残業が当たり前の営業、残業が残業と思われない営業。だけど、僕は定時で帰りたいんだ! そんな人は多いと思います。僕も、残業ばかりの職場だったころは「定時で帰りたい」ということばかりを考えていました。

ただ、「定時で帰れる営業の仕事・職場なんてあるの?」という疑問があるんですよね。

営業の仕事に残業は付き物と言われています。クライアントの都合に合わせたり、営業後に事務作業をしたり…。

だけど、営業も定時で帰れるんです!

営業職として定時で帰れる職場に転職するときの考え方

「金より時間」

この考え方を身に着けないと、営業が定時で帰るのは難しいです。というのも、残業するかどうかというのは職場によるところも大きいけど、最終的には個人の裁量になるんですよ。ブラック企業以外は、「給料のため」「評価のため」自主的に残業をすることもあります。

ガッツリ金を稼ごうと考えていなくとも、「少しくらい残業しておかないとなあ」という意識があるんですよ。

また、残業をするのが当たり前みたいな風潮もあります。

だから、金より時間を重視するという意識を徹底しないと、そんな風潮や雰囲気に呑まれて結局定時で帰れないということになる可能性があるんです。

ただ、同時に覚悟しておかないといけません。

残念なことに、定時退社する人のことを社会は「何だこの人」という目で見てきます。職場の中では認められ理解されたとしても、他の社会だと評価が低くなることもあるでしょう。最悪の場合、昇進・昇給がストップすることもあります。

会社が使いやすいと感じるのは、残業をする人ですからね。朝9時から夕方6時まで開いている店と、24時間営業の店、どちらが使いやすいか…24時間営業だと思います。そういうコンビニ的人材を社会は欲しているわけだから、それに逆行しているということは自覚しておきましょう。

それは、別にブラック企業じゃないような会社でもそうです。

だから、営業として定時で帰れる職場に転職する際は、「金より時間なんだ」という意識が何より大切になります。

「残業せざるを得ない」理由を排除する

営業の仕事と、事務的な作業とを両立している職場はどうしても残業が発生します。事務的な作業があったら、営業活動後に事務作業をするために会社に戻らないといけませんよね。営業報告をして、書類をまとめたり整理したり…。

残業してまで営業活動をさせないような職場だったとしても、事務作業のため残業を余儀なくされるということはよくあります。

だから、営業活動と事務的な作業とを分業している会社を選びましょう。

営業事務がしっかり存在する会社がいいですね。

中小企業など、余裕が無い会社だと営業事務がいないことがあります。営業事務が居ないと事務作業は全部営業マンがやらなくてはならず、業務がパンクしがちです。営業活動に専念できず、本来の仕事にも支障が出ます。

分担していない職場に勤めて良いことはほとんどありません。

強いて言えば事務作業に強くなる程度です。ただ、それも営業から事務に転職することを考えない限りはそれほどありがたいものでもないでしょう。

その会社が営業事務の求人を出しているかどうか、採用欄に営業事務という文字があるかどうか、また人件費に余裕がありそうかどうかなどなど…そういったところを調べてみてください。

営業事務がいるかどうかで、だいぶ変わります。天と地ほど違いますよ。

新規よりルート営業がいい

残業をしてまで営業活動する人の多くは、新規顧客獲得のために動いていると僕は思っています。新規営業のほとんどはノルマが課せられるし、自分が稼ぐためにも、会社のためにも残業を余儀なくされますよね。「顧客獲得するまで帰ってくるな!」と上司に言われることもあるでしょう。

会社の稼ぎに直結する仕事だから、それだけ熱が入るわけです。

今、新規顧客獲得のために営業をしている人は、ルート営業に鞍替えしましょう!

新規営業を続けている限り、残業からは逃げられませんから。たまに、ものすごく仕事が出来る人が定時で帰ることはありますが…。そうでもない限り、定時帰りは許されないんですよねえ。

だけど、ルート営業は決められた顧客ルートを回る仕事。既存の顧客との付き合いだから、そんなに切羽詰まって仕事をしなければならないこともありません。むしろ、新規顧客獲得のときのようにガツガツとしたセールスを行えば、印象を悪くして怒られます。

さらに、一日に回る件数も決められているから、定時帰りがしやすい!

ルート営業にも「信頼作り」「深い配慮が必要」「自社サービス・商品に対する深い理解」などが必要だから、大変な部分も多いです。

だけど、少なくとも「定時で帰れる」から、残業問題は大幅に改善されますよ。

それに、ルート営業を選んだ時点でブラック企業の数が減る傾向があるように僕は感じています。営業職がブラック化する理由は「ノルマ」があるからです。ノルマがあるから余裕が無くなり、残業も多くなり、上司もパワハラ発言をするようになり、ブラック化する。

ルート営業を選んだ時点で、ホワイト企業に転職できる確率が上がるわけですね。

その分、歩合が含まれる新規営業よりも給料は落ち着いているというデメリットがありますが…金より時間なので問題ないでしょう。

転職後は、計画力と実行力が物を言う

営業事務の有無を調べたり、ルート営業を選んだり、営業として定時で帰れる職場を選ぶことによって定時帰りは現実のものとなります。だけど、転職後に定時で帰れる努力をすることも大切です。

そう、転職後は計画力と実行力が大事!

定時で帰るには、定時で仕事を終わらせる必要がある。そのために営業事務がいる職場を選んだり、ルート営業を選んだりするわけです。ただ、それでも自分の仕事ぶりによっては定時で帰れないこともあります。

だから、しっかり計画を立てて実行することが必要になるんです。

まず、自分が仕事をするのにどれくらいの時間をかけているのかを把握してください。これは今ではなく、転職後に意識するようにしましょう。

転職後1ヶ月、自分がどれくらいの時間をかけて仕事をしたのかをメモします。そこから仕事を終わらせるのにかかっている平均時間を割り出し、平均時間を使って定時で終わらせるにはどうしたらいいかを逆算しましょう。

そして、一週間ごとにスケジュールを立てるんです。

こうすることによって、毎日の自分の仕事をコントロールすることができます。

また、人は時間を意識するとその時間よりも早く行動しようとするものです。「以前は1時間かかっていたけど、これからは45分で終わらせよう」と、無意識のうちに時短をするようになります。

結果、自分の仕事にかかる時間を把握することによって、立てたスケジュールよりも早く仕事が終わるようになるんです。

最終的に、「常に定時帰りする人」だけど「しっかりやることやってる人」になれる!

定時で帰れる職場を転職エージェントで探したり、自分で会社の情報を集めてみたり、転職前はそういう努力をすることが大事。

だけど、転職後も努力は続けよう! 定時帰りを常態化するために、戦え、営業マン。