火災保険をはじめ、システム・キャリアサービスとさまざまな業務と子会社を持つ、東京海上グループ。それぞれの会社に異なる特徴はあるものの、東京海上を辞めたいという人の意見には共通するものが少なくありません。
そんな東京海上によくある退職理由を、さまざまな会社の企業口コミサイトから抜粋し、それぞれに効果的な転職先の選び方を紹介しましょう。
※本ページは2019年5月23日時点の口コミ情報をもとに書かれています。最新の口コミは以下のサイトでご確認ください。
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000G1iK
https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0C30000002iBuK
Lighthouse
仕事内容によるモチベーション維持の難しさ
東京海上日動火災保険の口コミとして投稿されていた意見です。
損害サービスの仕事というのは、マイナスをゼロにするものですよね。事故にあった人に会い、金銭の話をするものの、決してプラスにはならない。
決して、お客様を喜ばせる仕事ではない。
それどころか、感謝されることすら少ない。
そのうえ、精神的に不安定なときにお金というシビアな話をするために、お客様に恫喝されたり無茶な要求をされたりするということがよくあります。
精神的負担が、あまりに大きいです。
そういう特徴のために、モチベーションを保ち続けるのがとても難しいですよね。
特に、仕事の楽しさやモチベーションを「人に喜ばれること」などに置いている人にとっては、この仕事をする目的すらも見出せなくなってしまうのではないかと思います。
仕事内容のためにモチベーションを維持することができないのなら、今の仕事の経験を活かして自分が高いモチベーションで働ける仕事を探しましょう。
人のためになりたいということなら、「キャリアコンサルタント」「スーパーバイザー」「ディレクター」「ホテルコンシェルジュ」あたりが、損害サービス経験者に向いていると思います。
ほかにもさまざまな選択肢があるでしょうから、まずは自分の経験を棚卸して、そこからどういう仕事に就きたいかをじっくりと考えてみましょう。
仕事量が多すぎる
東京海上グループ全体に言えることなんですが、仕事量が多すぎるんですよね。
本来の業務量が多いということももちろんありますが、本来の業務以外にもやることがたくさんあります。たとえば、事務も営業をしなければならないということがそうです。女性の活躍推進・役割変革と称していますが、ただ仕事が大変になるだけ。
しかもこのケースに限っては、事務も営業も対応できる事務職が、事務仕事をしない営業職よりも給料が低いというギャップもあります。
ほかにも業務量が多くなっている例は多数あるんです。
東京海上日動システムズの口コミを見てみると、SEひとりあたりが抱える案件があまりにも多くなってキャパシティを超えている。そもそも開発計画の時点で無理があるケースが多いとのことです。
唯一、東京海上日動キャリアサービスの口コミでは、業務量が多く残業になっているケースがあまり報告されていないんですけどね。逆に7時間勤務のフレックスタイム制という少し珍しい体制で、ワークライフバランスが良いということですが…。
キャリアサービス以外はワークライフバランスを保つのが難しいということ。
業務量が多いことでワークライフバランスが悪くなっていたり、役割が増えたのに待遇が良くならないことに不満があったりするのなら、躊躇することなく転職したほうがいいですよ。
特に事務職の例は、かなり特殊ですから。
転職をするだけで簡単に状況が改善されますし、営業の経験を活かして別の仕事をすることも考えられます。そうして役割と待遇を改善させることで、本当の「女性活躍推進」が実現されるでしょう。
また、損害サービスの仕事をしている人にキャリアコンサルタントがオススメということを「仕事内容によるモチベーション維持の難しさ」で語りましたが、それなら東京海上日動キャリアサービスに転職するという手もありそうです。
業務量・役割・ワークライフバランスの改善のためには、さまざまな選択肢があるので、自分にとって最良なものはどれかをじっくりと吟味しましょう。
5年目以降は残業代が出なくなり、給料が低い
5年目以降は残業代が出なくなるという意見が、東京海上日動システムズにいくつか挙げられています。残業代が出なくなっても仕事が減らないため、19時半から22時までの2時間半はただ働きになることが多いとのことです。
それでいて繁忙期は月の残業時間が80時間程度になるというので、かなりの大損。
さらに、「そもそもの給料が低い」という意見もあります。これは東京海上日動システムズと、キャリアサービスとの共通項です。東京海上日動火災保険は、給料が高いという意見が主流となっています。
業務量と給料が見合わない、残業代が出ないのに給料が低いという悩みはかなり深刻ですよね。
そして、なかなか改善されるものではありません。
転職をしなければ、納得できない待遇のまま使いつぶされてしまうのではないでしょうか。
転職をして基本給を上げ、残業代が出る上に残業が少ない会社に転職することを考えた方が良いと思います。ただ、残業が少ないことと給料が高いこととを両立させるのは現実的にかなり難しいです。
そこで、月の残業時間がどれほどなら許容できるかを考えてみましょう。
その許容範囲の平均残業時間の求人の中から、なるべく給料が高く、ほかの条件も満たす求人を選べば今の不満は完全に解消される可能性が高いです。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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上記のページでは、転職エージェント利用者の口コミや、転職活動を早めに始めるメリットなども紹介しています。
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