「職場でいじめにあっている」
「自分はいじめられてないけど、いじめがある職場にいるのが辛い」
いじめが原因で会社を辞めたいと思っている人は多いと思います。
このページでは、いじめで悩んでいる社会人が起こすべき行動について考えていきたいと思います。
職場のいじめを相談できるところはある?
まず、職場のいじめを誰かに相談するという選択肢があります。
職場を辞めて転職するとしても、他の手段を取るとしても、自分の心を楽にしてあげることが先決です。いじめで心が苦しんでいる状態だと、適切な判断が出来ませんからね。今は心の健康を害されている状態だから。
相談先は、職場以外の友人がベストだと思います。
高校や大学からの友人に連絡を取って、飲みに行くなどして相談してみましょう。自分が「なんでも話せる」と思える友人に話すことで、気が大分楽になります。それに、友人は時にやさしく時に厳しく意見をしてくれるものなので、自分の状況を客観的に振り返った上でどう対処すべきかが見えてきますよ。
ただ、友人や身近な人には相談しづらいという人もいるでしょう。
そういう場合は社内に相談するか、社外の相談窓口を利用するかの二択になります。
社外の相談窓口には、都道府県労働局「総合労働相談センター」「労働基準監督署」などが挙げられるでしょう。身近な存在ではないからこそ冷静に相談できるかもしれませんし、冷静なアドバイスをくれるはずです。
また、社内に相談する場合はいじめに関与していない上司、または労務関係を担当している人物や人事部などに相談するという選択肢もあります。ただ、社内のことに関しては慎重になる人が多いので、相談したとしても職場内いじめに対して何も出来ない人が多いと思います。
いじめが存在する会社は色々な面でダメダメな可能性が高い
いじめが存在する会社が抱えている問題点は、いじめだけではない可能性が高いです。いじめ以外の問題やいじめに付随する問題を抱えているかもしれません。
例えば、職場で一緒に働いているからにはいじめに対して「無視」を貫くことはできないし、暴力・暴言によって気まずくなってしまっては不都合が生じますよね。連絡がスムーズに行きわたらないし、チーム作業はやりづらい…。
業務上、いじめなんていうものは悪影響しか及ぼさないんです。
ビジネス組織である会社にとって、全く必要が無いものと言えます。それどころか存在し続けると邪魔になるような、ゴミ同然のものなんです。
そんないじめが発生してしまう職場というのは、業務の効率より個人の感情を重視する非効率的な職場と言えるでしょう。
また、いじめは組織の統制がイマイチ上手に取れていない職場で発生することが多いと僕は考えています。
組織として人間の統制がしっかり取れていれば「仲間外れ」は起こり得ないし、「いじめ」という迫害行為は起こり得ません。迫害が起こっている時点で「統制が取れていない」ということなので、いじめのある職場=組織としてガタガタと言えます。
そんな職場で働き続ける必要があるでしょうか?
転職を前向きに考えるべきではないでしょうか。
会社都合とか有利不利とか、勝ち負けにはこだわるのは損
自分が悪いわけではないのに自分が転職しなきゃならないとなったら、なんだか腹が立ちますよね。いじめを受けている被害者は自分だからと、会社都合退職で辞めたいと思う人も多いのではないでしょうか。または、転職をすると負けた気がすると思う方も多いかもしれません。
いじめのある職場にうんざりしている人も、なんとかして不利にならないように転職したいと思うものでしょう。
でも、それらにこだわりすぎるのは損です。
会社側は「いじめがあった」という問題自体を認識したくないと考えているんです。これまであなたの職場のいじめが放置されてきたことが、それを物語っています。
だから、会社都合退職を素直に認めてくれるわけがありませんよね。「いじめ? 何を言っているんだ、被害妄想もたいがいにしてはどうかね、そんな事実はなかったよ」と言われて終わりです。
また、勝ち負けというのもなんだかおかしな話だなと思います。強いて言えば、この場合勝利したことになるのは「クソみたいな職場から抜け出したこと」ではないでしょうか。今が暗いとしても、同じところに留まるより明るい未来を信じて別の場所に移る方が勇気が必要だから。
だから、有利とか不利とか自己都合とか会社都合とか、勝ち負けとか気にするだけ無駄。
考えるべきなのは、どうしたら自分の望む職場に転職できるのかということだけですよ。
いじめがある職場から脱出するための転職戦略
職場のいじめが原因で仕事を辞めたい人が転職で成功する秘訣は、ふたつあります。
第一の秘訣は、「転職エージェントを使うこと」です。
転職エージェントを使うことによって、今のあなたにふさわしい職場がたくさん見つかります。自分が希望するだけの年収や休日日数が実現できるだけでなく、組織として統制が取れているところに転職できるんです。
もちろん、希望年収や休日日数などはバランスを見る形になるので、どちらも限界まで希望を叶えることはできません。ただ、それは自分で転職をしても同じことが言えます。転職エージェントという後ろ盾の有無を考えると、自分で転職するよりもその限界は引きあがるでしょう。
いじめの無い職場に転職できて、待遇も改善、まさに一石二鳥です。
第二の秘訣は、「転職理由を明るく話すこと」です。
ここで言う「明るく話す」というのは声のトーンや話し方のテンションだけの話ではなくて、転職理由自体を明るいものにするという意味も含んでいます。
「前の職場でいじめや人間関係のトラブルが…」なんて、間違っても言っちゃダメですからね。
自分に非があるわけでないとしても、人間関係に問題があるのではないかと疑念を持たれてしまいます。あなたに非があるかどうかなんて、求人先企業からしてみたら判断しようがありませんから。
とりあえずそこは伏せておきましょう。
ただ、転職理由は職場との不一致であるという点は隠さずに「自分を活かせる職場で実績を挙げたい」という方向で語ることをオススメします。
以上の二つが、転職成功の秘訣!
今いじめを受けている人も、誰かが職場でいじめられていてうんざりしている人も…
正直、今の職場はもうどうにもならなくて、「いじめの横行する職場」としてじめじめした雰囲気が続くだけかもしれません。
いつでも脱出できるように転職活動を始めておきましょう。
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
僕がおすすめしている転職支援サービスは無料の転職エージェントです。就業相談から求人紹介、採用対策まで、転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。僕も実際に利用して転職を成功させました。
そして、数多くある転職エージェントの中で1番おすすめなのはマイナビエージェント。当ブログで150人を対象に行ったアンケート調査で評価が最も高かった転職エージェントです。
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