転職が長引くと、焦りますよね。
どうして転職が長引いてしまうのか? 考えてみたら、転職が長引く人にはある程度共通した特徴と原因があることがわかりました。転職が長引く人の特徴を紹介しながら、転職が長引かないようにするにはどうすれば良いのかという対処法を紹介したいと思います。
もう悩み無用! これで転職は決着がつくはずだ。
転職が長引く人の特徴・原因を考えてみた
転職が長引く人には、共通した理由があります。性格的なものから戦略的なものまで、転職が長引く人の特徴と、やりがちな行動を6つ紹介しましょう。これを知れば、改善点が見えてきます!
特徴1:取捨選択が下手
普段から物をなかなか捨てられない人、いますよねえ。片づけをしないといけないのに、「いつか使うかもしれないから」と使わないものを後生大事に取っておく…。そういう取捨選択が下手な人、捨てることが苦手な人は転職が長引きやすいです。
転職活動というのは、取捨選択の連続と言えます。
理想の転職先条件の中から条件を取捨選択し、数ある求人の中から取捨選択し、内定を得たカードの中から取捨選択し…。
それが下手だから、長引くわけです。
特徴2:計画性が無い/方向性が定まらない
計画性が無いというのは、転職が長引く原因としてはかなりポピュラーではないでしょうか。計画を立てていないということは、目標が無いということです。
そうすると、人は知らないうちにだらけます。
また、計画性が無いというのと似ていますが、方向性が定まらないというのも転職が長引く理由になります。
どの業界に転職するか、どの職種に応募するか…。方向性が定まらないまま転職活動を続けても、あちらこちらと目移りして決められなくなるだけですからねえ。
特徴3:逆に計画を細かくし過ぎる
計画が無い人は転職が長引きやすいけど、逆に細かすぎる計画を立ててしまう完璧主義な人も転職が長引きやすいです。
転職活動は思い通りに進まないことのほうが多いんですよね。細かすぎる計画を立ててしまうと、計画通りにならないことが多くなりすぎます。結果、計画の練り直しをする機会をいたずらに増やしてしまうんです。
特徴4:理想が高すぎる
転職が長引く人の特徴の典型例です。
転職をする理由は、多くの人がネガティブな理由ですよね。「こういう職場のほうが良かった」「就職するときにああしていれば」という後悔とも言えると思います。
その後悔を埋めるために、理想の職場像というのは誰の中にもあるものです。
僕にもありました。
ただ、理想をそのままの形にして追い求めていると、なかなか転職先が見つからず長引くんです。
給料も休日数も残業時間も、自分の中で妥協点と譲れない点をしっかり設定しておきましょう。
転職で年収が下がって後悔しないために!許容範囲の決め方を解説します。
特徴5:一度に応募する求人数が少ない
誠実な人ほど、陥りやすい罠です。
一度に応募する求人数が少ない人は、当たり前のように転職が長引きます。「1社ずつ応募する」という人もいるのではないでしょうか。応募して落ちたらまた応募して、内定を得ても比較対象のためにまた違うところに応募して…。
凄く非効率的! 長引くのは当然です。
一度に複数応募しましょう。
転職活動で同時に応募するのは何社が目安?採用されるまでの平均応募数は?
特徴6:スケジュール調整がうまくいっていない
面接の日程調整などのスケジュール調整がうまくいかないことにより、効率的な転職活動が出来ず長引く人は多いです。
スケジュール調整が下手な人は、面接と面接の間が長いんですよね。違う会社の面接を合間合間に入れることをせず、一区切り置いてから入れてしまいます。
そうすると、どんどん期間が長くなってしまうわけです。
転職を長引かせないための対処法3つ
転職が長引く人の特徴を見てきました。長引く人は、転職活動開始時点から既に長引く原因を作ってしまっているんですよね。
これ以上長引かないために、はたまたこれから転職活動をするときのために、転職が長引く原因にアプローチをかけ、転職を長引かせないための対処法を探ってみましょう。
対処法1:向いている仕事と興味がある仕事の中間を考える
転職活動の方向性を決める方法として、「自分に向いている仕事と、自分が少なからず興味ある仕事」の中間を探ることをオススメします。その仕事が、あなたにとっての天職である可能性が高いんです。
まずは、自分の性格と能力を洗い出してみてください。
自分の能力が使える業界や仕事を調べ、その中から性格的に不向きなものを除外します。残ったものが性格的に向いている業界・仕事と、どちらとも言えない業界・仕事です。
続いてそれらの候補の中から、あなたが全く興味ないものを除外しましょう。残った候補が、あなたが選ぶべき転職先になります。
恐らくそう多くは残らないと思うので、その業界・仕事のことをよく調べたうえで、一番興味が惹かれたものを選ぶようにしましょう。
これで転職の方向性がガッチリと定まりました。
また、これは高すぎる理想を現実の妥協点に落とし込むための方法でもあります。自分の興味というある種の理想を、向き不向きという現実の妥協点に落とし込むわけです。
これと似たことを、求人選びでも行いましょう。
求人選びのときには、理想の求人条件をあなたのスキル・経歴などの現実の妥協点に落とし込むことで、「今実現可能な最良の求人条件」が見えてきます。
対処法2:転職エージェントを使う
転職エージェントを使うことにより、面接日程をキャリアアドバイザーというプロに組んでもらうことが出来るようになります。スケジュール調整が苦手な人でも、安心ですよね。
また、転職計画の設定や変更作業も手伝ってくれるため、計画を立てるのが苦手な人も天職を長引かせることなくスムーズに行えるようになります。
転職エージェントは、先ほどの「理想を現実に落とし込む作業」をするときにも活用可能です。自分の能力に一致する業界・仕事の一覧を教えてもらったり、あなたの現状で実現可能な求人条件の落としどころを教えてもらったりできます。
さらに、転職計画を立てたりスケジュールを調整したりしやすくなることで、気軽に複数の求人に応募できるようにもなりますよ。
対処法3:取捨選択は二段階で行う
転職活動は取捨選択の連続なので、ここに躓くと転職が長引く確率が上がります。
取捨選択を効果的に行うには、応募前と内定後の二段階だけ意識していればOKです。
先ほど紹介した方法を使って設定した妥協点をもとに、転職エージェントを使って求人を紹介してもらいます。紹介してもらった求人の中から、特に自分の理想に近いものを複数選びましょう。これで一段階目の取捨選択ができました。
このときは、「理想から比較的遠いものだけ」捨てればいいんです。
次に内定を複数得た後、持っている内定カードの中から、一番理想に近いものを選びます。
これで転職完了です。
以上の方法で取捨選択の機会をなるべく減らすことができ、「捨てること」をあまりしなくても良くなります。
捨てるよりも、選ぶための方法なので取捨選択が苦手な人はぜひ実践してみてください。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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