新卒入社して新人として働き始め、早く仕事を覚えて一人前になりたい一心で頑張ろうと思っていた。だけど、教育係の先輩は仕事をほとんど教えてくれない…。ほとんど放置状態。それなのに、出来ないと怒られてしまう。
良くある話だけど、それは1年目の新人が悪いわけではありません。
だけど、そんな職場で働き続けるのは辛いことです。仕事を教えてくれない職場に悩んでいる人に、僕からいろいろ伝えたいことがあります。
仕事を教えてくれない理由
彼らがどうして、新人に満足に仕事を教えないのか、一度は考えたと思います。「忙しいのかなあ」「嫌われているのかなあ」と色々見当がつくかもしれませんが、僕が思う一番の理由はこれです。
「教えて方が下手クソ」「どう教えたらいいかわからない」
だから、仕事を教えずに放置するわけです。わからないから教育係としての仕事を放棄しているという、完全な怠慢! それに振り回されている新人の置かれている状況は、理不尽そのもの。
彼らも、本当は仕事を教えるつもりがあるんだとは思います。だけど、わからないから放置しておくという選択肢を取るような無能なんです。
ただ、それだけの話。
仮に「忙しすぎて教えられない」というのなら、職場自体が狂っているんだ。新人を育てる余裕が無いくらい忙しいのに新卒を採用するなんて、無責任にもほどがあるし、意味がわからない。
結局、教育担当者が悪いか職場が悪いかということになるわけですが…。
どちらにしても、自分からはどうしようもないことが多い問題なわけです。
教えてくれないなら質問しに行くこともできるけど…
教えてくれない教育担当者に期待しても、無駄です。
教育担当者じゃない人にも、質問しに行きましょう。人によっては「積極的に教えないけど、聞かれたらちゃんと答える」スタンスの人もいますからね。忙しそうにしていたとしても、仕事のために必要な質問なら答えてくれる人が多いはずです。
だから、自分から積極的に質問に行きましょう。
わからないことの答えが得られると同時に、「積極的に質問するやる気のあるやつ」と思われる可能性もありますよ。
ただ、この方法には欠点があります。
新卒は、「何がわからないのか」すらわからないことが多い! だから、仕事を教えてくれないけど仕事が出来ないと怒られるという状況において、使えないことがほとんどです。
わからないことがわかると言うと哲学みたいだけど、質問しに行けるくらいには仕事を教わっていて知識がある人間じゃないと、この方法は使えません。
何がわからないのかがわからない人へ
新卒1年目にありがちなのが、何がわからないのかがわからないから質問にも行けないということ。専門用語が頻発する仕事だと、単語の意味すらわからないから「新入社員から質問する」という選択肢は潰えますよね。専門用語が無くても、最初のうちは「何がわからないかは不明だけど、漠然とわからない状態が続く」ことがよくあります。
だからこそ、教育が必要になるわけです。
わからない…? 違う。知らないんです。
他の先輩に質問しに行ける人は、その時点でとても有能だと思います。少なくとも知識があるから「わからない」ことの本質を理解出来るし、効果的な質問も思いつく。普通の新卒1年目の人材には、真似できません。
だから、教えてくれないならどうしようもないんですよね。
ただ、諦めるとそこであなたの社会人人生は崩壊してしまいます。
他にも対象法がありますが、最終的には早々に見切りを付けて、転職するというのが一番良いんじゃないでしょうか。
第二新卒に対し、会社は「社会人としての基本マナー」をことさらに教えることはしませんが、仕事のことを最初から教えることはします。社会人としての基礎が備わっているが、仕事に関しては未経験の新卒同様として見られるのが第二新卒ですから。
だから、転職したら仕事を教えてくれる人がいる。
しっかりと仕事を学べるわけです。
ただし、転職するときのメンタルは「嫌な先輩から逃げる」というものじゃなくて、「同業他社に転職して先輩より仕事出来るようになり、一泡吹かせてやる」という前向きなメンタルの方が良いでしょう。
転職の前に、上司に訴えかける方法もある
上司じゃなくて先輩が教育担当になっている場合、上司に訴えかけましょう。上司が先輩の教育状況を把握しきれていないことが多いです。上司としては、新人が使えない状況が一番ダメだから、仕事を教えてくれない先輩に喝を入れてくれることがあります。
もっと良い対応をしてくれる人なら、その先輩を教育担当から外し、違う人を付けてくれることもあり得ますよ。
担当者を変えないと波風が立つし、「お前が上司に言ったんだろう」と要らない軋轢を生むことになりますからね。もちろん喝を入れてプレッシャーをかけるだけで担当者の変更が無いこともありますが、仕事を教えてもらえない今の状況よりはマシでしょう。
やっかんでくるかもしれませんが、一人前になってから仕事で見返せばいい話です。
結局、上司に報告して対応してもらうか、転職するかの二択になります。
少なくとも、今の環境に身を置いていても成長できません。先輩のクソみたいな怠慢や、会社のクソみたいな状況のせいで成長が止まるなんて、バカみたい。
自分の成長のため、出来る最大限の努力をしよう!
僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…
それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。
転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。
- 転職を決断する勇気が出ない
- この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
- 転職後の自分をイメージできない
- 辞めることを言い出しにくい
- 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
- 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない
これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。
でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。
だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。
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