことが大事ですが、ブラック企業を回避するためには「リスク回避」が何よりも大切です。

逆に言えば、それさえ徹底していればブラック企業を抜け出してホワイト企業に転職することができます。

残業代が出る会社でたまに残業をするくらいなら全く苦にならないし、むしろ少しありがたいです。残業代が出ない会社だと少しの残業でも気が重くなってしまいます。

そんな会社でストレスをため込んで働いていては、心も体も疲れ果てて毛根は弱り毛は抜け落ち、心は麻痺してしまいかねません。余裕のない毎日からさよならバイバイして、残業に関してもう悩み無用な会社に転職してやりましょう!

この転職活動は「リスク」を徹底的に避けながら進む、シューティングゲームのようなものですよ。