以前、僕は残業70時間生活をしていたということをこのブログで語りましたが、その前は60時間生活だったんですよ。月々の残業が60時間を超えていた期間、僕の体と心には色々な異常が起こりました。

80時間未満の残業は甘くみられがちなんです。過労死ラインが80時間だから、60時間なんてまだまだ余裕のよったんだぜ、なんてね。

だけど…残業60時間が辛いと感じているあなたや、辞めたいと嘆いているあなたにとっては、残業60時間も十分すぎるほどヤバイ。

実録! 残業60時間生活の悪影響を紹介しましょう。

あれ、枕に…

働きすぎやストレスによる悪影響、一番メジャーなのは? 髪に対する悪影響! 僕の身にも、起こりましたよ。最初に「あれ?」と思ったのは、シャワー室の排水溝掃除の頻度が増えたこと。ということは、シャワー中の抜け毛が多くなったということですよね。

「いやいや、そんなことは」と見て見ぬふりしていたら…。

枕に、毛が! 典型的な抜け毛症状を味わったわけです。まさか、こんな若いうちから枕に抜け毛があることで驚かされるとは思っていませんでした。

ストレスによる、暴飲暴食

残業60時間の地味に嫌らしいところは、飲み食いする時間くらいはしっかり取れることです。80時間を超えるとそれもままならなくなってきますが、60時間くらいならまだ仕事終わりにご飯を食べて酒を飲む時間くらいはある。

だけど、そのために太りました。

厳密に言えば、ストレスによる暴飲暴食のために太ったんですよ。

僕は、食べることが結構楽しみです。しっかり仕事をして、美味しいご飯を食べておいしいお酒を飲む時間というのは、何物にも代えがたい喜びがあると思いませんか? 日常の中の、最高の楽しみなんですよ、僕にとっては。

もちろん、ゲームや他の趣味もありますが、それは僕にとって非日常。

だから、そういった趣味よりも食の道楽が身近にあるわけです。そうなると、ストレスを発散するための道楽は、ゲームじゃなくて食べることになるんですよね。

仕事終わり、通常の倍以上食べて飲むことが通例化しました。夜だけとはいえ、一番カロリーを抜かないといけない夜にたくさん食べたことによって、一時期結構太りましたねえ。営業だから結構動いていたため、食生活を戻すだけで体重も戻りましたが…。

胃の調子が悪くなった

ストレスと胃は、切り離しがたい関係がありますよね。ストレスから胃に穴があくという言葉があったり、実際に胃潰瘍になったりすることがあるわけですから。僕の場合、胃に穴があくというほどではなかったものの、やはり異常はありました。

ある日、何気なく朝起きて支度していたら…。

胃が、痛い。今まで食べすぎたときや飲みすぎたときなんかに胃がキリキリ痛むことはありましたが、今度は重く鈍い痛みだったんです。だから、明らかに異常だと気づきました。医者にかかってみたら、ストレス性胃炎&胃に負担をかけすぎだと言われたんですよ。

ストレスによって負担がかかっているところに、暴飲暴食してましたから。

当然の結末!

さらに、胃が胃液で満たされてお腹が張るということにも悩まされるようになりました。残業60時間生活を続けていたときは、胃炎とは友達だったんですよねえ。嫌な友達だから、悪友にもしておきたくありませんが。

汗をかきやすくなった

残業60時間生活をしていたとき、汗をかきやすかったんです。

僕はそれほど汗っかきじゃなかったように思うんですが、あのときばかりは汗だくでしたねえ。それほど頑張っていたのかなあと当時は呑気していたんですが、今になって思うと、あれはストレスのせいだったのかもしれません。

ストレスが溜まると、汗をかきやすくなります。多汗症というやつです。

汗をかきやすくなる原因は、実はそんなにハッキリしていません。一説によると、ホルモンバランスの乱れだそうです。ストレスによって自律神経が乱れ、交感神経が過剰の働くようになり、汗が出るのだとか。

寝つきが悪くもなっていたから、たぶんそうなんでしょうね。

ゲームや音楽を心から楽しめなくなった

このブログの中でゲームネタを使ったり、音楽ネタを使ったりしているんですよ。それくらい、僕はゲームや音楽が結構好きなんです。趣味と言えます。だけど、残業60時間を超えたあたりから素直に心からそれらを楽しめなくなりました。

ゲームに負けてイライラするようなことは以前なかったんです。負けて悔しいのも、楽しかったんですよ。だけど、ゲームに負けてイライラすることが増えた。そのイライラを酒にぶつけることもあった。

対戦ゲームじゃないRPGは、なんだかやる気すら起きなくなりました。好きなシリーズの新作が出ても食指がのびない…。

音楽も、あまり楽しめなくなりましたね。

人と会うのも億劫

営業にとっては、致命的な心の異常ですよね。人と会うことは、僕は決して嫌いではありませんでした。色々な人との出会いは、むしろ良い刺激になって結構好きだったんです。今も、そうですしね。

だけど、当時は人と会うこと自体嫌になってしまいました。

営業という仕事をしていたからというのもあるかもしれません。人と会うことが、仕事になっていたから。仕事が辛いということを、人と会うこと自体が辛いということにすり替えていたのかも。

同時に、若干鬱っぽい症状も出ていたんでしょうね。

何かをしよう、と思うことが減った

「旅行をしよう」「ゲームをしよう」「ストレス発散に、仕事帰りヒトカラでもしよう」

そうやって、何かをしようと思えるというのは心が健康な証だと思います。心が限界に近づいていくにつれて、僕はそういう心を徐々に失っていきました。「ああしたい、こうしたい」という願望はあったんです。

だけど、それを「しよう」とは決して思わなかった。

普通、「したい」と思ったら「しよう」と思うはずですよね。特にゲームなどの気軽に出来るものだと、「しよう」とすることを阻むものがほとんどありませんから。だけど、僕はそれでも何かをしようとはしなかった。

毎日毎日、ただ働いて、ただ義務のように暴飲暴食するだけ。

ストレス発散行為だったはずのものすらも、仕事の一部であるかのように感じられてしまったんです。

心が、乾いたんだ。

一度、涙が枯れた

残業70時間を超えたあたりから、意味もなく涙が出ることが増えました。

だけど、残業60時間くらいだったときは、一度涙が枯れていたんです。世界があまりにも目まぐるしく回るから、強風に振り落とされないように必死だったから、涙が乾いてしまったわけですよ。

人は、ストレスが限界に近くなると泣けなくなることがあります。

泣けば、何かが崩れそうだからです。

そこからさらに度を超せば、逆に「何も感じていないのに涙が出る」飽和状態になります。残業60時間生活をしていたときの僕は、限界に限りなく近い状態だったわけですよ。

毎月60時間の残業を続けているあなた、最近泣きましたか? 感情を、思い切り発散しましたか? それすらしんどい? それすら辛い? だとしたら、あなたは相当ヤバイ状態にあります。

僕の実例を読んで、少しでもヤバイのではないかと感じたら、転職を考え始めましょう。