体を動かさなくても生きていけるからこそ、スポーツインストラクターの需要は高い。それでいてスポーツインストラクターになるハードルは、そこまで高くなく未経験でも十分転職先に選ぶことができます。

体を動かすのが好きな人や、その楽しさを伝えるのがまた楽しいという人には天職。

スポーツインストラクターに少なからず興味がある人のために、仕事内容・給料・その他知っておいた方がいいことを全部まとめてみました。

スポーツインストラクターの仕事内容と給料

スポーツインストラクターの仕事は、スポーツジム・スポーツクラブなどで運動の指導とサポートをすることです。

具体的にはまず、種目に対する取り組み方・器具の使い方の指導をします。利用者のレベルに応じて楽しく安全に続けられるように都度指導を行い、目標達成までの道のりをサポート。パーソナルジムだとトレーニングメニューの作成や食事アドバイスも行います。

特定のスポーツを行うジムやスポーツクラブの場合も、似たような仕事内容です。

職場はスイミングクラブ・ダンススクール・スケート教室・フィットネスクラブなどから、子どもの為のスポーツ施設や健康増進のための施設など、めちゃくちゃ種類があります! 自分に合う職場を見つけることが鍵になりそうです。

そんなスポーツインストラクターの平均年収は、400万円前後と言われています。

未経験OKの求人を見ると、月給22万円あたりを最低レベルとしているものが多いです。年齢によってはスタートから25万円以上も期待できます。

未経験からスポーツインストラクターになるには?知っておきたい3つのポイント

スポーツインストラクターに未経験から転職するために知っておくべきポイントを、質疑応答形式で紹介しましょう。

ポイント1.スポーツインストラクターは無資格でなれる?

なれます!

そもそも資格が必要な仕事じゃないですからねえ。求人を見るとわかりますが、学歴も経験も不問としているケースがほとんどです。さらに言えば「スポーツ経験がなくても大丈夫!」と記載している求人も多く見られます。

ただ、持っておくと役立つ資格はあるんです。

  • 日本スポーツ協会の指導員資格
  • JATI認定トレーニング指導者の資格
  • NSCA認定パーソナルトレーナー
  • 公認水泳教師資格
  • 健康・体力づくり事業財団の健康運動指導士資格
  • グループエクササイズフィットネスインストラクター

上記をまとめると「運動・フィットネス・エクササイズにおける指導者の資格」です。水泳教師資格に関しては「スイミングスクール」に勤めるのなら、取っておいて損はない資格と言えます。

受験資格に実務経験が必要ということもなく、誰でも取れる資格が多いです。誰でも取れると言っても試験があるので、勉強はしないといけませんけどね。

より好条件で雇われたい人や、少しでも転職の不安を減らしたい人などは資格を取得しておいて損はないと思います。

指導を受ける側からすると未経験無資格の人よりも、何かしらの資格がある人のほうが安心ですしね。

また、資格以外にも求められるものがあります。面接時にはどちらかというと、こっちのほうが大事です。

それは…元気であること! 爽やかであること! 運動に関する知識があること! 体力!

覚えておきましょう。

ポイント2.年齢は関係ある? 年を取ったらどうなるの?

スポーツインストラクターとして実際に利用者に指導をする役回りを担うには、若いほうが良いです。求人に年齢制限を設けていることはあまりないんですが、実質35歳までと言われています。

ただ、転職後に年を取ったら働き続けられないのかというと、そうではありません。

正社員なら運営側に回ることになります。正社員として雇われている時点で、その会社からすると「育て上げて運営サイドの人間にすること」を考えているわけです。

そこのところを踏まえて、スポーツインストラクターになるかどうかを考えると良いのではないでしょうか。

ポイント3.スポーツインストラクターの将来性について

スポーツインストラクターの価値というのは、昔結構下がったんですよね。

日本には昔からそれなりの数のフィットネスクラブ・スポーツジムがありましたが、欧米諸国と比べれば「スポーツ」が広く親しまれているとは言い難いです。バブルのときに爆発的にスポーツ施設が増え、スポーツに親しむ人も増え、インストラクターの需要が高まりました。

しかし、バブル崩壊後にスポーツ関連の事業から撤退する企業が続出。

国民も仕事に追われるようになりスポーツに親しむ余裕が無くなってきたということもあるのか、スポーツインストラクターの給料が一時期大幅ダウンしたんです。そして今に至ると。

ただ、現在の給料を見ると特別低いわけではないんですよね。

現在の「スポーツ・運動」の価値というのは、競技としてではなく「心身の健康のため」ということに移り変わってきています。

特に運動と心の関係性は近年よく言われていることなんですよね。そういう価値の変化があり、今は需要が安定していると言えます。そのために年収が特別低いわけではない状況にあるわけです。

スポーツインストラクターの仕事は、スポーツの指導よりも心身の健康における運動の重要性や、健康のための体づくりに関する指導になってきています。

「スポーツの指導をバリバリしたい!」という人には、辛い現状かもしれません。スポーツインストラクターの仕事に興味がある人は、自分がどういう仕事をしたいのかを考えて、転職を決めると良いと思います。

将来性に関しては…正直何とも言えないところなんですよねえ。

2020年のオリンピックを受けて国民のスポーツへの関心が高まり、スポーツ関連事業に手を出す企業が増えればスポーツインストラクターの将来は超明るい。

しかし、それには経済的余裕と人々のブラック労働からの救済が必要となります。

少なくとも将来性が無い仕事とは言えないでしょうが、「ある」と断言できないというところです。

転職エージェントを使って相談しまくろう!

スポーツインストラクターに転職するときに大事なのは、自分が本当に転職すべきかを客観的に考えることと、自分に合うのはどういう職場かを考えることだと僕は思います。

ただ、客観的に考えるのは自分一人だと限界があるんですよねえ。

そこで…転職エージェントの利用をオススメします!

転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することで、完全に客観的な意見を得ることができます。その意見と自分の心の動きとを照らし合わせ転職すべきか決められるし、自分に合う職場の特徴・種類なども見つけられるはずです。

転職エージェントを使って相談をすることが、未経験者がスポーツインストラクターへの転職を成功させるための一番のポイントと言えるのではないでしょうか。