新人にパワハラをする上司はね、あまりにバカで救えないわな。

新卒入社した会社の上司によるパワハラ被害にあう人は、結構います。「最近の新入社員はハラスメントと判断する基準が低くなった」とぼやく団塊世代の人も多いけど、「うるせえ! 人が嫌がることをするのはハラスメントじゃい!」と僕は言いたい。

上司のパワハラに悩んでいる人は、一人で抱え込まないで。共有しましょう。

辞めたいと思っているなら、転職して上司を見返そうぜ!

パワハラ、誰が悪いの?

パワハラをされている人の中に、「もしかしたら自分が悪いのかもしれない」と考える人は結構いると思います。その考え自体は、別に悪いことじゃありません。実際、自らパワハラの原因を作る人は結構います。

たとえば、こんな人。

  • 上下関係をうまく理解できていない
  • 仕事が出来ない奴というイメージを持たれた(何度も小さなミスを重ねた)
  • 上司に正論をぶつけてしまう

アルバイト経験が無く大学で部活動にも入らなかった人にありがちなのが、上下関係がうまく理解できていないということ。これまで横の繋がりばかりだったところに、急に縦の繋がりが出来るわけだから仕方がないと言えばそうですけどね。

ただ、上司はそれを仕方がないとは思わなかった。

また、小さなミスを何度も重ねることで「こいつは仕事が出来ない奴だ」と、何をしても悪く言われることもあります。成功しても褒められず、悪いときだけ執拗に責められる損な役回りです。

他にも、上司に正論を言ったり、上司に対してミスを指摘したり「この方が効率がいいですよ」と言ったりすると反感を買います。「新人のくせに、なんだこいつは」というわけです。

だけど、それらは原因が自分にあるというだけ。

別に、パワハラなんかする必要ありませんよね? 上下関係を理解出来ていない新卒には直接注意すればいいだけだし、仕事が出来ない奴には普通に叱ったり教えたりすればいいだけだし…。

正論を言われてムカつくとしても、ハラスメントをしてしまうとそれは子どものイジメです。

あなたに原因があるとしても、パワハラに関しては常に上司が悪い。

大事なのは、転職する前に「自分にパワハラの原因になるところはなかったか」を振り返り、転職後はそれを改めるようにすることです。

転職せず、パワハラを止めさせることは可能?

まず、自分の中にあるパワハラされることになった原因を取り除こうとしても、無駄です。一度パワハラの対象になると、上司が「こいつ変わったな」と感じたとしてもパワハラを止めることはできません。

上司からすると、止めることは自らの卑しさとバカさを認めることになるわけだから。

転職した後に原因を取り除いてパワハラの対象にならないよう頑張ることは意味があるが、今の職場でそれをしてもダメ。

パワハラ上司は、どうしたってパワハラの対象を見つけては攻撃するんだから。勝手に敵を見つけて攻撃する自走砲みたいなもんです。

じゃあ、制度を駆使したらどうか?

たとえば、労働組合や労基に相談するという選択肢がありますよね。労働組合が強い会社なら、労働組合の力によって自分の異動が認められることがあります。最高のケースだと、上司が飛ばされるということもあるでしょう。

労基もそうです。

ただ、パワハラを客観的に証明して認めてもらうのは非常に難しい。他の労災と違って、パワハラ労災に関しては目に見えないし、調査のときに上司が体裁を完璧に取り繕ったとしたら認められるのは困難。

結局、上司にパワハラを止めさせることは出来ないと思っておいた方が良いと思いますよ。

新卒1年目から上司と直接戦うのは、めちゃくちゃ疲れます。成功したとしても「この新人怖いわー」と目を付けられたり、ひんしゅくを買ったりする可能性が高い。その労力を転職活動に費やす方が、有意義です。

ミスを連発してパワハラ対象になった人へ

先ほど、パワハラされる原因の中に小さなミス連発による「仕事出来ない奴イメージが付いた」ということがあると語りましたが、それに当てはまりそうだと自覚がある人は転職の際注意が必要です。

今の仕事、続けない方がいいかもしれません。

新入社員に、ミスは付き物です。ただ、呆れられたり周りの新卒入社した同期よりも明らかにミスが多かったりするのなら、その仕事に向いていない可能性があります。パワハラ対象になるということは、「他の奴より仕事出来ない」「特別ダメな奴」というレッテルを貼られたということですから。

今の仕事は向いていないんでしょう。

それなら、向いている仕事を探して転職したら次はどんな上司がきてもパワハラ対象にならないし、自分自身もミスが少なく気持ちよく仕事が出来ると思います。

向いている仕事を探すため、自分の適性を知りましょう。何が得意で何が苦手かを振り返り、ときには友人や家族などに聞いてみてください。

また、日ごろどんなミスをしているかメモを取ることでも向き不向きは段々とわかってきますよ。

転職をする前に、しっかりと見定めておきましょう!

パワハラ上司から逃げるだけの転職にしない

パワハラ上司から逃げる転職は大いにOKなんですが、それだけだと少しもったいないです。

転職をするとき、職場にどんな上司がいるかは運の要素が強いんですよ。転職エージェントを使うと職場の雰囲気などがわかりますし、ある程度は上司の人となりも見抜けます。だけど、人は途中で変わるから、転職後何かのきっかけでパワハラ上司になることもある。

だからこそ、パワハラ対象にならないように気を付けることが必要なわけだけど…。

それよりも前の問題、転職をするときに「上司から逃げるだけ」だと損をする。

どうせなら、今より条件がいいところに転職したくないですか? 新卒にそれは可能かと不安になるかもしれませんが、今より少しだけ良いところというのなら可能です。たとえば、残業が少ない会社や休日が多い会社などなど…。

給料は難しいけど、それ以外の条件は重視できます。

第二新卒からでも、問題なく、ね。

転職する際、転職エージェントを使って職場の雰囲気などを聞き出すと同時に、あなたの希望条件を伝えて「逃げの転職」だけに終わらない「前に進むための転職」をしましょう!

今より良い会社に転職することが、パワハラ上司を見返してやることになるんだ。