「書店員ツラすぎ辞めたい」

「本が好きで書店員になったけど、書店の現実を知って仕事が嫌になってしまった…」

「本が好きだからこそ、(本を嫌いにならないために)この仕事から一刻も早く離れたい」

SNSなどで調査してみると、こんな声が結構多く見つかります。

というわけで今回は、転職経験者の僕なりの切り口で書店員を辞めたい理由を分析しながら、おすすめの転職先候補を徹底考察してみました。

ぜひ参考にしてみてください!

書店員を辞めたい理由として多いのは…

  • 変な客が1日に1人は来て精神的に辛い
  • 整理しても整理しても荒らされる売り場
  • 痴漢・盗撮目当ての客がいる
  • 客にセクハラされる
  • クソ忙しい

書店員の悩みや不満を調査してわかったんですが、そのほとんどが客関係のものなんですよね。僕の知り合いにも書店員がいるんですが、飲み会を開くといつもクソ客の話題になります。

客のクレームと無茶なお願いにもしっかりとした態度で応えないといけないのが、書店員の辛いところですよねえ。変なお客も多く、その対応にストレスがマッハで蓄積される!

しかも仕事内容も意外と体力仕事で大変というね。

実際、書店員を辞めたい人のほとんどが、客の対応を理由にしています。

どんな業界でもそうですが、本当にクソみたいな客がいるんですよね。

  • 「品揃え悪くない? アマゾンで買うわ」→黙って買え。
  • 「名前も著者もコードもわからないけど、今朝の新聞に載ってた本ある?」→知るか。
  • 「あれテレビで紹介してたやん。見てへんの?」→見てない。働いてたわ。
  • 「これ〇〇が書いてある本ですか?」→ググれ。

そこに「忙しさ」がまたストレスを付与してくるんですよねえ…。残業はあるし、土日祝日は関係ないから人と休みが合わないし本当に大変だと思います。

本屋の仕事は辛い!

結局、書店員に向いてる人って…

  • 本が好きな人
  • 落ち着いた雰囲気の人
  • 探求心が高い人
  • 仕事のための勉強が苦にならない人
  • 体力がある人
  • 整理整頓が好きな人

↑ネットで調べてみるとこんな感じの人が向いてるらしいんですが、どうなんでしょうね。

僕はあまりピンとこないです。というのもコレが「雇う店側にとって都合がいい人材」のリストに見えるからだと思います。

いろいろと調べて書店員の実情を知った僕としては、以下のような人が向いてるんじゃないかと思います。

  • 本がそれほど好きじゃない人
  • 本が大好きで、なおかつ「好きな気持ち」と「仕事」を切り離して考えることができる人

結局は「仕事として割り切れるかどうか」ではないでしょうか。

僕は、割り切ることが難しい人は無理をせず書店員を辞めて他の仕事に転職するべきだと思います。

自分が好きなものに一生消えない嫌なイメージがついてしまったら最悪ですから。

書店員から転職!まずはあなたの強みを確認しよう!

書店員を辞めたい! それなら転職しようぜと言いたいところですが、転職活動を始める前に「自分の強み」を知らないといけません。その強みを活かした仕事は何かを知ることで、転職しやすい仕事が何かを知ることができますから。

あなたが書店員の仕事で培った強みは?

僕が書店員の知り合いにこの質問を投げかけてみた結果、こんな感じになりました。

  • よほど変な客が来ない限り、接客には慣れているため毅然と対応できる
  • 何かを整理することが得意
  • 真面目な印象を与えることが得意

本屋の仕事でクレーマーには慣れているため、客層によってはこの接客経験を活かして楽しく働けるのではないかと知り合いが語っていました。本屋に変な客が多いとかクレームがしんどいとかは、客層の問題が大きいと思うんですよね。

書店はあらゆる客層が入り乱れるので、自ずとそういうことになるんです。

本屋より良い客層の人が集まるところだと、クレームも少なく楽しく働けるのかもしれません。

また、本屋の仕事で「整理する能力」を身に着けているというのも大きな強みだと思います。3つ目の真面目な印象を与えられるというのは、面接時に有利ですしね。

…とまあこんな感じで、まずは自分の強みを洗い出してみると、転職に対する自信やイメージが湧いてくると思います。

書店員におすすめの転職先候補

転職しやすい!「サービス業・販売系」

接客の仕事と販売業を経験しているということから、サービス業・販売業なら転職しやすいです。

ただ、販売業だとどうしてもクレーム問題もあるし、肉体労働という問題も付きまといます。あまり「書店員を辞めたい悩み」を解消できないのではないでしょうか。

個人的には、販売よりもサービス業がオススメです。

特に客層ということを考えるなら、ビジネスホテル・シティホテルあたりが良いのではないでしょうか。

高級ホテルとなるとなかなかにハードルが高いですが、ビジネスホテル・シティホテルはホテル業界の中でも比較的敷居が低く、転職しやすいと思います。とはいえ客層が悪いということはなく、働きやすいですよ。

シティホテルはビジネスホテルに比べて高級志向で、「少しお金に余裕がある人」が集まります。観光目当てだったり、泊まることが目的だったり目的も様々です。

最初はビジネスホテルや中級のシティホテルあたりを狙って転職して、ゆくゆくは高級ホテルにキャリアアップするのも面白いと思います。ホテルは高給になればなるほど、求められる接客態度も高度になり、仕事の幅も広がるんです。

その分待遇も良くなるので、「上を目指せるサービス業」としてホテルは人気ですよ。

今より稼げる!「カウンター販売」

販売業は給料水準が低めだから、書店員を辞めたい人の中には「稼ぎたい」と考えている人も多いと思います。

稼ぎたい人には、カウンター販売がオススメ! 書店員から転職するなら営業よりカウンター販売だな。

営業方法の一種なんですが、カウンターで「待つ」スタイルだからノルマが比較的優しいです。その分「店に来た客は逃さないようにしないといけない」というプレッシャーがありますが、販売業を経験している人なら慣れっこだと思います。

販売されているのは保険や不動産などが多いので、客のクレームなども少ないです。

コンスタントにノルマを達成すると、大きく稼げます。書店員を辞めてカウンター販売に挑戦すると、給料は確実に上がるでしょうね。

接客と無縁!「事務系の仕事」

サービス業とかカウンター販売とかは、多少なりともクレームがあります。客と対面する商売だと逃れられないことなんですが、敢えてそこから逃げたいと考えている人も多いでしょう。特に本屋はエキセントリックなクレームが結構ありますからねえ。

もう疲れたことと思います。

それなら、「整理する力」を活かして事務系の仕事に転職するというのはどうでしょうか。

事務の仕事は客と対面して関わることが無いため、客からのクレームとは完全に無縁です。仕事はほとんど社内内向きのもののため、納期などもなく比較的マイペースに働けます。体力的にも精神的にも楽だと語る人が多いですよ。

給料は全体的に見れば高くはないものの、決して低くはありません。

年次昇給でコツコツ上がっていくタイプなので、長く勤めれば勤めるほどお得ということになります。

また、事務と言っても「一般事務」「営業事務」「経理事務」など種類が豊富なので、自分に合った仕事を選べるのも事務仕事の良いところですよ。