「YES! YES! YES!」というと、女性向けシャンプーのCMみたいですよねえ。

ただ、今の会社に「イエス」という雰囲気が蔓延していて困っている人は多いと思います。そう、上司や社長のイエスマンしかいない職場! これはかなり危ういんですよ。

今回はその理由を語りつつ、同じ失敗をしないための転職先選びのポイントまで掘り下げていきたいと思います。

イエスマンばかりの組織は、崩壊する

イエスマンしかいない職場は、じきに崩壊します。

組織を正しく運営するために重要なのは、アイデアと問題点・解決策です。イエスマンばかりだと、新しいアイデアが生まれません。上司の意見が絶対的という感じになって、若い人材のフレッシュな意見が職場から消えるんです。

社長のイエスマンばかりになると、社長の絶対的ワンマンになります。

しかも、イエスマンだから問題点とか指摘できないんですよね。問題点があったとしてもそのままGOしてしまい、解決すべき問題を放置したまま仕事が進みます。するとどうなるかというと、仕事が失敗するわけです。

そもそも若い人材の意見が通らない職場に、有能な若い人材は育ちません。

有能な若い人材が育たないということは、今の上層部が年を食って衰えてしまえば会社組織は急激に弱体化するということ…! 十年後は、今の会社はもう潰れている可能性すらあるんですよ。

クソだ、圧倒的にクソだそんな職場!

イエスマンしかいない職場には何もメリットがありません。

うんざりしている? だったら辞めましょう。未来の無い職場に、会社に付き合ってやる義理はありません。

組織は意見交換が大事、楽しい仕事のためにも大切なこと

会社組織にとって大切なのは、意見交換!

そして、意見交換が活発な職場で働くほうが圧倒的に楽しいんです。自分の意見が通るかもしれないとワクワクするし、やる気が出ます。自分の意見が通らない会社にいるよりも、何倍も活き活きと働けるに違いないんですよ。

だから、風通しの良い職場に転職しましょう。

転職エージェントを使って、「風通しの良さを重視したいんです」と訴えるんです。そうしたら、同様の条件の求人をオススメしてくれます。転職エージェントは求人先企業の実情をも把握していますから。

また、風通しの良い職場にはいろいろな特徴があります。

たとえば、若い管理職がいる会社とか、男女ともに活躍している会社です。

若い管理職がいるということは、若くして評価されている人が多いということ。若くして評価されるということは、その人の意見が通る余地があるということなので、風通しが良いと言えます。

男女ともに活躍している会社というのも、似た理屈です。

そういう条件を転職エージェントに質問することでも、風通しの良さは見分けられますよ。

社長との距離が遠いほうがいい

風通しの良い職場にはいろいろな特徴や条件がありますが、個人的に感じているのが「社長との距離が関係している」ということです。

社長との距離が近ければ近いほど、みんなが社長の顔色を伺おうとしますよね。中には超絶奇策な社長がいて、顔色を伺うことをしない会社もあるかもしれませんが、稀だと思います。普通社長が近くにいたら、下手なことは言えなくなるし社長の言うことになんでもイエスと言っちゃうのがサラリーマンの性ですよ。

結果、イエスマンが量産されてしまいます。

中小企業の中でも小規模の会社に発生しやすい現象なので、中規模以上の会社を狙うのが得策ではないでしょうか。

ただ、小規模の企業の中でもベンチャー企業は比較的イエスマンが量産されにくいです。

社長のアイデアだけで成り立っているようなベンチャーも中にはありますが、ベンチャーは縦社会の重圧が他の組織より弱く、誰もが対等に意見を言うことで成り立っている節があります。そうじゃないと、ベンチャーは生き残れません。

奇抜・斬新・卓抜としたアイデアを出し続けることが、ベンチャーの生きる道だから。

基本的には中規模以上の会社を勧めたいんですが、小規模を狙うなら、ベンチャーがオススメですよ。

優秀なビジネスマンとは、相手を立てながら自分の意見を言える人

イエスマンしかいない職場にうんざりしていると感じるあなたは、イエスマンの彼らよりも優秀だと僕は思います。

ビジネスマンには、確かに上の人の顔色を伺うことは大事なことなんですよ。上の人をうまく立ててやることができる部下というのは、出世します。ただ、人を立てることとイエスマンになることというのは似て非なることなんです。

そこを同一視する人は、優秀とは言えません。

優秀なビジネスマンというのは、上の人を立てながら自分の意見を言う人です。相手の顔を潰すことなく、相手の顔色を伺いながら自分の意見を言う。相手の期限を損ねたり、嫌味にとらえられたりしないようにうまく、ね。

そういう世渡り術というのは、イエスマンしかいない職場では学べません。

適当に仕事して適当に給料もらって、それでいいならイエスマンでもいいんですよ。

ただ、今後「出世したい」とか「キャリアアップしたい」とか「稼ぎたい」とか、何かしらの願望があるのなら今の職場からはなるべく早く離れてください。そして風通しがいい職場で自分の意見を人に述べ、改善案をもらい、自分と同僚・先輩・上司とで高めあおう。

それが、いい仕事というものです。

「イエスマン」というのは、実のところ「日和見主義」「意見するのが怖いだけ」なんだから。